Tier 5 フランス 重戦車 BDR G1 B(ベデエル ジェ アン ベ)
ずんぐりとしたフォルム。装甲はやや薄めで同格中戦車クラスである。・・・であった。詳しくは後述。
実におフランス製らしいメルヘンチックな(?)見た目の本車だが、搭載する主砲はかなり強力。最終砲である90mm砲が叩き出す平均225ダメージはTierV重戦車で最高ダメージであり、その貫通力も135mmと高い。ただし、精度は悪めで移動中のレティクル拡散も大きいので注意。
またVer.10.0にて修正が入り強化が入ったためAMX 50 Bを目指して研究を進めるのもいいだろう。
v4.2.0 | 90 mm gun DCA 30の装填時間が9.1秒から10.1秒に増加 |
- 初期モジュール構成と最上位モジュール構成の車輌 HP をそれぞれ 630 ポイントと 690 ポイントから 680 ポイントと 750 ポイントに向上
- 初期モジュール構成と最上位モジュール構成の車体の旋回速度をそれぞれ 29.2 度/秒と 27.12 度/秒から 20.86 度/秒と 22.95 度/秒に低下
- 車体下部の前面装甲を 70 mm から 65 mm に低下
- 初期主砲の防盾横の装甲を 76 mm から 72 mm に低下
- 最上位主砲の防盾横の装甲を 100 mm から 80 mm に低下
- 最上位砲塔のキューポラにある観測装置の装甲を 90/76 mm から 78/68 mm にそれぞれ低下
- 最終砲における100 m での散布界を 0.441 m から 0.422 m に縮小
- 最終砲の照準時間を 6.1 秒から 5.2 秒に短縮
基本性能(v7.1.0)
車体 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (HP) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/h) | 初期 重量 (t) | 本体価格 (クレジット) |
BDR G1 B | V | フランス | 重戦車 | 630~690 | 120/60/60 | 32/12 | 33.76 | 400,000 |
---|
武装
砲塔:FCM F4 (初期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | 75 mm SA44 | 8.00 | AP APCR HE | 100 129 38 | 160 130 170 | 1280 1040 1360 | 0.43 | 2.3 | 74 | 52 2800 7 38 | 1,400 | +14° -5° |
---|
砲塔:FCM F1(後期)
Tier | 名称 | 発射 速度 (rpm) | 弾種 | 平均 貫徹力 (mm) | 平均 攻撃力 | DPM (HP/分) | 精度 (m) | 照準 時間 (s) | 総弾数 | 弾薬費 (Cr/G) | 重量 (kg) | 俯 仰 角 | |
V | 75 mm SA44 | 8.70 | AP APCR HE | 100 129 38 | 160 130 170 | 1392 1131 1479 | 0.43 | 2.1 | 74 | 52 2800 7 38 | 1,400 | +17° -8° | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VII | 90 mm DCA 30 | 5.36 | AP APCR HE | 135 175 45 | 225 190 270 | 1206 1018 1447 | 0.46 | 2.75 | 48 | 255 4000 10 255 | 2,050 |
砲塔
Tier | 名称 | 装甲厚(mm) 前面/側面/背面 | 旋回速度(°/s) | 視界範囲(m) | 重量(kg) |
IV | FCM F4 | 100/76/65 | 28 | 220 | 3,500 |
---|---|---|---|---|---|
V | FCM F1 | 140/100/60 | 26 | 230 | 6,500 |
射界 | 全周 |
---|
エンジン
Tier | 名称 | 馬力(hp) | 引火確率(%) | 重量(kg) |
