【竜の牙】

Last-modified: 2024-02-14 (水) 14:49:59

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場したオリジナルアイテムの一つ。『ドラゴン・ファング』と読む。
 
【竜の騎士】専用の装飾品で、竜の横顔のような形の片眼鏡といったデザイン。上下には翼状に鋭い飾りが伸びる。
現在のドラクエで数の増えてきた「顔につけるアクセサリー」の先駆けとも言える。
古代の竜の騎士は儀式用の小刀を携えていたが、その伝統が時代を経て片眼鏡型のアクセサリーへと変わったものだという。
劇中では当代の竜の騎士である【バラン】が左目に付けていた。
 
単なる身分の象徴ではなく竜の騎士が竜魔人に変身するためのキーアイテムである。
これを強く握り締めることで掌から血を流し、その血が人間の赤色から魔族の蒼色へと変わった所で、握った竜の牙に落雷を受けて変身が発動する。
同時に竜の牙は変身の余波で消失してしまうが、使い捨て前提でいくつか用意された物なのか、【真魔剛竜剣】のように破損しても自己修復して戻ってくるのかは言及されていない。
どちらにしろ竜魔人化は見境無く敵を滅ぼし尽くすための最終手段なので滅多なことでは使われないため、竜の騎士にとっては覚悟を決めて使うアイテムだと言える。
儀式用小刀だった時代であれば、それで身体を傷つけ血を流すのが竜魔人に変身する作法だったのだろう。
尖った部分を武器代わりにすることもでき、【ハドラー】【超魔爆炎覇】を妨害するのにも使用した。
 
物語の終盤には【ダイ】も「最後の手段」として竜魔人となっているが、この時は竜の牙や相当するようなアイテムによる流血と落雷の手順を踏んでいない。
人間との混血として生まれ、二つの竜の紋章を宿すなど、もともとダイは竜の騎士として例外的な存在だが、その変身法も「二つの紋章の本当の全力を開放する」という変則的なもの。
また、竜の翼や鱗は生じないなど、バランをはじめとする通常の竜の騎士の魔人化とはかなり異なるものだったようだ。

DQMSL

ダイの大冒険コラボで実装されたアクセサリー。
ウェイト0で、装備すると攻撃力が3上がる。
「ときどき息ダメージを軽減」の効果を持つ。