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【山奥の村】

Last-modified: 2018-09-19 (水) 07:07:27

概要 Edit

DQ4とDQ5に登場する地名。
時代的に繋がりのある2作品で登場している。関連性はないように思えるが、リメイク版DQ5では関連を匂わす台詞が追加されている(後述)。
なお、両方とも【ルーラ】でこの村に移動することはできない。
 
DQ4では主人公たる伝説の勇者の故郷として登場、DQ5でも、主人公の結婚に必要な【みずのリング】【シルクのヴェール】の入手に関わるなど、物語の上で必ず訪れる必要のある、重要な場所となっている。

DQ4 Edit

【ブランカ】の北の山奥にある。
第五章の【スタート地点】であるが、利用できる施設は無い。
これはリメイク版での【冒険の書】画面にて確認出来る地名であり、FC版でのデータ上の名前は「たびだちのむら」。
 
【勇者】が当初、育ての親や少女【シンシア】とともに住んでいる。
彼(彼女)を一人前の勇者とするため、魔王軍から隠し通し勇者としての修行をさせてきた。
村人以外は存在さえも知らないはずの村であったが、何故か【宿屋】があり、当然ながら客はほぼ居ない(何故宿屋があるのかは謎である)。
その主人が見知らぬ詩人を助けて泊めてしまったことが災いして、【デスピサロ】率いる魔物の軍団に発見されてしまう。このイベント発生と同時にBGMは【戦闘~生か死か~】に変わり、FC版では3章以来久しぶりに聴くことになる。
村人と魔王軍が戦うのだがこの時のSEはどう聞いても魔王軍のものが多く、明らかに劣勢。
シンシアが【モシャス】の呪文で勇者の身代わりとなって討ち取られることでピサロたちは引き上げ、隠れていた勇者は助かるが、勇者一人を残して村は滅ぼされてしまう。
 
滅ぼされた後はシンシアのいた場所から【はねぼうし】が見つかる。このはねぼうしはノーヒントだが見つけた人が多い。
勇者は女であってもはねぼうしは装備できないのだが、このはねぼうしは売らずに取っておいたプレイヤーも少なくないだろう。
村の毒沼の中でわざとHPを0にするとブランカの教会へ【デスルーラ】でき、プレイ時間の短縮になる。
 
第一章の【バトランド】地方にて「勇者になる子供を探し出して殺そうとしている」と言う、ゲームで初めてかつ重要な伏線を目にする事になるのだが、この時【ピサロのてさき】が活動していた場所は、険しい岩山に隔たれているという点を除けば勇者がいた山奥の村のすぐ近くである。
 
この山奥の村を皮切りに、DQ4~DQ6の【天空シリーズ】には「主人公の故郷(物語のスタートになる村)が敵に襲撃される」という共通点がある。
もっとも、【ライフコッド】という敵を返り討ちにした村も一つあったりする。

リメイク版 Edit

ゲームを始めた直後にここが舞台である序章が追加された。
したがってリメイク版ではゲーム全体のスタート地点でもある。
師匠との稽古の後、カエルに変身したシンシアや育ての親との会話イベントがあり、第五章への伏線となっている。
村から出ることはできないが、アイテムやゴールドを入手することは可能。ただしゴールドは五章に引き継がれない(0Gで始まる)ので、回収は五章になってからの方がいい。
視点回転などの操作にもここで慣れておこう。
 
また五章では、宿屋に泊まっている男の姿がピサロ本人の姿になった。
小説版(このシーンの挿絵も印象深い)・ドラマCDシアターでも同じく詩人=ピサロだったので設定が反映されたとも言える。
ちなみにFC版でできたデスルーラは、徒歩でのHP減少が残り1で止まるためできなくなっている。
 
昼間にここに仲間を連れてきて話をしてもセリフはないが、夜に連れてきて話をするとセリフがある。
六章でピサロを連れた状態でここを訪れても、ピサロから謝罪されることはない。
勇者一行との行動はあくまでも利害の一致であり、魔族の王として人間を攻撃したことを過ちだったとすることはないのだろう。
とはいえ、自身の行いを全て過ちと断ずることはできずとも勇者の「大切なものを失った気持ち」には理解を示す。

DQ5 Edit

【サラボナ】の北東の山に囲まれた村。
青年時代前半に【ルドマン】から、【みずのリング】を探すために船を借りてから、川をさかのぼった先にある。
 
ロッジの様な木造住宅が立ち並んでいる、自然豊かでのどかな場所である。
山奥ではあるが、村には【温泉】が湧いているため、旅人や湯治客など、訪れる人は意外に多い。
そのため宿屋も繁盛しているようで、【宿屋の息子】は、かつて大きな宿屋の経営者であった【ダンカン】を師として、修行をさせられている。
温泉だけでなく、小さなものだが店舗、【教会】【酒場】などの施設も一通り揃っているため、環境の良さも含め、非常に住みよい村であるといえる。
しかし、村や温泉の正式な名前は登場しない。
斜面に集落が作られているため、村の中には段差があり、青年時代後半ではビアンカの家の床下を通り抜けた先に【カンダタこぶん】の守る宝箱が出現するなど、高低差があるがゆえの抜け道もある。
温泉に入っている人はグラフィックの都合上服を着たままである。しかも普段着。
 
