Tier 5 イギリス 重戦車 Excelsior(エクセルシオール)
エクセルシオール重突撃戦車はクロムウェル巡航戦車を原型とした試作戦車である。
「エクセルシオール」とは、ラテン語で「気品がある」「優れている」を意味するExcelsiorという単語の英語読みである。
原語の発音から「エクセルシオール」と読む場合と英語読みで「エクセルシアー」と読む場合があるが、本車両は英語圏では英語読みされていることが多い。
よってどちらで呼んでも構わないので気に入った響きの方を選ぼう。
基本性能(v6.10.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (ゴールド) |
Excelsior | V | イギリス | 重戦車 | 800 | 120/31.75/108 | 39/12 | 41.05 | 2,400 |
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武装
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | 75 mm Gun Mk. V | 9.23 | AP APCR HE | 110 144 38 | 160 135 200 | 1477 1246 1846 | 0.42 | 2.3 | 64 | 56 2800 7 56 | 500 | +20° -9° |
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砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
V | Excelsior | 120/92.1/92.1 | 22 | 240 | 6,000 |
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射界 | 全周 |
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エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
V | Rolls-Royce Meteor | 600 | 20 | 744 |
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履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
V | Excelsior | 44.10 | 25 | 8,000 |
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乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
派生元:なし
派生先:なし
解説
概要
イギリスTier5課金重戦車。ゴツイ見た目とお名前が非常に一致しない…
装甲と機動力が優秀な一方、肝心の主砲性能が悪めという悲しみを背負ったアンバランスな課金戦車らしい戦車である。
本戦車ではいかに走・守で攻をカバーするかが重要になる。
車体
装甲はアンバランスではあるものの非常に頼りになる。この戦車の全ては装甲にあるといっても良いほど。
正面上部は120mm装甲、下部は114mm装甲で傾斜はなく、数値そのままの防御力である。大半の中軽戦車の通常弾を防ぐことが出来るが、重戦車や駆逐戦車からは貫通されると思った方が良い。昼飯を行うことで跳弾の可能性を高めよう。中間部と最下部は54mmだが、強制跳弾角度の傾斜があるため、特に気にすることはない。
一方で、側面装甲は31mmとかなりにペラい…というのは誤解である。実のところこの戦車の側面装甲にはサイドスカートや履帯によって実質70mm程度は存在するため最低限の装甲は確保されており、昼飯・豚飯を行えば十分に跳弾を期待できる。
ただし真横になれば本当に31mmとなってしまう部分もあるため過信は禁物である。
背面装甲は108mmと背面にしては非常に厚く、軽戦車や格下の通常弾程度ならば跳弾できる。しかし、あまり実用的ではなく、あくまで背面を取られた時の保険程度の認識に留めておこう。
Churchill Iとは異なり、正面は明確な弱点(履帯裏の悪魔等)もなく数値通りの防御力を発揮してくれる。体力も900と豊富で全身の重装甲と合わせて打たれ強さはある。
その一方で垂直装甲なため格上や課金弾だと余裕で抜かれるので注意しよう。装甲に頼ると言うよりも足を生かした立ち回りをするべきである。
砲塔
正面は車体と同じ120mmの垂直装甲で、同格の通常弾までは有効な点も変わらない。
