アルファベット表記:Mythril Closs Temple
読み:ぎんじゅうじのいん/ミスリルクロステンプル
分類:宗教団体・医療組織
該当地方:大陸各地
発案者:tocoma110
【Tag: 組織職業 組織 光の国信仰 宗教団体 宗教 医療 医療組織 銀十字の院 発案:tocoma110 】
「すべての命を守る。それが私たちの使命です」
~サリア・コンコール~
概要
光の国信仰の信徒によって運営される、民間の医療組織。
生命共鳴精素を取り扱う秘術を受け継いでいることにより、精術による高度な再生医療・普遍的な病原菌対抗医療を可能とする。必ずしも万人を救えるものではないが、生命力を後押しすることで難病すらも癒す可能性を持ち、また死んだと思われた患者を生き返らせた実績もあるなど、その功績は多岐にわたる。
なお、銀十字の院に属する施療術士は『銀十字施療士*1』と呼ばれる。
目的
光の国信仰の理念に基づく医療活動、それによる人々の生活の安定。
同信仰の中でも、特に「利他」「慈悲の心」に注力している組織と言える。
沿革
細かい年代は不明だが、「人々を苦難から救い出す組織」という点では、設立とほぼ同時期からあったものと考えられている。
- 設立の早い段階から銀の光社とは協力関係にあり、生命共鳴精素の技術支援を受けたうえで、下記の独自の波音術の確立にまで至っているとのこと。
特徴
基本的には精術を用いる医療機関と同様の活動を行なう。
信仰の都合上の定期巡回により新規の医療技術流入の機会に恵まれた、稀有な組織でもある。そのため下手に医療機関が成立し辛い辺境では、頼りにされやすく、その認知度に寄与している。都市部でも数多ある医療機関と並列に存在し、協力し合うことも珍しくない。
- 一般的に活動の多くは寄付金と銀の光社からの支援、後は薬品・護符等の販売などで行なう。
医療機関としての信頼・有効性からか、同じ光の国信仰団体と比べても特に援助金を受けやすい傾向にある。
また、独自の医療用精術『銀十字式』を確立し継承し続けていることでも知られる。
- 生命共鳴精素そのものを用いる手法はないわけではないが、扱いが難しく継承に成功している例は稀。その中でも群を抜いて安定した成績を残しており、それ故に信頼度が高い。銀十字式では聖銀を用いた固有の波音杖を利用することがキモの一つであり、それ故に他の団体では真似することが難しいとされる。
- 波音杖は多数の種類が存在するが、最も数が多いものは所属員の証として配布される輪に囲まれた十字型のネックレスである。これは特定の波音詠唱を行なうことで、緊急時の即応用の波音術?を複数使い分けられるという優れモノである。
所属員の多くは大半の液体を弾く特殊な繊維で作られた、赤の装飾を持つ白い法衣を纏っている。
- 役職ごとにある程度の差異を出しており、院内での役割を一目でわかるようにもしている。
評価
地方でその扱いに差はあれ、非常に高くなる傾向にある。
都市部などは高度な技術発展に伴い医療機関も充実しやすいが、辺境地となると未だに満足のいく医療体制は組まれにくく、それ故に頼りにされやすい。また、高度な医療技術を備えることから、大陸各地にある支部は光の国信仰の中でも最古のはずの銀の光社よりも認知度が高いことさえ珍しくない。
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