データ
No. | 種族 | 系統 | 属性 | 成長速度 | ラヴィッシュ 確率 | クラス補正値 | 移動力 | 回避度 | 防御度 | ダメージ補正 | 特殊属性 | ||||
攻 | 防 | 魔 | 敏 | 正面 | 背後 | ||||||||||
234 | 闇黒の支配者2 | ‐ | 闇 | - | 0 | 20/16 | 22/16 | 19/16 | +4.8 | 0 | 1 | 4 | 1 | 1 |
武器(熟練度) | 装備効果 追加タイプ | 装備武器 | 盗めるアイテム | 落とすアイテム | |
1 | 2 | ||||
パンチ(Lv15) | 銃(Lv15) | A | キル・ザ・アーク | ||
ディパーチャー |
遭遇場所
場所 | 逃走 | 再戦 | Lv | HP | MP | ATT | DEF | MAG | AGI | 投 | 受 | 反 | 跳 | 捕獲 | 盗む | 備考 | |
逃走後 | 撃破後 | ||||||||||||||||
ロマリア空中城(event) | 不可 | ‐ | 不可 | 128 | 9999 | 0 | 101+20 | 111 | 96 | 33 | 0 | 0 | 3 | 2 | 無効 | スカ | キル・ザ・アーク装備時 |
101+3 | ディパーチャー装備時 |
コメント
ラスボスの最終形態。アークザラッド2最強最後の敵。
古の人間の王が、かつて存在した闇の精霊を取り込んだ姿だと言われる。
羊水のような球体に身を包んだ巨大な赤ん坊、という口調や強さからは少々ギャップのある姿。
設定的に見ると、水の精霊や光の精霊などの姿に人間の要素を足して、その上でいびつに歪めたような印象。
オフィシャルカードコレクションの解説によれば、
古の人間の王が闇の力によって「肉体の若さの象徴」である胎児の姿に変貌したものとされる。
「若さ」の象徴として胎児まで行ってしまうのは行き過ぎな気もするが…。
戦場は空中城とも第一形態の異空間とも違う、また何とも形容しがたい場所。
天を割って伸びる光の柱の上で戦っているようなイメージ。しかし周りの雲のような場所にも立ち入れるため、
第一形態時の惑星のように、背景は遠くに見えているだけなのかも知れない。
また巨岩が絶えず降り注いており、プレイヤーの目にもダメージを与え続けるのがキツい。
戦い方の基本は前の戦闘と同じながら、反則的なプラス補正値によってさらに強くなっている。
特にHP9999は初見で二度見したプレイヤーも多いだろう。ちなみにLv128での本来のHPは758。
HP・攻撃力・防御力・敏捷が全キャラ中最強の高さ。設定的にはMPも。魔力は僅差で覚醒ちょこに負ける。
移動はできないが防御度が高く、まれに奇妙な挙動での回避を披露することも。
またジャンプレベルが2に設定されているのが意味深。まさか元々は移動が可能だったのだろうか。
MPは前形態から引き続き0。そして専用特殊能力の「大量虐殺」&「破壊神降臨」も前形態の「モラル崩壊」と同じく消費MP0。
特殊能力封じやロブマインドによるMP回復は不可能。
特殊能力のみならず通常攻撃もかなりの威力。
近距離には特定のキャラに大ダメージを与えるパンチ、間接距離には「ディパーチャー」による銃撃と使い分ける。
不動ゆえに安全地帯こそ存在するが、これまでの戦闘とは比べ物にならないほどの長期戦を強いられる、まさにラスボス。
某雑誌で「ラスボスだけ急に強すぎ!」とコメントされただけの事はある。
通常攻撃は太く短い光線を連射するというもの。多数のフェイントや腕の動きなどがシュール。
パンチと銃でモーションは同じだが、銃撃時には攻撃対象に爆発のエフェクトが発生する。こっちの方が威力低いのに。
安全地帯も他のボスに比べてだいぶ狭く、戦闘開始位置は既に射程内。
初手の先制大量虐殺で何もできないまま全滅、ということを避けるためにも、