IV | Renault T12 | 350 | 20 | 540 |
---|---|---|---|---|
V | Renault T14 | 450 | 15 | 750 |
履帯
Tier | 名称 | 積載量(t) | 旋回速度(°/s) | 重量(kg) |
IV | BDR G1 B | 40.00 | 22 | 8,000 |
---|---|---|---|---|
V | BDR G1 B bis | 40.00 | 24 | 8,000 |
乗員
- Commander
- Driver
- Gunner
- Radio Operator
- Loader
派生車両
開発ツリー
B1 | ━ | BDR G1 B 15,800 | ━ | 75 mm SA44 | ━ | FCM F1 2,430 | ┳ | 90 mm DCA 30 9,300 |
━ | FCM F4 | ┗ | ARL 44 33,000 925,000 | |||||
━ | Renault T12 | ━ | Renault T14 1,950 | |||||
━ | BDR G1 B | ━ | BDR G1 B bis 2,620 |
:必要経験値
:必要クレジット
解説
v3.6アップデートで追加されたTier5のフランス重戦車。Tier7相当の強力で高性能な砲が搭載でき、俯角も8°と比較的良好で車体の前後長も短く使いやすい。一方、重戦車であるが装甲はやや頼りなかった(現在については後述)
この車両を境として、フランス重戦車ルートは「高火力低耐久」という特色を現し始める。
火力
初期の75mm砲は力不足だが、最終砲の90mm DCA 30の搭載によって、本車両は一気に強力な火力を秘めた戦車に変貌する。
本車両は最終砲を積んでからが本番であると言っても過言ではない。
- 75 mm SA44
初期砲。前身のB1よりは遥かにまともな単発火力になったものの、通常弾の貫通力100mm、課金弾の貫通力129mmは重戦車であることとTier6と当たる事を考えると非常に物足りない。
できる限り急いで最終砲90mm DCA 30の開発を目指そう。
- 90mm DCA 30
Tier6のドイツ戦車が搭載する8,8 cm KwK 36 L/56を上回る単発平均火力225を持つ強力な砲で、単発交換で非常に有利であり、格上戦車にも十分に対抗できる。
次発装填までの時間が遅く分間攻撃力(DPM)はあまり高くないものの、極端にDPMが不足しているというわけでもない。
精度はお世辞にも良いとは言えない値であり、その上レティクル拡散が大きめで収束にも十分な時間をかける必要がある。
後述する強固な装甲を活かし一発一発丁寧に照準を絞って敵戦車に当てていこう。
使い勝手にやや癖がある・・・とはいえ、口径を考えると平均的な範疇に収まってるためしっかりと照準を絞れば割と当てられる。
それでも気になるという戦車長は改良型射撃装置や精密砲身の拡張でしっかり補いたいところ。
その為にはいくら装甲が硬いとは言えども、リロード中は障害物に隠れられるような位置取りをしよう。
装甲
かつてはTier5重戦車としては薄い方の装甲厚だった・・・のだが、Ver6.10のアプデであのKV-1を凌ぐ重装甲を得た。
以前は正面装甲厚60mmと中戦車並の装甲だったが、WGのガバガバなバランス調整により砲塔と車体上部が120mm(砲塔真正面に関しては140mm)、下部は75mmと大幅に増加されている。
- 車体
車体上部は傾斜を入れて実質170~180mmの装甲となり、この部分を貫通させるのはティア6重戦車でも課金弾を使わなければ困難である。ただし、運転席バイザー部は75mmの垂直装甲で明確な弱点なので注意が必要。
普通の戦車では弱点である車体下部も実質200mmの装甲があり一見無敵のように思えるが、そこから少し上の傾斜が付いていない部分や履帯部は80mm~100mm程度の装甲しかなくこの部分を撃たれると容易に貫通されてしまう。
そのため昼飯やキツめの豚飯をして敵の攻勢を遅らせることも出来るが、B1と同じく履帯内に車体が内蔵されている構造であり、相手の腕によっては履帯を撃たれながらダメージを受け続けてしまうこともあるので注意が必要。
- 砲塔
正面砲塔装甲については真正面は140mm、側面は120mmに傾斜50°が掛かり実質160mm程度の装甲がある。
