DQM1
【星降りの大会】に優勝してエンディングを迎えた後に挑戦できる、魔王が主を務める旅の扉の一つ。
名前の由来は、ボスを務める【りゅうおう】が抱く、世界征服という「野望」のため。
全30階層。【虫系】オンリーの旅の扉だが、【リップス】、【ホーンビートル】、【さそりアーマー】、
【ダンジョンえび】といった野生で生息していないモンスターは出現しない。
リップスは虫系×ゾンビ系で簡単に作れるのだが、【メダルのとびら】で一応ボスとして登場するからだろうか?
また、この扉限定で出現するモンスターは存在しない。
ボスのりゅうおうは原作と同様、【もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ○○○○に やろう。】という、お馴染みの台詞がある。
しかし原作と違い、どちらを選んでも「愚か者め!!思い知るがよいっ!!」と言われて結局戦闘になる。原作再現で「はい」と答えてタイジュの国に強制送還みたいなことは残念ながら(?)ない。
もとより、たとえドラクエシリーズをほぼ知らなくても、聞いたことがあっても不思議でない有名なネタである。その意味を知りながらもあえて誘いに乗る姿勢を見せれば、「愚か者」と罵られても仕方がないことかもしれない。
ここでのりゅうおうは他の旅の扉の魔王と比べ、原作再現率が高い。
初代ドラクエを意識しているのか、ギラ系呪文を使うほか、【ドラゴラム】で第二形態に変身するというサービス演出がある。
敵がドラゴラムで変身した場合、くしくもりゅうおうのドラゴン形態と同じグラフィックに変化するのだ。
ドラゴラムなので【いてつくはどう】で元に戻るが、ここはあえて使わずに戦うべき。原作再現を楽しもう。
強さも特技も大したことないため、ほしふりの大会を制したパーティーなら楽に勝てることだろう。