防盾は本装甲が0mmとなっているが、120mmの空間装甲が存在しており、防御力は正面全体と変わらない。
側面は92mmと非常に厚いため、榴弾貫通どころか格下の通常弾まで防ぐことが可能である。
全体的に重装甲であるものの、垂直装甲で構成されているため数値以上の防御力はなく課金弾には無力となる。車体と同じく装甲に頼った立ち回りは避けよう。
主砲
- 75mm Gun Mk. V
この戦車一番の問題点である主砲である。
単発火力が160ダメージと控えめだが、最大DPMは1679と高く、手数タイプの主砲である。
しかし、貫徹力が通常弾が110mm、課金弾でも144mmと非常に貧弱で、砲弾調整を搭載してやっと同格中戦車と肩を並べるほど。格上どころか、昨今のバケモノTier5HT達にかなり苦労する。いかに高いDPMで低貫徹をカバーしていくかが重要となる。
格下の対処は楽にしても格上の処理には課金弾の使用は必須となる。そのためのクレ係数であり、十分な数を搭載し使用を躊躇ってはならない。
照準速度、精度共に平均的だが、単発火力や貫徹力を鑑みるとお世辞にも使い勝手が良いとは言えない。
総じてTier5の重戦車としては力不足感が否めなく、重戦車を正面から相手取るには荷が重い。とにかく機動力、味方との連携や体力の使い方など低い貫徹力を補う立ち回りが必要である。
機動性
- Rolls-Royce Meteor
機動性、旋回性能も重戦車としては優秀。馬力自体は600hpと高いわけではないものの、重量が軽いためか加速性能も優秀。ストレスを感じることはない。
よって味方から取り残されることは勿論、中途半端なNDKなどを返り討ちにすることも容易である。
ラムも場所と相手を選んで行えば強力な武器となる。最終手段として覚えておこう。
砲塔旋回は22°/secの為あまり良くはないものの、その車体旋回速度が優秀なためそこまで不満はない。
総論
Excelsiorは優れた装甲と(重戦車としては)優れた機動力を活かして正面の戦線を構築するのが役目である。
しかし、課金弾を使用されれば容易く貫通されてしまうので、装甲を過信した突撃は禁物である…
また、綻びかけた敵の戦線を中々頼れる正面装甲と優れた機動力で突破することも可能。
しかし解説の通り側面は鉄壁とは言えないので、突撃する場面は見極めなければならない。
特徴
長所
- 重戦車にしては良好な機動力
- そこそこ高いDPM
- 優れた正面装甲
- 俯角が9度も取れる
- ラムアタックが強力
- 側面には空間装甲があり、HEやHEATに耐性がある
- HT中では魅力的なクレ係数の高さ(153.0%)
短所
- 低すぎる貫通力(課金弾を使用しても144mm止まり)
- イギリス戦車特有の垂直装甲
- 薄い側面装甲
- (HTとしては)低めな豚飯適正
歴史背景
フランスや北アフリカの戦いで巡航戦車シリーズ及び歩兵戦車のバレンタイン歩兵戦車、マチルダ歩兵戦車はドイツ戦車相手に苦戦を強いられ、アメリカからレンドリースされたM4中戦車シャーマンでさえティーガーIの登場で無力となってしまう。
そんな中、「巡航戦車と歩兵戦車の任務を兼務できる車両」が発案され、新たなる戦車「突撃戦車」として構想が固まり、A33Excelsior重突撃戦車が生まれた。
車体と砲塔はクロムウェル巡航戦車のものを強化したものが使用されたが、足回りにはA試作車はアメリカ試作重戦車T1 Heavy Tankの部品が流用され、B試作車はR/L式懸架装置と呼ばれる、ロールス・ロイス社の開発した走行装置を用いていた。
砲は、A試作車が6ポンド砲、B試作車が75mm砲を搭載している。
最大装甲厚114mm、路上最大速度38.62km/hを誇り、75mm砲を搭載する本車は、最高速度こそクロムウェル巡航戦車に劣るが装甲厚と火力で勝り、M4中戦車シャーマンに対しても火力と速度が同等で、装甲厚は凌いでいた。
しかし、こうした高性能を持ちながら本車は採用されなかった。
理由としては
・M4中戦車シャーマンの供給が順調すぎるほど行き届いていた。
・クロムウェル巡航戦車の改良で装甲厚に関しては賄えると判断された。
・チャーチル歩兵戦車の改良型が前線で好評だった。
・既存車の量産が優先された上、製造担当メーカーのイングリッシュ・エレクトリックの生産能力が低かった。
などが挙げられる。
こうして開発が成功したにも関わらず計画中止となってしまった本車だが、「巡航戦車と歩兵戦車の任務を兼務できる車両」という思想は後のセンチュリオンへと受け継がれていくこととなる。
本ゲームのエクセルシアーはB試作車である。
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
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