1902年 アメリカ合衆国 戦艦 メイン級
アメリカ合衆国ツリーの低ティア戦艦。
主砲塔は二基、副砲は片舷八基ずつ計十六基。水中魚雷発射管を片舷一基ずつ有している。
中ティア戦艦のニューヨーク同様に建造時は籠マストだったが、改装によってこの姿になった。
側面から。
Ver.2.00.032以前の母港画像。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1902 | 国家 | アメリカ合衆国 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 22550(20500) | 戦闘成績(BR) | 230 | ||||
無装甲排水量(t) | 5852 | 無装甲速力(kt/h) | 25.3(23.3) | ||||
基準排水量(t) | 13052 | 最大速力(kt/h) | 19.7(18.1) | ||||
最大排水量(t) | 13900 | 最大舵角 | 41.4(37.0) | ||||
可視距離(km) | 10.3(9.5) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 105000S | 購入費用 | 1050S | ||||
180G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※史実/技術ツリースペック準拠の場合。購入時は無装甲状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
甲板部 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 20 | ||
舷側部 | 8.0 | 8.0 | 8.0 | 20 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40口径 30.5cm Mk.3 連装砲 | 1200 | 19.0 | 30 | 5 | 750 | 50 | 100/100 | |||
40口径 25.4cm Mk.3 連装砲 | 1000 | 12.0 | 17 | 6 | 750 | 50 | 100/100 | |||
47口径 15.2cm Mk.16 三連装高角砲 | 600 | 23.88 | 6 | 10 | 202 | 60 | 360(AA)/360 | |||
55口径 20.3cm Mk.9 三連装砲 | 800 | 29.13 | 15 | 3.5 | 346 | 61 | 360/360 | |||
55口径 20.3cm Mk.9 連装砲 | 800 | 29.13 | 15 | 3.5 | 207 | 61 | 100/100 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 貫通力 | 基本弾数(HE/AP) | ||
50口径 15.2cm Mk.5 単装砲 | 600 | 21.1 | 10 | 7 | 50 | 50 | 200/200 | |||
53口径 15.2cm Mk.13 | 600 | 19.29 | 9.5 | 7 | 39 | 58 | 150/150 | |||
50口径 15.2cm Mk.6 単装砲 | 600 | 14.63 | 10 | 7 | 80 | 55 | 400/400 | |||
50口径 15.2cm Mk.8 単装砲 | 600 | 14.63 | 10 | 7 | 80 | 55 | 400/400 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 旋回 速度(°/s) | 重量(t) | 雷速(kt) | 基本弾数 | ||
45.7cm 水中魚雷 | 3000 | 8.5 | 60 | 10 | 8 | 27.5 | 3 | |||
53.3cm Mk.3 水中魚雷 | 3150 | 7.8 | 60 | 10 | 8 | 26 | 3 | |||
21インチ 水中魚雷 | 3450 | 5.5 | 60 | 10 | 8 | 27 | 3 |
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ | 砲塔旋回装置(主砲旋回速度+12%) | 新型望遠レンズ(望遠鏡拡大倍率+20%) | 制動機(後進加速度+13%) | 排水ポンプ(自艦浸水継続時間-15%) | ||
