T1 Heavy Tank

Last-modified: 2025-06-03 (火) 02:00:33


Tier 5 アメリカ 重戦車 T1 Heavy Tank

T1H.jpg

アメリカ最初の重戦車、T1 Heavy Tank。
次に研究できるM6重戦車の開発途中のバージョンであり、M6とは外見、スペックともによく似ている。
ライバルのKV-1には単発火力、Churchill Iには貫通力で劣るが、装甲と機動力で勝る。

 

直近90日の平均勝率:55.19%(2021年9月13日現在、BlitzStars調べ、ver8.2.1)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。

 

基本性能(v7.8.0)

車体Tier国籍タイプ耐久値
(HP)
車体装甲厚
前面/側面/背面
(mm)
最高
速度
(km/h)
初期
重量
(t)
本体価格
(クレジット)
T1 HeavyVアメリカ重戦車650~742140/76/413457.88400,000 cra.png
 

武装

砲塔:T1D5

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)
俯
仰
角
V3-inch Gun M76.52AP
APCR
HE
101
157
20
160
135
200
1043
880
1304
0.462.3560 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,450+30°
-10°
 

砲塔:T1D6

Tier名称発射
速度
(rpm)
弾種平均
貫徹力
(mm)
平均
攻撃力
DPM
(HP/分)
精度
(m)
照準
時間
(s)
総弾数弾薬費
(Cr/G)
重量
(kg)
俯
仰
角
V3-inch Gun M76.98AP
APCR
HE
101
157
20
160
135
200
1117
942
1396
0.462.3620 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,450+30°
-10°
VI76 mm Gun M1A18.11AP
APCR
HE
128
177
38
160
135
200
1298
1095
1622
0.432.3720 cra.png
2800cra.png 7gda.png
0 cra.png
1,567
 

砲塔

Tier名称装甲厚(mm)
前面/側面/背面
旋回速度(°/s)視界範囲(m)重量(kg)
IVT1D5115/83/83312307,020
VT1D6140/85/83302308,020
 

エンジン

Tier名称馬力(hp)引火確率(%)重量(kg)
VWright G200 M795C9GC170020612
VIWright G2X M781C9GC175020612
VIIWright G200 M781C9GC180020612
 

履帯

Tier名称積載量(t)旋回速度(°/s)重量(kg)
IVHVSS T3161.502010,600
VHVSS T3561.502510,600
 

乗員

  1. Commander
  2. Driver
  3. Gunner
  4. Gunner
  5. Radio Operator
  6. Loader
 

派生車両

派生元:M7
派生先:M6

 

開発ツリー

M7━T1 Heavy
15,880fa.png
━Gun.png
3-inch Gun M7
━turret.png
T1D6
2,650fa.png
━Gun.png
76 mm Gun M1A1
5,430fa.png
━M6
27,850fa.png
885,000cra.png
━turret.png
T1D5
━engine.png
Wright G200 M795C9GC1
━engine.png
Wright G2X M781C9GC1
5,300fa.png
┳engine.png
Wright G200 M781C9GC1
17,820fa.png
━suspension.png
HVSS T31
━suspension.png
HVSS T35
2,450fa.png
 

fa.png:必要経験値


 

解説

装甲

カタログスペックでは車体正面装甲は140mmだが、実際は広範囲で150mmを超え*1、Tier5重戦車の中で最高の防御力を持つ。
某「機動戦士Gンダム」に登場するDズル・Zビのように「やらせはせんぞ、やらせはせんぞ!」とばかりにことごとく弾をはじき返してくれる。ただし、下部は83mm程度しかない。格下相手にはこれで十分だったりするが、同格相手には不十分。幸い車高も俯角もあるため、地形などで隠してしまおう。
反面、側面装甲は44mmしかなく、榴弾砲の貫通力弱体化の前は容易に榴弾を貫通されてしまっていたほど防御力が低い。
…というのは完全なる詐欺である。
上部は76mmで、若干傾斜がある為実質84mm程度。豚飯をするにあたって不足はない。
下部は確かに44mmしかないのだが、履帯と25mmの空間装甲が大部分を覆っている為、実質70mm以上確保されていると言っても過言はない。ただし、僅かとはいえ本当に44mmの部分もあるので豚飯中でも動かないのは愚策である。
無論側面に回られると抜かれてしまうが、旋回性は悪くない為落ち着いて対処すれば問題はない。履帯切りには注意。

初期砲塔で目立つキューポラの装甲厚は83mmあるので弱点というほどではないだろう。

最終砲塔は大部分が150mm以上確保されている為、格上MTの通常弾までなら通用する。弱点だった外周部も140mmに増厚された。とはいえ金弾や格上HT等には力不足なのは間違いない。車体ごと揺らしたりして狙いを付けさせないようにしよう。

