≪フレアビスカス≫
コスト4 ◆魔法
魔法攻撃(3)
あなたの手札が0枚なら、この攻撃は魔法攻撃(6)になる。
Blade Rondo(無印)で登場した4コスト◆魔法。魔法攻撃(X)を行う際、自分の手札が0枚なら与えるダメージが増加する効果を持つ。
長期戦にはあまり向かないが、4コストで魔法攻撃(6)が出来るのは魅力的である。この効果は剣カードを場に出したとき手札が0枚になっていれば適用されるため、低コストの剣カードや[L]を持つ剣カードとの相性がいい。これらを複数枚採用し、手札が0の状況を作れるような構築をしてみよう。
ただし、≪意志砕きの鉈≫のような手札を捨てさせるカードには注意したい。効果を発動された際に、余計な手札を捨てることが出来ればこのカードの効果発動に近づけるが、このカード自体が捨てさせられては元も子もない。そうした意味では、同弾に収録されている≪意志砕きの鉈≫はある種天敵に近い。手札選択の際には注意を払う必要があるだろう。
- カードプールが増加する毎に、戦術の幅が大きく広まっているカードの1枚。
次弾のBlade Rondo -Night Theater-では、低コストで手札を減らしつつ攻撃できる召喚(ドール・~)が登場し、序盤から積極的に効果発動を狙いやすくなった。また、≪身代わりのトルマリン≫はドールを捨て札にすることで、相手からのダメージを防ぎつつ手札を減らせるため相性が良い。
第3弾Blade Rondo -Grim Garden-では「金貨」や防御力を持つ配下が登場したことでその傾向が更に強まった。≪駆り立てるマーチ≫を基軸として配下を複数投入したり、≪振り撒くラプソディー≫を用いて7ダメージを目指したりといったことも可能。≪紋章剣≫や1コストの魔法と組み合わせることで、8点近いダメージを一度に与えられ、戦術の幅は更に広まった(その前に手札をある程度削る必要はあるが)。
第4弾Blade Rondo -Frost Veil-とは新登場した凍結のシステム自体と相性が良く、特に1コストでセットエリアにカードを置けるのは今までにほとんどなかった特徴である。≪アイシクルドロップ≫や≪調停するカンパネラ≫などと相性が良く、特に後者はカードの組み合わせによっては大きくライフを削ることが出来る。
- ただし、同時に先述した手札を捨てさせる系のカードも増えているので注意。(≪意志砕きの鉈≫・≪嘲笑するピカレスク≫・≪骨響きの鉈≫・≪圧壊剣≫)
もっとも、手札から不要なカードを捨てることが出来ればこのカードの効果発動は容易になる。手札が少なくならないうちは有効活用できる可能性も。
- ≪パイロガーランド≫とは同イデアということもあり共通点が見受けられる。
ただしあちらは魔法しか対象にならず、運用方法は大きく異なる。
- 「フレア」はゆらめく炎、洋服の裾の朝顔形の広がりなどを意味する。
「ビスカス」は花の一種。フレーバーからマルバビスカスだと思われる。Malvaviscus。頷き姫芙蓉。花言葉は優しい感受性、つややかな美人、繊細な美。 - 「ハイビスカス」は花の一種。Hibiscus。仏桑花。花言葉は、繊細な美、新しい恋、勇敢。
カード情報 | |
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カードナンバー | No.09 |
イデア名 | |
Art | cyawa |
フレーバー | まごころ一つで人間と打ち解け、招かれた街で花屋を始めた魔女の姉妹の物語。 |