Ⅱ | 照準システム(主砲射撃精度+11%) | 特殊塗装(隠蔽性+5%) | 新型艦首(旋回抵抗-10%) | 傾斜装甲(装甲HP+10%) | ||
Ⅲ | 主砲装填装置(主砲装填時間-12%) | 電波探信儀(理想発見距離+4%) | 変速機(加速性能+10%) | 船体強化(HP+10%) | ||
Ⅳ | 射撃管制装置(主砲射程距離+8%) | 電波探信儀(理想発見距離+5%) | 舵輪(最大舵角+12%) | × | ||
Ⅴ | 新式徹甲榴弾(徹甲弾ダメージ+9%) | 精密探信儀(強制発見距離+6%) | ボイラー(巡航速度+9%) | × |
立ち回り方
主砲
デフォルト状態では12インチ連装砲を二基搭載しているが、これでは敷島や定遠はともかく河内、カイザーの両戦艦と戦うには質量共に余りに非力である。
そもそも前弩級戦艦が弩級戦艦と戦わなければならないこと自体無茶な話なのだが、発展の余地がない敷島と比べるとまだ幸運なことに、本艦はペンサコーラ級重巡洋艦の装備する『55口径 20.3cm 三連装砲』 、およびブルックリン級軽巡洋艦の主砲である『47口径 15.2cm Mk.16 三連装高角砲』を装備することが出来る。
巡洋艦の主砲とは言え時代的には優に二十年以上先の砲であり、貫通力も高く重量も軽い。極めて取り回しが良いので、基本的にこれらの主砲で戦っていくと良いだろう。
しかしアプデによって3連装高角砲の使用は不可となった現在はまた装備できるようになっている。かかってこい河内
副砲
戦艦の副砲ということで命中精度は基本あまり当てには出来ない。ただし数はそこそこ多いので、近距離戦に縺れ込みやすい低ティア帯では補助的な放火用装備として搭載しても決して損はない。
射程を考慮するなら15.2cm Mk.5砲、総合的な取り回しの良さを考えるならオマハ級軽巡洋艦の主砲でもある15.2cm Mk.13を弾数を減らして搭載するのが便利だろう。
もちろん全廃して浮いた重量を防御強化に回すのもアリ。
魚雷
この時期の戦艦の常として水中魚雷を装備している。基本的に産廃性能で射角も極めて狭いが、接近してくる敵艦に対してタイミングを見極め発射すれば牽制にはなるだろう。重量も軽いため、敢えて撤去する必要はないかもしれない。
装甲
購入時の仕様変更がなされる前のデフォルト状態での装甲は甲板4インチ、舷側8インチ。低ティア最強の座を欲しいままにする弩級戦艦群と比べると甲板は厚いものの舷側は心許ないものだった。現在では、購入時無装甲状態となっているので好きなようにカスタマイズできる。
最大排水量の関係で弩級戦艦群と比較するとどうしても積める装甲は少なくなるが、上述の主砲換装や弾数調整などで軽量化を図れば弩級戦艦に準じる防御力を得ること自体は可能。舷側装甲を厚めに、甲板も被弾しやすい中央部は相応の厚さを張っておこう。
機動性
舵の効き自体は戦艦としてはかなり良い部類に入るが、問題は速度である。
遅い。とてつもなく遅い。デフォルト状態でも19ノット弱と十分に遅いが、装甲を満載すると速度は17ノット近くにまで落ち込んでしまう。上述の長射程主砲を活かすなら、敢えて装甲を削り巡洋戦艦として運用する戦術も考えられる。それでも速いとは言えないが
最大25ノット強は発揮出来るが、ライバル的立ち位置の敷島ですら装甲を削った際には27ノットを出すことが可能。ビギナーモードではともかく、マップが狭い低ティアエキスパートモードではやはりあまり現実的ではないかも知れない。
総評
前弩級戦艦らしく火力面では控えめな性能である。格上戦艦と史実準拠の状態で真っ向勝負するには少々どころではなく辛いものがあるので、主砲換装や防御強化などをフル活用した上で立ち回りに工夫を凝らすしかない。
一方で他の前弩級戦艦同様、コンパクトな船体に加えて軽快な旋回性能を誇っているため、しっかり警戒してさえいれば鈍足の割に魚雷回避は比較的やりやすい。
歴史背景
メイン級戦艦(Maine-class battleships)は、アメリカ海軍の戦艦の艦級。本級の3隻は20世紀の初頭に就役した。
本級はそれ以前の艦級よりも船体長が20フィート延長され、水中魚雷発射管を採用した最初の艦級であった。設計および艦上配置はロシアの戦艦レトヴィザンの影響を大きく受け、当時の先端技術を持つ英仏の戦艦と比較しても劣ららないものとして評価された初の艦級であった。
就役から20年近くに亘り改装を受けるなどしつつ任務に就いていたメイン級だったが、三隻いずれも1922年のワシントン軍縮条約締結を受けスクラップとして処分された。
コメント
- ーTESTー -- 2017-05-18 (木) 15:37:49