Rhein

ライン級空母 ライン (軽空母設計案)

性能諸元

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

・派生艦船

・兵装

・艦載機

ゲーム内説明

ライン級は二次大戦中に開発された艦隊型軽空母の設計案であり、複数隻を建造することが検討されていた。当時ドイツで設計された他の多くの艦艇と同様にディーゼル機関を採用した案となっていた。

解説

ティア4なのにエンクローズドバウやカタパルトを装備しており、近代的な見た目をしている。(ゲーム内性能には関係無いが)
その見た目通り母艦の性能は他国と比べても高いが、艦載機は他国同様旧型なためか、やや扱いにくいものとなっている。

これまでのタフネスで強力な火砲を持つ戦艦とは異なり、航空母艦は艦載機を主軸に立ち回り、母艦は脆弱という特徴を持つ。
艦載機は遠く離れた敵に攻撃が出来たり、敵を発見出来るため航空母艦は史実同様、戦闘に最大級の影響力を持ち、高ティアになればなるほど航空母艦の腕前の差がその試合の勝敗に直結する。
予め、wikiのページの航空母艦の欄を見て、空母の役割等、知識を入れてから空母を扱うと良いスタートダッシュを決められるだろう。

・爆撃機
ドイツツリーの特徴で本艦の爆撃機は他国空母とは異なりAP爆弾を搭載。これは火災が起こらない代わりに比較的高ダメージで防郭貫通が期待できる爆弾である。
本艦の爆弾も1456ダメージと、ラングレー爆撃機の1400を超える高ダメージとなっている。中隊は2機2中隊であるため整備時間が非常に短いのはいい長所であるといえる。
しかし機体HPが平均的であるにも関わらず搭載数が僅か8機しかないため(ラングレー18機、鳳翔9機)、対空警戒持ちの巡洋艦や戦艦の塊に突撃させるとティア4なのにも関わらず箱(残機０)になってしまう。帰還ボタンを使って2中隊の爆撃機の距離を纏めることで対空砲にあたる時間を短くして被害を抑えるなど、工夫したい所。この艦載機を纏め、まとめる技術はティア10になっても使うため、余裕があれば習得しておこう。(2中隊発艦→最初に出した爆撃中隊だけ帰還ボタンを押し、ミニマップを見て後発の爆撃中隊と位置が重なるよう調整する。)
精度はラングレーと同程度と思われ、駆逐艦には当たったり当たらなかったりする。駆逐艦相手であっても余り過貫通しないので、当たりさえすれば結構痛い。
しかし貫通力が少し足りないのか、巡洋艦にはしっかり貫通するものの、戦艦に対しては半貫通に抑えられがちである。ラングレー爆撃機のように貫通しない相手にも火災でダメージを稼ぐような事はできないので与ダメが伸びにくい。そのため、主に巡洋艦を狙うと良いだろう。因みに防郭率は150%のようで、通常約1400ダメージの所、バイタルダメージは約2000ダメージとなる。しかし戦艦砲並みの爆弾ダメージにも関わらず駆逐砲と同じ防郭率150%と低い上、一戦中に5回6回と抜けるわけでもない(せいぜい2回と言ったところである)ので、ぶっちゃけ与ダメにはあまり影響しない。バイタルが抜けて気分が良くなる程度の効果しかない。

・雷撃機
一度に出撃可能なのは2機1中隊で搭載数は僅か6機。甲板には7機駐機しているのに！。アーガスと鳳翔が12機搭載であるのに比べると非常に心細い。整備時間は一機当たり4.9秒とかなり長いため、小規模の2機中隊であるにも関わらず中隊整備時間は9.8秒と回転率は悪い。何よりも、先に帰ってくる爆撃機は中隊整備時間5.4秒と短いため、攻撃のサイクルが合いにくく使いづらい。HPも1176(鳳翔1322、アーガス1456)と非常に低く、爆撃機以上に丁寧に扱わないとすぐ枯れてしまう。狙う相手をしっかり選んだ上で、T4以上の戦艦などまともな対空のある敵に対しては爆撃機とまとめて飛ばし、さっさと攻撃して帰還させよう。手間取っていると駆逐艦にすら撃墜されるという屈辱を味わうことになる。
ダメージ1400(鳳翔1904、アーガス1568)と浸水率8%は両方とも低く、2機しか飛ばせないためかなり火力不足。
良い点としては、雷速が66.69ktとかなり速いため同じ2機中隊のアーガスよりもかなり当てやすい事(あと単純に1中隊なので扱いやすい)、米英空母と同じく拡散しにくいためエイムさえ合っていれば命中させやすい事、英空母よりも魚雷同士の幅が広いので多少狙いが外れていても1発だけ当たったりしやすい事が挙げられる。それでも鳳翔よりは使いづらいので、空母初心者は本艦より先に鳳翔やボーグで練習した方が良いだろう。

