【主人公の母親(DQ4)】

Last-modified: 2023-03-18 (土) 19:02:37

DQ4

【主人公(DQ4)】の母親は、育てた里親と実際に産んだ母親とが別々に存在する。
里親は第五章の冒頭に登場し、【山奥の村】で主人公を育てていたが、ピサロたち魔物の襲撃により命を落とすことになる。
直接殺される場面や、自身が本当の母親でないことを伝える描写はない(本当の親でないと伝えたのは父親)。
主人公を育てた経緯は直接は語られないが、山奥の村そのものが預言の勇者となる主人公を庇護するための村だったので、その一員である母親もその使命の元に主人公を育てていたと思われる。
 
実の母は下界に降りた【天空人】で、人間の木こりと恋に落ちた後に主人公を産んだのだが、これが天空の世界の禁忌を破る行為だったため、【マスタードラゴン】の怒りを買って【天空城】に連れ戻された。
断片的な作中の描写から、天空城にいる主人公の事を知っている女性が主人公の母親だと推測されるが、本編中ではっきりと主人公の母親であるとは明言されておらず、公式からの回答も無いので詳細は不明。
リメイク版のEDでは【ライアン】がこの女性を「主人公と似ている」と言う。
EDでは世界に平和が訪れた事を大いに喜ぶ天空人達の中で、この女性だけは主人公の仲間達に主人公といつまでも仲良くしてもらうように願い、まるで主人公との別れを惜しむかのように泣いている。
 
リメイク版では、天空城の図書室に人間でも読める天空人の日記があり、彼女に関するものと思われる記述がある(ちなみに、他の書物は人間には読めない言語で書かれており、これだけが読める理由は謎)。

禁をおかして 地に下りた彼女を
マスタードラゴンは どんなに時がたとうとも お許しにならないだろう。
今に マスタードラゴンは もっとも残酷なやり方で 彼女のしあわせをうばうことだろう。
悲劇がおこる前に 地に下りた彼女を 私は なんとしても連れ戻すつもりだ。
それで どんなに憎まれようとも……。

リメイク版DQ5の天空城でも、上記の日記が古びた日記として登場する。内容は擦り切れて、最後まで読めなくなっているが。

関係が示唆される人物(DQ6)

【ゼニスの城】には、DQ4で彼女がいる場所と同じ所で下界に興味を抱いている女性がいる。後の彼女なのだろうか……。
仮に彼女が主人公の母親だとすると、天空人は人間よりも遥かに長命の種族であることになる。
現に「あら? 翼のない人が天空城にやってくるなんて、何百年ぶりかしら……」と呟く天空人がいたりする。
リメイク版DQ5の【プサン】の台詞でも天空人が人間よりはるかに長寿であることが述べられている。