【ふねのざいほう】

DQ2

鍵のかかる箱に入った【ルプガナ】の商人の財産。海に沈んでおり、引き上げれば【やまびこのふえ】と交換してもらえる。
歴代ドラクエで数少ない、海上で調べて海中（海底）から入手するアイテムで、しかもその中で唯一の重要アイテムである。
他にはPS2・DS版DQ5の【ふくびきけん】や【すごろくけん】ぐらいである。
　
ルプガナ～【ラダトーム】間の海を北上していくと沈んだ場所に行き当たる。
【ベラヌール】からまっすぐ南下してもいい。
　
FC版等では財宝の沈んでいる場所は「あさせ」として設定されているため、誰からも沈んだ場所などの情報を聞いていなくてもはっきりと場所がわかるようになっている。
　
2周目以降のプレイでは山彦の笛の利用価値が薄いので笛よりも財宝の方をよこせと言いたくなるプレイヤーや回収すらしないプレイヤーも多いだろう。
売ると高値がつくはずだが、残念ながらと言うべきか当然ながらと言うべきか売ることはできない。
捨てることもできないのでアイテム欄を圧迫してしまうが、山彦の笛に交換すれば処分できるようになる。
そのため【ぎんのカギ】を手に入れていないと困ったことになる。
　
このアイテムに関して、開発中には一枚絵を使ったイベントが予定されていた。詳しくはこちらを参照。

リメイク版

FC版で目印となっていた浅瀬が無くなってしまった。
代わりにラダトームの【旅の商人】から「海のどこかがキラリと光ったなら…」と言う台詞を聞くと、船の財宝がある場所に光のエフェクトが現れるようになった。
かなり地味なフラグである。
これを知らずに、船を入手した直後に取りに行こうとして海上で迷子になるFC版経験者が続出した。
　
そもそも、光のエフェクト自体が弱く、見ようによっては泡立っているようにしか見えないため、本当に画面を良く見ていないと見落としてしまうだろう。
ただし海の底に落ちてはいるので、非常に困難だが場所さえ正確に把握できれば話を聞かなくても入手は可能である。
スマホ版では見た目が異なる。