 

主砲

俯角-10°を初期状態から取ることができ、ハルダウンはお手の物である。

  • 3-inch Gun M7
    初期状態からTier5戦車としては平均的な貫通力と弾速を備えている一方、M7で使えたものより精度、装填時間、照準時間の全てが悪化してしまった。可能な限り早めに換装したい。
  • 76 mm Gun M1A1
    単発火力は変化がない代わりにM7で問題だった精度と装填時間が改善された発展系といえる。
    貫通力はさらに向上し、課金弾を用いればTier6重戦車をも貫通しうる性能を持つ。ただし、依然として精度はあまりよろしくない点には注意。
    ちなみに、この砲はM4 Shermanの最終砲と互換しており、そちらで入手していればすぐ使うことができる。
砲弾の発射点について

『T1は弾が右から出る』と言われることがある。
これはスナイパーモードで発砲すると画面右側から発砲エフェクトが伸びるためで、砲身右側にある小さなスリット(同軸機銃)から発砲しているとも言われる。
しかし実際には砲身左側、大きい方のスリット(37mm副砲用のもの)から砲弾が発射されているらしい*2。
前述のスナイパーモード時の現象については、恐らく視点の中心が問題の左スリットにあるため、本来の砲身から発生する発砲エフェクトが右側に見えるものと思われる。

同じように発砲点がズレる現象はEdelweissでも起きており*3、どちらも現在まで修正されていない。
戦闘面で何か不具合がある訳ではないが、どうしても気になるならチケットを切ってみるのもいいだろう(直してくれるとは言っていない。

なおこの特殊な配置を活かし、砲身を含む砲塔の大部分を遮蔽物で隠したまま左側のみを見せて発砲…という曲芸が可能。

ちなみにほとんど同じ形状のM6では普通に主砲から弾が出る模様

 

機動性

初期状態こそエンジン、履帯の性能が全く不足しているために機動性は劣悪なものの、それはエンジンと履帯の開発によってある程度解決できる。
最終状態では強力な960馬力のエンジンのおかげで重戦車らしからぬ機動性の高さを見せてくれる。
ver7.8.0にて大幅馬力nerfが行われ最終エンジンでも800馬力となってしまった。よって以前より重戦車らしい機動性になってしまった。
以前はTier5HTのOPとして君臨していたがこのナーフによって今は鳴りを潜めている。…おのれWG
とはいえ車重の割には今も速度が出るため、全速での体当たり(ラムアタック)は未だに強烈。
相手にもよるが平地でも軽く砲撃以上のダメージが出せるため、いざという時のために頭の隅に入れておこう。
履帯を切ればかなりの確率で決まる。走り撃ちも出来る中級者以上なら是非。

立ち回り方

全体的に硬めの装甲と重戦車にしては高い機動性、非常に広い俯角を持つ。
硬い砲塔と俯角を持つので、地形や障害物で車体を隠すことでこちらは相手の車体を撃てる状態のまま、相手はこちらの砲塔しか撃てない状況にする「ハルダウン」戦法を得意とする。
以降、この戦車このルートだけでなく様々な車両で有効、必要な戦法の一つとなるからしっかりこの車両でマスターしよう。
豚飯も得意とするが、tier7以降は側面が非常に薄くなるため、こちらを主体として戦いたい人はこのルートには向いていない。
なお、装甲と機動力でMTルートを荒らす運用も可能であり、上手くいけば強力な勝ち筋となり得るが、相手と地形等をよく考えて行なうように。


特徴

長所

  • 全体的(特に車体上部と砲塔)に硬く、理不尽な程格下キラー性能が高い
  • 重戦車にしては高い機動性
  • 上記により体当たりが非常に強力
  • 良好な貫徹力の砲
  • 広い俯角による高い地形適正
  • 車体が長いせいでNDKされにくい

短所

  • 車体が高く隠蔽が低い
  • 同格以上ならば抜かれる車体下部
  • 悪い砲精度
  • 僅かな部分であるが側面装甲に薄い部分が存在する

その他

  • イベント「重力」の時に恐怖のミサイルになれる(…ATGM廃止されたなら自分がミサイルになれば良いじゃないか)
  • 書記長一族のように敵戦車に引っ付くと弱点の車体下部を撃たせなくできる。

初期の研究

  • 中間エンジンと履帯をはじめに研究し、その後最終砲の研究を目指そう。
  • 最終エンジンは後回しでもいいが、どっちみち次のM6でも必要になるのでこちらで研究してしまう方が得である。

