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【天空城】

Last-modified: 2019-06-15 (土) 20:36:16

DQ5の天空城のBGMについては、【天空城(曲名)】を参照。

概要 Edit

DQ4、DQ5、いたストSPに登場する、その通り遥か天空にある【城】。統治者は【マスタードラゴン】
英語版での城の名前はZenithia(NES版・DS版以降共通)。
 
DQ6の【ゼニスの城】と構造が酷似しており、【せかいじゅのしずく】を貰える部屋の位置も同じ。
両者が同じだと示す発言などは作中では全くされていないが、【ドラゴンクエスト25thアニバーサリー 冒険の歴史書】では、

『DQVI』には、夢の世界をたばねるゼニスの城が登場する。この城が、天高く浮かぶようになったものが、『DQIV』『DQV』に出てくる天空城だ。

という記述があり、公式に同じ城であるという設定にされてDQ6のエンディングで実際に飛んでいる。
浮かんでいると言っても、実際に天空に浮かんでいるのはDQ4の時代だけで、DQ5の時代には湖に沈んでしまっている。その後、のちに高度は低いが再浮上する。
 
塊状の雲の上に建つ城という見た目をしているが、リメイク版DQ5ではその雲の中に巨大な岩塊があり、その上に城が建っていることが判明した。
一応SFC版DQ6のエンディングにて、ゼニスの城が周囲の陸地ごと空中に浮かび上がりその陸地が雲に覆われるという様子が描かれてはいたが、この時点ではまだゼニスの城=天空城というのは公式には明言されていなかった。

DQ4 Edit

【天空への塔】を登り、塔の頂上から雲で運ばれる。
到着後はルーラで飛んで行くこともでき、入口前に着地する。
 
実は天空への塔で行われた入場審査がここでも行われており、勇者以外のメンバーだけでは入ることができない。
ただ「【天空シリーズ】を全て装備していること」が条件であった塔とは違い、ここでの条件は「馬車外に勇者がいて、天空装備を全て所持していること」となっている。
したがってわざわざ装備する必要はなく、所持しているのも馬車外のメンバーであれば誰でもかまわない。
条件が緩いためゲーム中でも目にする機会はほとんどないと思われるが、意外にもそれぞれの場所でちゃんとメッセージが異なっており、塔では「選ばれた者だけが登ることを許される」、城では「選ばれた者だけが入ることを許される」となっている。
わざわざ二重チェックをするあたり天空人の用心は強いのかもしれない。
 
BGMは【謎の城】
ここに戻ろうとしていた【ルーシア】とはここで別れ、その後城内にいる彼女に話しかけると【ドラン】を仲間に加えることができる。
マスタードラゴンに話しかけると天空の剣が真の力を解放され、65しかなかった攻撃力が110にまでアップする。
同時に主人公に経験値が与えられる。
 
城の居住区内には勇者の母親らしき人物がいるが、我が子を地上に残して天空に帰ってきた負い目のためか、名乗らない。
また、エンディングでは、勇者以外のメンバーに対して「○○○○と、いつまでも仲良くしてあげてください」と言う。
 
南東部の雲には邪悪な波動によって穴が開いており、勇者一行はなんとこの穴から落ちるというダイレクトすぎる方法でもって【闇の洞窟】へと進むことになる。
 
ちなみに、天空への塔を抜けてきた雲の上では、馬車から切り離された状態で、しかもここで【バロンのつのぶえ】を使用しても、馬車を呼び寄せることができない。
しかし、天空城に一度入城して外に出るとなぜか自動的に馬車が呼び寄せられている。
正面から出ても、穴から落ちてもどちらでもよい。
この件について、ドランが飼育されている部屋にいるホビットが

*「おまえさんたち
  これから たいへんなところに
  いくんだろう。
*「おらあ バロンのつのぶえで
  おまえさんたちの ばしゃを
  よんでおいてあげただよ。

と、教えてくれる。
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!
 
地上で【サラン】【マローニ】死んでしまったサントハイムの人々へのレクイエムを歌わせて、ここへ直接【ルーラ】すると歌声がここにまで届いているのか、その憂鬱なメロディーが流れ続け異様な雰囲気になる。
 
なお、DQ4のエンディングはこの城内が唯一プレイヤー操作で動ける場所となる。
ただ、FC版ならバグ技を使う事でエンディングの世界を散歩出来るがだいたい【フリーズ】する。

リメイク版 Edit

当初は雲に穴が開いておらず、マスタードラゴンとの会話の最中に【デスピサロ】によって攻撃され、これによって雲に穴が開く。
したがってマスタードラゴンを無視して先に進むことができなくなった。
 