・副砲
自動副砲なのでプレイヤーは操作できない。自動副砲にしては長射程でかつそこそこ正確に狙ってくれるため、botの中に突っ込むと90発近く当ててくれることも。しかし所詮小口径砲片舷4門なので、肉薄してきた駆逐艦を返り討ちにできないが、瀕死であれば案外撃沈してくれることも。
とはいえ、立ち向かいはせず、素直に逃げよう。自動副砲なので、撃っても隠蔽が悪化しないのも強み。
余談だが、本砲は戦艦ツリーのビスマルク、グナイゼナウや同国プレ空母のグラーフ、エーリヒの自動副砲、巡洋艦ツリーのヒッパーの対空砲に搭載されている105ミリ砲ではなく、独巡のニュルンベルクまでに載っている88ミリ砲である。なので対空射程が3キロしかない。

・対空
ニュルンベルクで使われる両用砲を装備していることや、大口径、小口径対空を両方装備しているからか、Tier4では戦艦まで含めても優秀な部類だが、単独での撃墜は難しい。
味方の対空支援があれば1ウェーブに1~2機ほど落とすことは可能である。

・装甲
他国空母と大して変わらず軽巡APでも大ダメージを受けるため、大前提として敵から撃たれない距離と位置を保とう。

・機動性
同格空母では最優秀なので位置取りや敵から逃げるためやプッシュの際に優秀である。

・隠蔽性
被発見距離は鳳翔と同じ7.2kmで少々悪い。因みにラングレーは7.08km、アーガスは突出して短い6.12km。機動力の分の致し方ない犠牲である。

・生存性
空母にしては生存性が高い。HPと装甲自体はどんぐりの背比べレベルだが、快速故にちゃんとマップを見て事前に逃げ始めれば追いつかれてボコボコにされることは少ない。しかし本体の打たれ弱さは他国空母と変わらないため、戦艦に腹を晒せば2~3斉射で沈む。機動性あっての高い生存性と言えるので、裏取り駆逐艦などにはしっかり警戒しよう。
とはいえ、マップ端に籠るのは艦載機の回転率がガタ落ちするため、論外である。 味方戦艦の一歩後ろか、見つかる2km手前くらいがちょうど良いポジショニングである。

・消耗品
空母の定番消耗品である隠蔽、飛行速度、艦載機HPアップ。

・装備
　・兵装　あえて何も積まないのも選択肢である。筆者は爆撃機の方が残り機数がカツカツになりやすかったので、何か選ぶのであれば空母内格納庫改良Ⅰが良いだろう。しかし雷撃機の操作に手間取って雷撃機が枯れやすいという艦長は、空母内格納庫改良Ⅱを選んで雷撃機搭載数を1機増やすと良い(ただし爆撃機搭載数が1機減ってしまうが)。結局、爆:雷の比率が8:6(装備なし)のままが良いか、9:5(改良Ⅰ)が良いか、7:7(改良Ⅱ)が良いかという話になり、ここは個人の好みだろう。枯れやすい方を増やしたい。
　・防御　推力改良Ⅰか操舵装置改良Ⅰ
　・適正　推力改良Ⅱ　元々速い速力を強化して駆逐艦から逃げやすいようにしたい。

・エリート特性
　・船体強化　HP+4％
　・エリート整備士　急降下爆撃機準備時間-5%、雷撃機準備時間-5%、戦闘機準備時間-5%
　・功績　EXPアップ+10%

・総論
アーガス程ではないが使いづらい上に弱い空母。火力が低いためちゃんと攻撃を当てても全くダメージが伸びず、攻撃しても撃沈までに非常に時間が掛かる。この低い火力を最大限活かすため、また艦載機の保護のために目標の選定が重要になる。具体的には視界が取れていない味方の援護、劣勢サイドの火力支援、ミリ残しの敵の止めなどが挙げられる。
加えて、初心者にとっては搭載数の少なさも厳しいだろう。特に対空砲を装備する艦の増える格上とマッチした時は、しっかりと目標選定を行わないと自動副砲が撃てるだけのビックリ箱になってしまう。艦載機の温存には敵の塊は避け、孤立している敵を狙うこと。また単艦であっても格上の戦艦も狙わないほうが良い。
テキサス、非botオマハ、金剛などはティア比で強力な対空を持っているため、特に警戒したい艦艇の一つである。
次級ヴェーザーからは艦載機、副砲ともに大幅に強化されるので楽しみにしておこう。
それか既に他国空母ツリーを進めている艦長であれば、フリー経験値で飛ばすのもアリ。しかし、
ティア4空母は良くも悪くも火力が低く、高ティアほど影響力が大きく無いため、不慣れな艦長はここで空母の基礎を習得し、後半の空母で大空の支配者に成長してくれることを願う。

戦闘名誉章

史実

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小ネタ

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