主人公はみずのリングを取りに行く途中、【水門】を開けてもらうためにこの村に立ち寄るが、ここでダンカンの療養のために移り住んだ【ビアンカ】と再会を果たす。
奥の高台にある、村では一番の大きな家がビアンカ親子の家である。
ちなみにビアンカの家にはいつも【猫】(飼い猫?)がいる。
 
ビアンカはこの村のマドンナ的存在であるらしく、ビアンカ親子に親切にしている好青年、ダンカンの弟子として修行している宿屋の息子など、ビアンカに想いを寄せる男性が複数登場。夜間に寝言でビアンカの名前を呼ぶ者がいるほどに慕われている。
素朴で善良ないい人たちなのだが、ビアンカが主人公と結婚しなかったとしても、その想いは報われず、彼女に振り向いてもらえることはないという、なんだか可哀想な扱いである。
とはいえ、「エンディングの時点では」まだビアンカが結婚していないというだけのことであり、彼女本人も結婚願望があることを口にしているため、「その後」の展開に期待したいものである。
 
また、【よろず屋】の腕は評判らしく、ルドマンが結婚式用の【シルクのヴェール】を注文するので、主人公が【結婚】する際にはそれを取りに再び訪れることになる。
よろず屋のあるほら穴の壷には【あくまのツボ】が潜んでいるので気をつけよう。感動の再会の直前に主人公が棺桶入りとなったら笑えない。
 
青年時代後半になると、宿屋では美人が着替えを盗まれたと騒いでいる。
そのあとで先述したビアンカの家の裏庭にいるカンダタ子分を倒すと、【シルクのビスチェ】が手に入る。
 
何度か訪れる必要のある村なのだが、上述の通りルーラで飛んでくることはできない。
それどころか、村の中も終始ルーラ不可なので何かと面倒な村である。
 
なお、フローラと結婚した場合、「墓が1つ増える、これは結婚前に主人公とビアンカの間で子供が出来ていたが、死産し、埋めた」または「青年期後半にはダンカンがいなくなり、墓が1つ増える」などという都市伝説があったが
そもそも墓が増えること自体がデマである。
(そして、主人公がフローラと結婚した場合でも、勿論ダンカンは健在である。)

リメイク版 Edit

【名産品】【ひとうのはな】。井戸の中で【さばくのバラ】との交換でもらうことができる。
また、イベント中でなければ村の中からでもルーラが可能になっている。
 
温泉での【会話システム】では、【フローラ】が「お背中流します」などと言っていたりするため、入浴中のキャラはあくまでグラフィック上だけの着衣であるらしい。露出が上がっているように見えるがCERO対策か実は【おどりこのふく】を着ているだけで全裸ではない。残念。
尤も、現実でも公衆浴場に全裸で入る日本の方がマイナーなのであり、諸外国の温泉では水着入浴の方が一般的なのだが。
 
【男の子】と一緒に訪れると「なんだか懐かしい感じがする」と言い出す。ちなみに天空の兜を手に入れる際にも「あれは僕のだよ」と口にしており、その後話しかけると「あれ?そんなこと言ってたの僕?」と語る。
どうやら無意識のうちに過去の勇者の記憶に基づいて発言しているみたいである。
ともすると、この山奥の村、男の子の祖先である前作の勇者の故郷の現在の姿なのか、あるいは更に遠い祖先とおぼしき、【主人公(DQ6)】とライフコッドの記憶という可能性もある。髪型(髪色)、王子である点、妹がいる点など、男の子との共通点が多いことを考えると、よりシンクロしやすいのはDQ6主人公の方といえるかもしれない。
 
シルクのビスチェを盗まれた女性は、美人がこんな着替えではマズイと判断されたのか、踊り子に差し替えられた。

DQ11(3DS版) Edit

【冒険の書の世界】の「導かれし者の祭壇」でFC版のグラフィックで登場。
DQ4の方の山奥の村であり、DQ4冒頭より前の時間に訪れる。
他所者の侵入にはナーバスになっており、村に紛れ込んだスライムを村人が大勢で追いかけ回していた。
そのスライムはモシャスで化けたものの戻れなくなったシンシアで、彼女から元に戻るためのクエスト【私はシンシア】を依頼される。
 
無事シンシアを元に戻しクエストクリア…と思いきや、今度は主人公達がシンシアに危害を加えたと誤解を受け、村人達からいわれのない暴言を受けることになる。
幸いシンシアが懸命の説得を行ってくれたため誤解は解けたが、村人達の急な手の平返しもあって後味がいいとは言えない。
とはいえ、もしちゃんと今回のように余所者に対して排他的であれば、特に宿屋の主人の「余所者は泊めてはいけない」を守っていれば、DQ4本編での悲劇は起きなかったと思うと何とも微妙な気分になる。