Tier 5 ソビエト連邦 中戦車 (課金戦車)
スペック
HP | 800 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/70/55 |
最高速度(km/h) | 25 |
重量/最大積載量(t) | 27.41/31 |
実用出力重量比(hp/t) | 10.03 |
本体価格(ゴールド) | 1,500G |
パッケージ
Matilda IV (1,500G) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Matilda IV | AEC3 | 76 mm ZiS-96 | Matilda II | Matilda IV | 800 | WS No. 19R | |||||||
274 | AP APCR HE | 86 102 38 | 110 110 156 | 60 | 56 6G 56 | 16.67 1.71 0.41 | 35 | 75/75/75 | 34 | 350 | 570 |
解説
- 概要
Tier5ソ連プレミアム中戦車。
優遇措置によりTier7と遭遇する事はない。
元々はイギリスの戦車だがレンドリース法(武器貸与法)に従ってソビエト連邦に供与された車輌。 - 火力
- 76 mm ZiS-96
KV-1の初期砲ZiS-5と性能的にほぼ同じだが、こちらの方が精度・連射速度が微妙に高い。
ダメージは決して低くないが、貫通力が低く、同格のMT.HTに正面から当たっていくと苦戦を強いられる。
AP貫通力86mmはもはや豆鉄砲。金弾のAPCRも102mmと決して頼れる数字ではない。
APCRの使用に躊躇しないのであれば、弱点を狙うことで大半の同格にはダメージを与えられる。
ただし格上相手はかなり厳しい戦いを強いられるだろう。
ダメージを与えられる車輌ならば、持ち前の-14度という圧倒的な俯角を活かしたハルダウンと高いHPで1対1ならば勝算は十分ある。
AT 2とAT 8だけはどうしようもないので逃げよう。
- 76 mm ZiS-96
- 装甲
小さな車体にKV-1並みの重装甲、本家から大幅に増加した耐久値で、十二分な防御力を発揮する。
しかし同クラスの他の中・重戦車と比較して傑出している所が無いので、同クラス以上を相手にするのは難しい。 - 機動性
歩兵戦車として開発されたせいで鈍足だが、LT相手なら悪くない旋回速度で追い散らせる。 - 対策
基本的にはMatilda同様に中戦車という名の重戦車だが、砲性能は変更点が多く純粋な強化とは言い難い。
特に貫通力の低さは如何ともしがたく、格上相手には無力に近い。
この欠点を如何に味方や状況でカバーできるかが、運用上の課題となるだろう。
敵としてこの車輌を相手にする際は、接近戦をする時は昼飯の角度を忘れないように。
ただし接近すると体力勝負に持ち込まれて苦戦する時もあるので、基本的に遠距離から対処するほうがいい。
史実
レンドリース法により、イギリスから貸与されたマチルダ歩兵戦車は2ポンド砲とマチルダI譲りの重装甲を誇る歩兵戦車で、イギリス軍が自信を持ってソビエト連邦に送った戦車の1つでした。
マチルダ歩兵戦車 Mk.IVでは、行動距離の延長を狙ってディーゼルエンジンに換装、同軸機銃も7.92mmベサ機銃に変更されていました。
重装甲による27トンという車重に対して、レイランド148液冷V6気筒ディーゼルエンジンを2基搭載して174馬力を発生させても、出力不足は否めず最大時速も24km/hという鈍足、加えて東部戦線では積雪と泥濘による足場の悪さが災いして、本車側面を大きくカバーしているスカートと軌道部の間に詰まると、スカートの取り外しが困難で、そのうえスタックもよく起きた事から、ソ連兵には不評であり、同じ時期に貸与されたバレンタインと明暗を分ける事になりました。
2ポンド砲が対ドイツ戦車には火力不足とされた本車は、攻撃力を強化するため、KV-1に搭載されていた76mm ZiS-5を改造した76mm ZiS-96を搭載する試作車が製作されたものの、チャーチル歩兵戦車やM4中戦車などの貸与もあり、正式化するよりそっちを使った方がましであると判断され、開発は中止されたそうです。