一見弱点に見える馬鹿みたいに大きいキューポラも、真正面こそほとんど傾斜が掛かってない100mmの装甲で格下でも貫通を狙えるが、付け根の部分は140mm~200mm程度と強固であり、その上左右のちょこんと飛び出た部分は空間装甲扱いでダメージ判定がない。
防盾部の装甲はなんと280mm!!、範囲こそ小さいもののマッチするあらゆる戦車はこの部分を抜くのが不可能であり、特にハルダウン時には砲塔を細かくフリフリしこの部分を当てさせたい。ただし、砲塔を大きく振ってしまうと側面部の100mmの傾斜が甘くなり、逆に容易に貫通されるようになってしまうのでやり過ぎには注意。
前身のB1と比較すると車長こそ若干短くなったものの、車高・車幅が大幅に巨大化しているため、B1の時よりも相手戦車の射線には注意を払うこと。
機動力
機動面は全体的に性能が低いが平地なら30キロは割とすんなり出せる。エンジン出力が不足しており加速が悪く、最高速も取り立てて優秀なものではない。旋回も車体砲塔共に遅い部類で、機動面で見るべき所は特に無い。
また、その背の高さから急停車すると激しく車体が揺れる事も留意しておきたい。
総論
以前は装甲は重戦車としては微妙であったが、バフによる装甲増加で格上相手でも十分に立ち回れる程に強化された。この強力な装甲と90mm DCA 30の高い単発火力をフルに生かして戦場で暴れ回ろう。
大口径の砲は一撃を外したときの隙が大きいため、一発一発を確実に当ててけるように立ち回りたい。特に重戦車同士の戦いの場合は、自身の優秀な装甲で先に相手の砲弾を弾いた後に、照準を絞って相手に確実にダメージを与えていく戦法が有効になる。
俯角も特別悪いわけではないので「障害物の陰に身を潜めてでもいいが、相手にミスショットや跳弾させるように動いて装填中のインターバルを稼ぎ、装填完了後に身を乗り出して攻撃する」という重戦車の基本となる動きを心掛け、戦いを有利に進められるよう工夫しよう。
特徴
長所
- 同格重戦車トップの優れた単発火力
- 優秀な正面装甲
- 優れた貫徹力
- 重戦車としては小柄な車体
短所
- 低い機動力
- 少し悪い精度と装填速度
- 遅めの弾速
初期の研究
- 本車は90mm砲を搭載しないと火力が非常に貧弱である。真っ先に最終砲を開発しよう。
- その後は最終エンジン→履帯の順に開発しよう、履帯は初期でもそこそこの性能を持つので最後でよい。
歴史背景
BDR G1Bは、シャール(Char=戦車)G1として複数企業による競作という形を取り開発された車輌のひとつであり、
名が示す通りBDR(Baudet-Donon-Rousell)社による開発案である。
第二次大戦前、フランスはシャールD2に置き換わる新たな開発計画「G1計画」を立てる。
この計画ではフランスを代表する複数企業にプロトタイプを設計させ、特に優れた案を採用するものとして1936年頃に計画された。
- ロレーヌ社案: G1L
- ルノー社案: G1R
- フーガ社案: G1F
- SEAM社案: G1P
- BDR社案: G1B(本車輌)
他にソミュア社・FCM社も計画案を提出したが没となった。
しかし、これらの計画車輌はドイツの侵略により試作案どまりで終わり、試作車輌が完成する事はなかった。
優れた対抗案だったルノー案のG1Rも、木製モックアップが制作されたのみである。
G1計画自体は失敗に終わったものの、1944年にフランスが解放されて再び国産戦車の開発が始まると、本車輌で得られた知見はARL 44の開発へと繋がっていくことになる。
※参照元:本家WoTwiki、他
コメント
このコメント欄の書き込みはWiki内ではなく、zawazawaに行われます。
書き込みに際し、コメントルールを遵守してください。
コメントルールに違反したコメントを発見した際は反応せず、通報してください。非表示設定にしても通報は行われません。
Mバ報告などは戦果報告板へ。コンテナ(ガチャ)結果などはドロップ報告板へ。
【既存のコメントに関連したコメントをするとき】
既存のコメント文頭にある〇をクリック(選択)してから書き込んでください。
【長文コメントを書き込むとき】
折りたたみ機能を使用してください。詳しくは下記「折りたたみ機能について」を参照してください。
【創作ネタなどを書き込みたくなったとき】