上記の勇者の母親らしき人物にエンディングで話しかけた後、ライアンに話しかけると「あの天空人の女性は○○○○どのに似ている」と言及する。
 
また、第六章では【ピサロ】を連れて入ろうとすると、「私は魔族の長であるため入るわけにはいかない」と言われて馬車に戻る。
それはエンディングでも同じで、

「わたしは仮にも魔族を束ねる者だ。天空の城に入ることはできない。
 さよならだ。わたしはここで行く。
 お前とはいずれまた会うだろう。そのときは敵か味方かわからぬがな」

と発言して去っていく。
 
このため六章エンドだと不穏だとか感じる人もいるとのことだが、エンディングのロザリーヒルの場面を見る限り単に照れ隠しなのかもしれない。

DQ5 Edit

青年時代後半に登場。BGMは【天空城(曲名)】
前作で受けた波動による攻撃が動力室を損傷させており、それをいつまで経っても修繕しなかったため、その時にできた穴が原因でゴールドオーブが落下し、天空城も墜落してしまう。
なお、DQ6で登場した【ヘルクラウド】はDQ5の時期にデザインされたモンスター。
初期案では墜落ではなく、乗っ取られる展開だったのかもしれない。

水没した天空城 Edit

エルヘブン南の湖に沈没しており、【トロッコ洞窟】の最深部から線路が湖の中の天空城へ通じている。
完全に水没してしまっているものの、何故か普通の町村と同じく探索でき、喋ることもできる(リメイクで仲間と会話すると分かる)。
 
内部の構造は、落下時の衝撃か経年劣化か何かで壊れているが、基本的に前作とほぼ同じ。
ただし、あちこちが水浸しになっており、基本的に王の間しか入れなくなっている。
DQ4時代には無かったギミックとして、玉座の後ろに新設された隠し階段から地下の動力室へ入れるようになった。
この構造はDQ1の【竜王の城】、DQ3の【ゾーマの城】と共通点がある。
そこには台座にあるはずの、天空城が浮遊するためのエネルギー源の一つである【ゴールドオーブ】が無い。
邪悪な力によって開いたという穴から地上に落ちてしまい、残った【シルバーオーブ】だけでは支え切れず、エルヘブン南の湖に沈没。
幼年時代の【ラインハット】城内のシスターによると、

「その昔 巨大な城が 天空より 落ちてきたそうです。
 そして それ以来 再び 魔物が人をおそうようになったと 言われています」

という話を聞くことができるので、幼年時代よりはるか以前から沈没していたらしい。
また、物語終盤に読めるパパスの私物の書物にも、同様のことが書かれている。
ストーリーを進めると、幼年期にレヌール城で主人公とビアンカがゴールドオーブを拾ったことが、伏線になっている事に気づく。
ゴールドオーブを手に入れて、天空人(?)の【プサン】に手渡すと、晴れて湖から浮上する。
 
ちなみに、この水没した天空城はいくつかの点で特殊な環境になっている。

  • ルーラ登録され、ルーラで飛んできた場合には城内の入口付近に着陸する。
  • 最後に訪れたルーラポイントがここだと、【キメラのつばさ】【かぜのぼうし】を使ったときもここに飛んでくる。
  • 入り口から徒歩で脱出すると、なぜかトロッコの洞窟の入口までワープする。
  • リレミトが使用でき、唱えるとトロッコの洞窟の入口に出る。

また、ここにルーラしても船は近海には飛んでこず、直前に置いた場所から動かない。これは浮上した天空城でも同じ。

浮上した天空城 Edit

主人公一行の協力によって湖から浮上したが、完全に天空には戻れず、それなりの高度しか飛べない状態。
リメイクではサンチョから「上空城か空中城」などと的確に例えられている。
お城でありながら【空飛ぶ乗り物】として使えるという斬新な代物で、使用していない間は地上に降りている。
地下の魔法陣に乗れば動かすことができ、着陸は、Aボタン(SFC版)・×ボタン(PS2版)・Bボタン(DS版)・画面タップ(スマホ版)。
 
飛んでいる間はエンカウントも無く、高山を超えることも出来るが、大神殿には高度が足りず入れない。【ボブルの塔】に行くための移動手段として使うことになる。
飛行中はどこを移動しているか迷わないよう、地図を見ることもできる(地図の所有の有無問わず)。
降りられるのはお城の影(横2マス分)とその半マス下側が【まほうのじゅうたん】が離発着できる地形に収まる場所に限られる。
 
