キャラ/バハムート

バハムート(Bahamut)

データ

Lv255時のステータス（図鑑準拠）

図鑑

コメント

サーペン族の最上位種である伝説のドラゴン。
バハムートとは、本来は中東の伝承に登場する巨大魚の幻獣。リヴァイアサンとは同一の存在だという説も。
ドラゴンの姿が定着しているのは間違いなく某有名RPGの影響だろう。
本作における｢神｣とは精霊達やラスボスをも凌ぐ上位存在として君臨するものであり、
さすがにそれと同等の力を持つというのは誇張だろう。たとえ図鑑通りのLv255でも。
　
サラマンダー同様の飛行タイプ。敏捷度がビリに逆戻りしているが、最高位の防御力補正を持つ。
加えて基本移動力が５でブラックドラゴンと並びドラゴン系トップであり、サーペン族では唯一である。光属性でアンデッドにも強い。
サーペン族では唯一のサンダーブレス習得者。ドラゴン系としてはヒドラでも覚えられる。
　
基本性能は確かに優秀だが、背面1.5倍の方向補正や飛行タイプが相まって、
前線で高防御力を活かすような使い方はしにくいのが実情。
後ろを取られると大ダメージをもらいやすく、飛行ゆえに囲まれると脱出も出来ない。
そのうえでまともな攻撃手段が武器攻撃とブレスしか無いため、四方を塞がれると独力では打開困難。
うににゃんのきばを持たせて魔法攻撃、という手段もあるにはあるけど。
何も考えずパーティの最前線に立たせると、攻撃面でも防御面でも力を発揮できずじまいになる。
　
高い能力値や一番のウリを自分自身で台無しにしているチグハグさは何とも残念。
明確に弱点だと言えるのは背面1.5倍ただ一つだけなので、チェンジエネミーを利用して
移動力や最高クラスの回避・防御度をキングドラゴンやリヴァイアサンに移植してやれば大分扱いやすくはなるのだが……。
　
本編中では戦闘機会の無い幻のモンスターだと言えるが、とあるギルド仕事で探すことになる、
海賊ダークサーペントの切り札たるドラゴン･｢エルヴィック｣にバハムートのグラフィックが使われている。
ホンモノかどうかは不明だが、言葉も通じぬ幼い人間を拾って育て上げたというのだから、
知能も相当に高い上位個体だとうかがい知れる。ホンモノだとしたら、
伝説の竜が実はインディゴス近く、エルクやシュウの出身国に存在していたことになるが……。