INFJの人間関係について
外向的感情タイプだけあって、 謙虚で、他者への思いやりを示し、 その場に相応しい振る舞いをするので、見るものは快く感じることでしょう。
落ち着いていて何処か大人びたところがありますが、 感情表現は豊かなので、何を感じているのか分かりやすいでしょう。
友人や家族と一緒に過ごす時間は楽しいものです。 知的な議論を楽しむこともしますが、 野外や街へでかけていつもと違う体験をし、リフレッシュすることもよいでしょう。 地味に語り合いながら散歩というのも良いかもしれません。
会話は知的であればあるほど刺激が多いでしょう。 しかし、そうでない場合でもレベルを合わせて相手のことをよく知ろうとします。
共感能力が高く、他者のことをよく理解するため自然と カウンセラーやアドバイザーの役を引き受けることがあります。
一方でプライベートの時間を必要とし、 一つのことを深く継続して考えることがあります。 深い部分は本当に親しい人以外は見せないままでいることがあります。
強い確信や厳しい判断を心の内に抱いているとしても、 それは本当に必要なときにしか表に出ません。 時折、礼儀や規範を無視する者や頼りないリーダーに対しては 厳しい態度を取ることがあります。
感が鋭いのは良いのですが、それが全て現実であるとは限りません。 人間関係に対して過敏になると、あることないこと考えてひとり 疑い深くなることがあります。
特に若いときは、他者の意見に一喜一憂するかもしれません。 そして、批判に対しては傷つきやすく、心ない言葉に疲れを感じてしまうでしょう。
このタイプを理解するには、強い共感能力と人間関係への洞察力 を認め評価する必要があります。
ときどき自分が何を感じているのか分からなくなることがあるので、 親身になって話しを聞いてくれる人を必要とします。
どちらかというと、他者のことを優先し損をしてしまうことが多いようです。 良き友人はその点を察し、注意を促すか支えてあげると良いでしょう。
INFJの恋愛について
精神的な結び付きを求めます。
一方で、セクシーな肉体美に魅了されます。
しかし、人間関係を真剣に受け止めており、 落ち着き払っていることもあって、 自然と恋愛関係になることは少ないでしょう。
とりあえず試しに、とか、 思い切って試しに、などといったことは普段はなかなしません。 恋愛においてそれをすることは本当に勇気のいることです。
しかし、一目惚れすることも多々あり、 熱病に取りつかれたかのように情熱的になります。 はじめは一人妄想の世界から抜け出せないかもしれませんが、 それも苦しくなって、さりげなくも積極的に気持ちを伝えようとするかもしれません。
一方で、衝動的で享楽的な関係に身を委ねることもあります。 これは、男性の方が多いのかもしれません。
幸いにも精神的に強い結び付きを感じることのできる相手を 見つけることができれば、その絆をとても大切にします。
謙虚さと思いやり、 そして芸術や洒落た嗜好は 恋愛を育むことにも一役買います。
共に、おしゃれなレストランや賑やかな場所に行ったり、 美しい自然に触れたりして、体験を共有することで関係を深めてゆきます。
結婚すると、家族の絆をかけがえのないものとして大切にします。 一方で、抱くイメージと現実のギャップに寛容になれず、 思いを内に閉じ込めてしまったままにして、不満がたまることも多いようです。
他者に対する洞察が疑念に変わりやすいせいか、それとも 内なる美的イメージや思い描く理想が強すぎるせいか、 INFJは、INFPと並んで 結婚に対する満足度が低いのだそうです。
これは、広く見回してつきあうことをしないので、本当に波長の合う相手を 見つけ出すことのできるチャンスが少なくなることにも要因があるのだとも考えられます。
双対関係 にあるESTJや、 活発化する関係 にあるISTP、 そして鏡像関係 にあるENFPは少なからずいるはずなので参考までにどうぞ。 正確に述べると、ISTPの男性はよくいるようですが、女性は少ないです。