【生物】/鋼身類

Last-modified: 2021-05-05 (水) 00:54:21

アルファベット表記:Zeroids
読み:こうしんるい/ぜろいず
分類:区分
発案者:tocoma110
Tag: 生物 鋼身類 発案:tocoma110


概要

肉体を鉱物が構成する生物の総称。
類似した例として鋼皮類が存在するが、あちらが「生体金属で構成された部位が存在する有機生物」であるのに対し、こちらは金属成分が過半数を占めている生物が該当する。


非常に希少ながら、これに該当する人類種も存在する。

 

分布

金属質であるため、沿岸部には少ない……というわけではない
海洋種も存在するため、その分布は極めて広大。だが、その体組成の都合上金属資源が豊富な土地などを好む傾向にある。

 

生態・特徴

金属を摂取しその身を成長させるが、それだけではない。
種によっては有機物を摂取し金属部位を拡大させる種も存在する。


また、外見上の特徴として金属的な外見を持つものが多い。
それは機械的であったり、甲冑じみたものであったり、あるいは流麗な抽象的彫像などのようなものまで幅広い。しかし、その姿はどれだけ有機生命体を想起させるものであっても、有機生命体と見間違えるようなものは皆無であり、精々が「想起させる程度のもの」である。


摂取する養分は金属類・有機物どちらもあるが、加えて精素を多量に摂取する傾向にある点も特徴。
肉体組成や維持などに精素を他種より多めに用いるらしく、精素は彼らにとって生命線である。


大別すると以下のどちらかに分類することが出来、それによって生物としての質が変わってくる。

  • この差異は大本の生物としてのルーツ自体が異なるため、と考えられている。

機甲質鋼身類

解剖した際、機械じみた内部構造を待つタイプの鋼身類。
一見すると「ブリキの動物」「動物型の甲冑」とでもいうような姿をしている種が多く、その習性などは存外に有機生命体に近い。*1
機械的な形質や感覚器官の比重などの差異はあれ、その性質は有機生物に近しい点も多く、一部では飼いならし利用していることもある。


エルネセトア大陸では珍しい生物であり、あまり見られない生物類でもある。
一説では、はるかかなたの大陸にはこれを中心として栄える場所があり、そこには多彩な機甲質鋼身類が生息しているという。


そうした有機的な性質を強く持つ一方、主食には精素を強く要する。
そのため、これらが生息する場所は精素の濃度が高かったり、高純度の精素流が存在する地域などになる。故に、このタイプ鋼皮類が根付いている場所は良質な精素資源が眠る証ともされている。

  • 成長は鉱物類を多く摂取するが成熟期に入ると肉体が完成するため、比重が大幅に変化する。

本区分に該当する種の主な例は以下の通り。
【主な例】

  • 【生物】/ナイトライガー?
  • 【生物】/ファイティガー?
  • 【生物】/ナウサ?

 

有機質鋼身類

解剖した際、機械じみた内部構造ではない有機的構造を持つ鋼身類の総称。
多くは有機生物を抽象化したような、あるいはまったく異なる形状を備えており、その形態・機構もかなり独特のものとなっている。


機甲質鋼身類よりもはるかに金属を摂取する量が多く、そうした性質から鉱脈を巡って人類種とは幾度となく対立してきた。
同時に、これが存在する場所は特定の鉱脈が豊かな場所ということにもなる。
死ねばその身は大量の鉱物資源となるため、一獲千金を狙って狩ろうとする者は珍しくない。とはいえ、その身は全身が金属であり有機生物とは体内構造が異なるため、専門家でない限りは容易に狩ることは難しい。


本区分に該当する種の主な例は以下の通り。
【主な例】

 

関連するもの

 


相談コメント欄


*1 某バトルストーリーのあれとか、ロボット怪獣じみた感じ。