VK45.02BとLöweを足して2で割ったような車体に、Löweの砲塔を乗せたような外観が特徴。
形状はPz.Kpfw. VIIとほぼ同一。ドレッドヘアーのようにも見える予備履帯が印象的。
Tier10重戦車
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スペック
耐久値 | 2,500 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 240/160/120 |
最高速度(前/後)(km/h) | 33/15 |
初期重量(t) | 120.0 |
実用出力重量比(hp/t) | 10 |
本体価格 | 450,000フリーEXP (22,500G相当) |
修理費(Cr) | 約32,000 |
超信地旋回 | 可 |
シルバーボーナス(%) | 無し |
経験値ボーナス(%) | 5% |
搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
VK 72.01 (K) 22,500G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
VK 72.01 (K) | MB 517 | 15 cm Kw.K. L/38 | VK 72.01 (K) | VK 72.01 (K) | 2,500 | 10WSc | |
1,200 | 24 / [22.00] | 200/160/120 | 720 | ||||
10.00 | 1.1/1.2/2.3 | 18 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
15 cm Kw.K. L/38 | AP HEAT HE | 1,260 15G 1,120 | 246 334 85 | 750 750 950 | 3.00 | 2,250 | 2.90 | 0.40 2.77 0.72 | 35 | +17 -7 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier10のドイツ重戦車。
Löweの後部砲塔案をベースにした架空戦車である。 - 火力
俯角は-7°とそれなりだが、後部砲塔ゆえに地形適性は微妙なところである。- 15 cm Kw.K. L/38
E 100と同じ主砲を搭載しており、駆逐戦車並みの単発火力を備えている。
単発火力750を活かした疑似ターン制の撃ち合いにおいて真価を発揮するが、発射速度が遅く、多数の敵に囲まれると対処できない。この戦車に限らないが、味方との連携は必須である。
E 100同様に通常弾のAPは貫通力246mmとやや低く、照準時間・精度の低さから狙った場所に当てるのも難しい。
課金弾のHEATは貫通力334mmと十分な性能だが、履帯などの空間装甲に弱い点には注意。
この車両を取得する人には釈迦に説法かもしれないが、HEの単発火力950はKV-2の152mm砲の910と大差なく、非貫通ダメージを考えると常用は論外である。ただし、豚飯やハルダウン相手の削り目的や、紙装甲車輌用として数発携行しておくと良いだろう。
- 15 cm Kw.K. L/38
- 装甲
スペック上は圧倒的重装甲のように思えるが、弱点が多いので注意しよう。
側面は大部分が160mm厚であり比較的厚い。背面も140~120mmあるため榴弾に抜かれる惧れはない。- 砲塔
砲塔はLöweとほぼ同じ形状で、非常にきつい傾斜を持つ防盾に守られておりなかなかの防御力を発揮する。装甲厚は200mmへと増加しているものの防御力は対して変わらないので注意。防盾横(真正面を向いたとき実質226mm)、キューポラが弱点になっている。
なお、全周に渡って曲線で構成されたお椀型の砲塔であるため、あえて敵から照準を逸らし装甲に角度を持たせる「よそ見」は意味を成さないどころか、防盾で守られていない脆弱な部分を余計に晒すことになるので逆効果となる。なので敵に対して常に正面を向け、防盾のカバー面積を最大、それ以外の面積を最小にするのが最も望ましい。
また、v1.0.1で弱点だった砲塔基部が300mm厚となったことにより、これまでできなかった豚飯がしやすくなった。後述のとおり車体下部が薄くなっているため、車体下部を隠しながら豚飯で相手と対峙するのが理想だ。 - 車体
車体前面は上部240mm下部180mmの装甲を持っている。
上部は55度傾斜しているため、実質400mm以上あり、Tier10の課金弾でもほとんどを弾くことができる。
下部は35度しか傾斜がなく実質210mm程度のため、格下にも抜かれる弱点となる。上部と下部の中間に、上下範囲は狭いが垂直の部分があり、ここは垂直の170mmでさらに抜かれやすい。
CS版ではなぜか300mmとなっている。同格の300mm以上の課金弾でもない限り抜かれることは少ないだろう。それでも不安なら豚飯等でちょっと傾ければ大抵の弾は弾いてくれる。
- 砲塔
- 機動性
自重が120tもある戦車の割には機動性を保っており、E 100やMaus、Type 5 Heavyに比べると速い。 - 総論
砲塔が後ろにあるため豚飯をしたくなるが、ターレットリングを破壊される危険があり、かといって前から飛び出し撃ちをすると、被弾面積が大きくなる上、車体下部の弱点も晒してしまう。主砲の精度も低いため、位置取りにも気を配る必要がある。難しい立ち回りが求められる。
史実
始めにレーヴェ計画の一連の流れを紹介しよう。
VK70.01という戦車に始まり、その案があまりに現実性に乏しかったので、重レーヴェと軽レーヴェという2つの案に分かれた。これに対してヒトラーの過多な要求がなされて、最終的には、VK72.01という案に固まる事になったが、結局超重戦車計画が始まり、この一連の計画案はボツとなってしまったという経緯がある。
では、ゲーム中の名称はVK72.01なので、このティア10戦車はレーヴェの最終案かと思われるかもしれない。しかし、それは間違っており、史実のVK72.01は本ゲームにおけるレーヴェそのものである。
ではこの変態形状は何なのかというと、軽レーヴェと呼ばれた初期の計画案に非常に近い形状を持っている。
その戦車は、正面100mmで105mm砲を搭載して76tとなる予定の計画案だったのだが、もちろん本ゲームと全く違う性能や重量である。何やらおかしい事はもう読者はお気付きであろう。
一つずつこのWGの産物を紐解いて行く。
まず、15cm砲を搭載しているが、これは、軽レーヴェと重レーヴェに案が分かれていた時に、ヒトラーが要求した内容と合致する。もちろんだがあまりに過大な要求であったため、VK72.01にその案は採用されなかった。
次に、正面装甲の200mmであるが、これはレーヴェ計画の何処にもない仕様である。
次に1200馬力エンジンである。実は、最終的にVK72.01に至って断念されるまでは、1000馬力のエンジンの搭載が予定されていた。つまり重レーヴェや軽レーヴェの段階までは1000馬力エンジンの搭載が予定されていたのであるが、1200馬力という数字は一度も出てきた事がない。
即ち、形状は軽レーヴェだが実態はWGの架空車両である。
コメント
- 垂直部分は300㎜に強化されています。 -- 2019-06-12 (水) 13:22:28
- こいつはtear8なんですか? -- 2019-06-12 (水) 19:21:01
- 10らいしよ。PCと同じく砲塔基部固けりやぁ買おうかなぁ -- 2019-06-12 (水) 19:28:17
- ゲーム中の装甲見れる機能だと通常ツリーの7号と全く同じ装甲配分ですね。7号を15センチ砲に載せ替えただけな感じです。 -- 2019-06-12 (水) 21:56:57
- こいつ結構強くて好き -- 2020-03-28 (土) 16:07:18
- その上お財布にも優しいよ。ランク戦こいつで乗ると稼ぎが良い。 -- 2020-05-19 (火) 15:25:42