マジックガード等の魔防御装備で先制に備える、うににゃんのくつなどの敏捷上昇装備や
初期敏捷度の高いコンバートちょこを参加させて先手を取り避難出来るようにする、など備えはしっかりとしておきたい。
特に第一形態戦でのメンバーをそのまま地続きに採用するなら、ほぼ全快の状態で突入できるよう気を付けよう。
ちなみに先手を取るためには敏捷度33以上が必要。*1
パンチ武器のキル・ザ・○○を装備中は対象のキャラクターに通常の1.5倍のダメージが入り、
武器をパンチに持ち替えるたびに対象となるキャラクターが切り替わる。
入れ替わりはパンチで通常攻撃を行うまで続き、一度でもパンチでの通常攻撃を行えばキル・ザ・アークで固定となる。
特効は通常攻撃だけでなく、特殊能力も含まれるので注意(スレイヤーと同じ効果)。
ラスボス戦でアークだけやたら死にやすいのは最終的にキル・ザ・アークで固定になるせい。
絶大な魔力値は防御面でも厄介で、こちらにも100近くの魔力がないと特殊能力ではまともにダメージが出ない。
よほどのドーピングや装備強化を重ねない限り、コンバートフウジン・ライジンや覚醒ちょこぐらいしか魔法ダメージには期待できない。
そのためまとまったダメージを与えたいなら、基本的に強い武器を持ったうえでのチャージ打撃に頼ることになる。
チャージ打撃を叩き込む際にはトランスファーや至高の魔法のりんご、ストライクパワーを絡めてヒットアンドアウェイを仕掛けるのが理想。
アタッカーの敏捷度が22以上32以下であればスピードアップを絡めた2回行動でもヒットアンドアウェイが可能。
魔力97以上のディバイド使いが用意できるならまさに切り札になる。ドーピング抜きでも素が高く補強装備も豊富なサニアならば、
適正レベル+魔力上昇の極限強化装備を用意+魔力上昇バフを掛ける、など環境を整えれば届かなくもない値だ。
基本的にバッドステータスは一切受け付けないが、反撃低下だけは効く。つまりさわやか草が刺さる。さわやかな闇黒の支配者…
基本成功率はたった19%、カウンターハングなどをわざわざ使う必要性は皆無だが、
ルーンアックスやスピア(強)、ブレイド、バレット等の効果が通れば儲けもの。
効いたところで戦局にさほどの影響はないが、被ダメージを減らせるのは事実だし、
長い反撃モーションもスキップでき時短にもなる。上述の通りチャージ打撃がこちらのメインになるため反撃を見る機会も多い。
無理せず狙える状況なら狙う価値はあるだろう。特に間接攻撃は上記の強スピアやバレットで行うのも手。
第一形態は反撃低下も完全無効なので、第二形態に効くのは何かしらの意図がありそうだと考察する声も*2。
ちなみに全滅して再挑戦する際には第一形態とは戦わずに済む。クリアのためには嬉しいが第一形態を二度と見れないのは少し寂しい。
「考えてもみよ・・・この世界が命をかけるほど価値のあるものなのか・・・」
撃破すると身を包んでいたバリアのようなものも消滅、
へその緒が繋がったままの赤ん坊という真の姿が顕となる。
戦闘中は人型でこそあれエイリアンか何かにしか見えなかったが、撃破後の姿はかなり人間に近い。
精霊と同化しているゆえの不死性を発揮し滅ぼすには至らず、
勇者の命と引き換えに再度の封印を施すことにより、アークザラッド2の物語は終幕を迎える。
そして僅かに生き残った人間たちは、再び荒廃し精霊力も失いつつある世界で、たくましくも新たな生活を始めてゆくのだった。
そしてこいつは続編にて2度に渡って復活しラスボスを務めることとなる……。
「私はいつか再び・・・復活する・・・愚かな人間がいる限り・・・必ずな・・・」
なお西川秀明氏のコミカライズ版では打ち切りの影響なのかネタバレ防止なのかは分からないが登場しなかった。ラスボスなのに…
一方、ピュルカ族の村が滅ぼされた際に幼いエルクが覚醒する場面があるのだが、覚醒した姿が炎の球体に身を包んだ幼児だったりする。