DQ5では魔法の絨毯に【てんくうのベル】、そして天空城と飛行手段が3つも存在する。
絨毯はともかくとして、城がそのまま飛んで行くのは考えてみると非常にシュールである。
上空を飛行し地上に着陸する城の姿というのは、地上の人間や魔物もさぞかしびっくり仰天だろう。
そしてよくよく考えると、空飛ぶ移動要塞ということであり最強の城塞とも言えるのではなかろうか。
まあ、神が住むわけだから当然ともいえるが……。
フィギュア「ドラゴンクエスト ワールドギャラリー」の説明によると、湖に沈む前の時代から雲の上を自在に動き回り地上を見守っていたので、移動機能は以前から活用されていたらしい。
 
城内にはどこからか帰ってきた天空人たちがおり、城としての機能をある程度復活させている。
水が引いたおかげで、王の間以外の部屋にも入れるようになった。
間取りなどは基本的にDQ4と変わらないが、唯一変わった点として前作勇者の母親がいた部屋の暖炉が奥の隠し部屋につながっている。
その部屋には【老人】がいて、ボブルの塔に侵入するために必要な【フックつきロープ】を所持しているので、忘れず回収しておこう。
ちなみに、この老人はエンディングでなぜか「おはんらはすごいのう。わしは見なおしたぞ!」と、薩摩・大隅(鹿児島)の方言らしき言葉を喋る。
リメイク版では、この直後に娘に話し掛けると「ねえお父さん、おはんらって何?」と言われる。
また、リメイク版ではこの老人の家族から名産品【せかいじゅのなえぎ】をもらえる。
 
南東部の雲にはDQ4で開けられた穴がそのまま残っているが、今作ではここから落ちることはできない。
通常、探索する際は城が地上に降りているのだから当然であるが、浮上イベント直後の空中に浮かんでいるタイミングでも真下が湖になっているためか、やはり落ちることはできない。
だがこれもまた、DQ5の世界がDQ4の世界とつながっていることを示す証拠といえる。
もっとも、DQ4から5までに随分長い期間が立っているだろうに、何故修理しないのかツッコミたくはなるが…。
水没していた時との違いとして、城内ではルーラやリレミトが使用不可になった。
ただし、相変わらずルーラで飛んでくることは可能で、着地点は地下の魔法陣の近くに変わっている。
 
ボブルの塔の攻略を終えたあとは、より便利な飛行手段である【てんくうのベル】が手に入るため、
だいたいのプレイヤーはボブルの塔がある島の西の砂漠に放置しているだろう。
しかし、前作の気球の様な、ルーラした施設の近くへの自動的な移動はせず、任意の場所に置いておける。
つまり、ルーラに登録されない場所の側に置いておくと、間接的に任意の場所へルーラで飛べる。
特にSFC版ではリメイク版に比べてルーラ登録の行き先がやや少ないため、後々まで利用することがある【メダル王の城】の近くあたりに置いておくのが実用的だろう。
リメイク版ではなぜかキメラのつばさや風の帽子では飛んでこれなくなった。
 
SFC版のエンディングでは城が天空への塔の付近から空へ昇っていく様子が描かれている。
ミルドラースを倒した後は本来の場所・高度へ昇ることができたのだろう。
クリア時に置いてあった場所によっては、エンディング中のオート移動の最中にそこら辺の地面に着陸してるのを見ることがあるがバグなので気にしないであげよう。
 
また、玉座にある二つの石像のうち、左の像に【りゅうのひだりめ】を使用する事できる。
使用すると【ボブルの塔】の内部にある、巨大な竜の彫像の左目に使用したことになる。
それならば、右の像にも【りゅうのみぎめ】を使用できそうなものだが、残念だが使用する事はできない。
詳しくはりゅうのひだりめの項目を参照の事。

いたストSP Edit

トーナメントモードの「伝説の勇者ロトコース」の最後を飾るステージとして登場している。
先に「クリスタルコース」をやっていなければ、ここで初めてSランクキャラである【りゅうおう】が登場する。
ステージを大まかに分けると、長方形のような上段と下段、それの間にある正方形の中段の3つになっている。
そして、ステージ各所にいくつかある仕掛けスイッチを押すと、上段、中段の手前部分が傾いて、そこにいるキャラを強制的に落下させてしまうことができる。
また、そこからはどの場所からも任意で飛び降りることもできる。
そのため、その辺りの買い物料は期待できない。
上段奥中央の銀行へは下段に2つあるジャンプマスから直接戻ることができるので、銀行へのアクセスは容易。
それに伴い株購入の機会も多くなるので、6軒もある空き地を手早く購入し、有効活用するといいだろう。
エリア名は「りゅうじんの間」「しずくばたけ」など、天空城らしい名がつけられているが、
それに並んで「ラミアス」「スフィーダ」「セバス」「オルゴー」というエリア名が登場しており、ここでもDQ6との関連性を窺わせる要素が存在している。
BGMは通常時が【王宮のトランペット】、目標金額突破時が【不死身の敵に挑む】となっている。