トルネコ1
【トルネコ】が【不思議のダンジョン】へ潜り込む当初の目的物。
不思議のダンジョンの地下27階以降に毎回置いてあり、これを取って地上まで戻ってくるとクリアとなる。
肝心の中身はオルゴールでその曲には不思議な力がこめられており、
これを開けっぱなしにすることで、【もっと不思議のダンジョン】へ行くことができるようになる。
また、最大で地下99階まで降りることが可能で、99階で幸せの箱を取って地上まで戻るというプレイも可能。
幸せの箱を取ると階段が上向きになるが、置くとまた下向きになる。
階段の手前で置いたり拾ったりして遊んだ人は多いはず。
【リレミトの巻物】が使えなくなるので、必ず階段を昇って行かなくてはならない。
ちなみに最後に箱を拾った階数が記録されるようになっており、
例えば99階で拾った幸せの箱を49階で捨てて50階で拾い直すと、拾った場所が50階に更新されてしまう。ハイスコアを目指す際は注意が必要。
同じ現象は【奇妙な箱】でも起きる。
これを持ち帰ることで、店の大きさが(今までの進行状況に関わらず)最大になり、そのままエンディングが始まる。
なお、エンディングに到達すると、クリア時点で所持しているアイテム(倉庫から持ち込んだアイテム含む)は完全に消滅してしまうので注意。
トルネコ2
1の半年後を描いたトルネコ2においても登場している。
この時には店にはおいておらず、誰でも見られるように「しあわせの部屋」に飾られている。
しあわせの箱の成り立ちが判明しており、実はしあわせの箱は不思議のダンジョンが生み出したものであることが判明する。
不思議のダンジョンは周期的にしあわせの箱と対となる【邪悪な箱】を生み出しているという。
【ガシラ】が「いかんな」と呟いていたのは、しあわせの箱が生まれたとすれば邪悪な箱も生まれていると気づいたからだった。
ガシラが気付いた時にはすでに邪悪な箱が活発化し、町の周囲が不思議のダンジョンだらけになってしまう。
事態を解決するまで幸せの箱は封印されることになるが、邪悪な箱討伐後は元通りになり、箱を開けた状態でもっと不思議のダンジョンに挑戦可能になる。
バトルロード2~V
Lv99の職業を使用してあふれた経験値はここにためておける。
上限は他の職業同様65535なので、いきなりLv1→99にすることもできてしまう。
ライバルズエース
真1弾で登場した建物カード。
コスト1/耐久4 建物
全ての味方ユニットを+1/+1
自分のターン終了時 耐久値-1
商人のダンジョンカード【不思議のダンジョン】を踏破することで手札に加わるトークンカード。
ダンジョン踏破のリターンだけあって、1コストで4ターンの間味方全体を強化できる強力な効果。踏破条件も含め、【つちわらし】【デンダ】など1枚で複数のモンスターを出すカードと相性がいい。
【ジゴック】などで耐久値を伸ばせばさらに長く使える。
初期は踏破でダンジョンの代わりに出現していたが、ノーコストかつ敵ターンだろうと踏破後即発動するのが強力すぎたためナーフされて現在の形になった。
余談
【チュンソフト】から、「しあわせの箱」というタイトルのトルネコの大冒険シリーズの公式ファンブックが発売された。
しあわせの箱は、トルネコ1発売後にチュンソフトから発売された『かまいたちの夜』にも登場する。
作中での正体は「すてきな宝物」というBGMが流れるオルゴール。
主人公の透とヒロインの真理が不思議のダンジョンならぬ「不思議のペンション」を攻略して「Level 27(地下27階)」にある「しあわせの箱」を探すという内容のサブシナリオに登場し、「ふしあわせの箱」というパチモンも存在する。
「ひやあせの箱」や「奇病の箱」、「なめくじとかキノコ」と気になる単語を透の口から聞くことが出来たり、マップ移動をする時の【ザッザッザッザッ】の音や敵が攻撃をしてくるSEや逃げるSEがSFC版DQ5のものから流用されていたりと、トルネコ1とDQ5を遊んだプレイヤーをニヤリとさせてくれる要素がたっぷり詰まったすてきなシナリオである。