歴史背景

wikipediaより
 
image.jpeg
 

第一次世界大戦から第二次世界大戦にかけての戦間期のアメリカでは戦車開発予算が限定されており、アメリカ軍は第二次世界大戦が勃発した時点で少数の戦車しか装備していなかった。しかし、1939年から1940年にかけてドイツ国防軍が行った機甲部隊の投入による電撃戦の成功は、重戦車計画を含むいくつかのアメリカ軍の戦車開発計画を勢いづかせた。戦車の開発経験は少ないものの、アメリカ合衆国には戦車の大規模な開発・量産を可能とする巨大な産業基盤と多数のエンジニアが存在したのである。

 

1940年5月20日、アメリカ陸軍武器科は50トン重戦車の開発作業にとりかかった。まず最初に多砲塔戦車が検討された。これは二基の主砲塔に低初速のT6 75 mm 砲を装備するもので、副砲塔一基には37 mm 砲を据え付け、同軸に7.62 mm 機銃を配した。さらにもう一基の副砲塔には20 mm 砲および7.62 mm 機銃が同軸装備された。4挺の7.62 mm 機銃が球形機銃架に装着された。このうち2挺は車体前面の傾斜装甲に、また2挺は車体の後部の角に装備された。この計画は1940年6月11日に承認され、車両はT1重戦車の呼称を受けた。

 

設計概念は、1920年代から1930年代のヨーロッパを通じて開発されていた、イギリス陸軍のビッカーズA1E1 インディペンデント重戦車やソビエト連邦のT-35重戦車のような多砲塔戦車に類似した。このような「陸上戦艦(ランドドレッドノート)」は、名称の由来たる過度に巨大なサイズ、指揮官から各兵員への指揮の困難、高い生産コストなどの不利があり、ヨーロッパでは設計思想そのものが放棄された。10月までにアメリカの開発者たちもヨーロッパと同じ結論に達した。

 

新たな仕様書では、3人乗りの単一砲塔にスタビライザー制御の3インチ(76.2 mm)高初速砲を採用し、主砲同軸に副砲の37 mm 砲を搭載した。砲塔は手動と電動で旋回するものであった。砲塔は車長用のキューポラを装備したが、これはM3リー中戦車のものと同一である。追加の兵装として、副操縦手の担当する2挺の12.7 mm 機関銃が車体前面に固定装備された。また操縦手によって電気的に発砲可能な2挺の7.62 mm 機関銃が、前面装甲板に据え付けられた。さらに1挺の7.62 mm 機関銃が車長用キューポラに、砲塔の右側後部には装填手の担当する12.7 mm 機銃が回転機銃架へ装着された。エンジンはライト・ホワールウインドG-200(925馬力)を搭載した。搭乗員は、車長(砲塔左側)、砲手(砲塔右側)、装填手(砲塔)、操縦手(車体正面左)、副操縦手(車体正面右)と補助装填手(車体)から構成された。

 

主要な技術的課題のうちの1つは、このような車輛のための駆動装置を開発することであった。オートモーティブ・エンジニアーズ協会が構成した委員会では、空冷式の星型ガソリンエンジンであるライトG-200をエンジンに選定した。しかし適切なトランスミッションが存在せず、トルクコンバーターまたは電気制御変速装置が使用できるか検討され、委員会ではハイドラマチック変速機を開発することを勧告した。

 

1941年から1942年に、電気制御変速装置を搭載したT1E1、トルクコンバータ式変速機を搭載したT1E2とT1E3の計三種類の試作型車輛がボールドウィン・ロコモティブ・ワークスによって製造された。ディーゼルエンジンと連装トルクマチック変速機の搭載が予定されたT1E4はエンジン開発の問題から計画が中止された。試作型各車は車体の製造方法が異なっており、T1E1は車体を溶接で製造し、T1E2、T1E3は鋳造車体であった。最初に完成したのはT1E2で、1941年12月にアバディーンでの試験を経た後、ブレーキと冷却系の改善が施された。T1E3も同じく完成後試験運転が行われた。

戦車辞典より

WoT公式「戦車辞典」より
アメリカで1940年5月に開発が開始されたT1E2は、重戦車として分類されました。鋳造車体と、ダブルディスク油圧変換器を備えた静油圧・機械式変速機を採用している点が特徴的でした。最終的にM6として正式化され、実験的車輌1輌を含め合計9輌が製造されたものの、実戦投入はされませんでした。


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*1 弱点だった部位もbuffされ140mm以上確保されている。
*2 おそらく×float変数の誤差によるもの○砲塔オブジェクトの角度が正確でないことが原因と思われる
*3 あちらは上下のズレだが