癒しの休憩所 投稿する際の注意とお願い【必読】を熟読した上で図書館一号館/図書館一号館第二棟/図書館二号館のいずれかに書き込んでください。
【コメント内容を修正・削除したいとき】
詳しくは下記「ツリー化を間違えた場合」を参照してください。なおzawazawaでは他人のコメントを編集することはできません。
使用可能な書式はこちら。
- 下、すべて見るからzawazawaにアクセスしてください。
- 下記画像で示されているボタンをクリック。
するとこのように表示される
- 下記画像のように、ラベルと記載されている部分をタイトルに、コンテンツと記載されている部分を本文に置き換える。
- 画像で示されているプレビューボタンを押して問題がなければ送信。
ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
上のように、関連するコメントを子要素にすることを「ツリー化」「枝化」などと言います。
この「ツリー化」を行わないと、どのコメントに対する意見なのか分かりにくくなることがあり、混乱を招くため、必ず関連するコメントをするときは「ツリー化」を行ってください。
- ツリー化を行うには既存のコメント文頭にある、〇をクリック(タップ)し、●にしてからコメントを投稿してください。
- zawazawaから投稿する場合は、既存コメント下部の+をクリックし、「>>〇(数字)」と表示された状態にしてからコメントを投稿してください。
ツリー化を間違えた場合
投稿後にツリー化を行うことはできません。
後からツリー化を行う場合は、まず投稿したコメントの末端部分、投稿日時横の「zawazawaで見る」アイコンをクリック(タップ)します。
リンク先で投稿したコメントの詳細表示がされるので、「削除」をクリック(タップ)して、投稿したコメントを削除してから、再度投稿しなおしてください。
ログインするメリットとなりすまし防止
zawazawaによるコメント欄は、もちろんログインせず、誰でも書き込むことが可能ですが、ログインすることにより以下のようなメリットがあります。
- 「なりすまし」が行われない
「なりすまし防止」欄で解説していますが、エイリアスがログインすることにより固定されるため、他人からなりすましをされる可能性が極めて低くなります。 - コメントごとに「通報」を行うことが可能
ログインすることでコメントごとに通報をすることが可能になります。
詳しくは「コメントを通報するには」へ。 - ログインしても匿名性を保てる
通常、ログインするとハンドルネームが表示されてしまいますが、「アカウントと関連付けない」を選択してから投稿すると、ログインしてないコメントと同様に表示されます。
Diffanaと異なり、メールアドレス、Twitterから登録可能で、本Wikiの運営会社(wikiwiki.jp)が運営しているので、比較的信頼度の高いサービスとなっています。
また、zawazawaによるコメント欄では、どのコメントとどのコメントが同一人物なのか、ある程度特定することが可能です。
- 同一かどうか確認するには、まず各コメント欄上部にある「すべて表示」をクリック(タップ)します。
- 各コメントの投稿日時の後ろに、英数字が記載されていますが、これは「エイリアス」といい、ブラウザ、回線等を総合的に判断して乱数によって自動的に設定されます。
このエイリアスを確認することにより、投稿されたコメントがどのコメントと同一人物なのかを判断することができます。
また基本的にブラウザ、回線を変更してもこのエイリアスは変更されないため、なりすまし防止にも役立ちます。
コメントを通報するには
ページと関係ないコメント、他人の誹謗中傷、晒しコメントなど、不適切なコメントはコメントごとに通報することができます。
- 通報を行うには、まず通報したいコメントの末端に表示される、「zawazawaで見る」をクリック(タップ)します。
- 当該のコメントがzawazawaで表示されるので、「通報...」をクリック(タップ)します。
なお通報する際はzawazawaアカウントでのログインが必要ですが、通報自体は匿名で行われます。
- 通報の理由を記入し(任意)、送信をします。
また通報用フォームや運営掲示板から通報をすることも可能です。
過去のコメントはアーカイブから参照してください(表示されている場合のみ)。