【生物】/鎧殻類

Last-modified: 2021-05-04 (火) 23:12:38

アルファベット表記:Gigarmadia
読み:がいかくるい/ぎがるまでぃあ
分類:生物区分
発案者:tocoma110
Tag: 生物 鎧殻類 発案:tocoma110


概要

その体長が数mを超える大きさにまで成長する有殻類の総称。
純然たる有殻類の細かな分類がまだ進んでいない中、古来より用いられてきたという特殊な経緯を持つ。
これに属する生物の多くは広大な秘境にのみ生息し、これが生息する場所は巨大緑類が群生する傾向にある。また、その土地の食物連鎖においては大型種間での底辺から頂点まで幅広く分布し、その幅広さでは他の追随を許さない。

 

分布

あらゆる環境に存在するため、偏りを語ることは難しい。

 

形態

有殻類の一種なので、当然全身を甲殻が覆っている。
その一方、巨体を保つための工夫は種別に異なるため、鎧殻類固有の巨体維持機構が存在するわけではない。いくつかの種は類似・共通した肉体機構を持っているため、複数の巨大有殻類の始祖が存在するものと考えられている。

 

生態・特徴

その体躯の大きさは絶対的な条件故、成体の全長は最低でも数mを超える。
種によっては幼虫の段階で10mを超える例も観測されており、むしろ幼虫の方が巨大であるという種も珍しくない。
中には全長が4桁mのものも観測されているなど、その体躯の大きさは他の大型種にまるで見劣りしない。

  • 巨体を持つ種故に当然ではあるが、同時に類似した形態を持ちながら数倍以上巨大な種も存在するなど、同系統内でも体格差が極めて大きいことが認められる。

巨体を維持する故か、肉食か特定巨大緑類*1、高濃度精素含有物を食する傾向にある。
獲物や環境での餌の奪い合いから、同種や敵対生物との交戦に備え高い戦闘能力を持つ。大型化すればするほどその強度・戦闘力は高くなる傾向にあり、中には古竜級以上の真竜類と互角にまで渡り合う生物も存在するほどである。


驚異的な巨体を覆うこともあってか、外殻は非常に頑丈。
小型種でも下手な戦闘技能者・装備では討伐に難があることは多く、素直に殴りつければ武器や殴りつけた手・腕を負傷しかねない。当然、それほどの強度を持つ甲殻が用いられた爪などは、簡素な防具程度では防ぎきれない。

  • そして、極めて軽量。
    そのため、小型(数m)鎧殻類の甲殻は装甲素材として非常に人気が高く、専門のハンターも存在する。

 

主な例

 

関連するもの

 


相談コメント欄


*1 極めて高カロリー摂取を実現するもの。