皆城乙姫

Last-modified: 2014-11-18 (火) 22:10:32

皆城乙姫【みなしろ つばき】

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皆城総士の実妹。竜宮島のコアにして、地球上でも数人しかいないとされる人類とフェストゥムの融合独立個体
母・が半同化状態に陥った際、彼女の遺言により胎内からワルキューレの岩戸に移され、以後12年間眠り続けていた。
ブリュンヒルデ・システムを通じて島全体のコントロールを司っており、生来の保護本能によって島の防衛システムを作動させている。人類軍の竜宮島占拠を機に目覚め、岩戸から出て人間として生きる事を選ぶ。
【CV:仲西環】

プロフィール

  • 生年月日:2133年3月5日(魚座)
  • 血液型:O型
  • 身長:143cm
  • 体重:39kg
  • スリーサイズ:B75・W50・H77
  • 好きな物:プリン、三色カレー

人物像

長い間岩戸の中にいたせいか、外見は達よりやや幼く、体格も華奢。
島と同等の存在であり、人類にもフェストゥムにも公平の立場をとっているためか、達観した言動が多い。口調こそは同年代の少女のそれと何ら変わりないが、フェストゥムを目の前にしてもおののかないなど、やはり普通の人間とは別の感覚を持つ。
岩戸を出た事で余命僅か(千鶴によると最長3ヶ月)となるが、フェストゥムと直接コンタクトをとり、「悲しみ」という感情を理解させ、「生と死」の概念を教えようとしている。

基本的に年齢に関係なく、他人への呼称には「ファーストネーム+呼び捨て」を用い、実兄の総士に対してもそれは例外ではない。ただし、里奈に対してだけは、「ちゃん」付けで呼んでいる。
また、千鶴を母のように慕っている。

家族構成

  • 皆城総士
    • 兄。目覚めた時点での唯一の肉親。
  • 皆城公蔵
    • 父親。第2話にて死亡している。
  • 皆城鞘
    • 母親。受胎中に半同化され、胎児の乙姫を岩戸に移した後に死亡。
  • 蔵前果林
    • 義理の姉。乙姫が目覚める前に死亡してしまったため、家族関係はあくまで形だけといえる。

登場作品

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【蒼穹のファフナー】

12歳。初登場は第3話で、「少女」というクレジットで登場(第1話でも同じクレジットが見られるが詳細不明)。
第14話にて岩戸を出て、達と交流する一方、戦闘の様子を見続ける事でフェストゥムに「悲しみ」の感情を理解させようとしていた。終盤、島のミールに生と死の循環を教えるため、岩戸に戻り再同期。新たなコアとして生まれ変わった。

【蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT】

11歳。まだコアとして目覚めておらず、姿のみが登場している。

【蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

意識のみの存在として残存、新たなコアを抱いた姿で一部の人間の前に現れる。
終盤にて新たなコアが成長期を乗り越えた事で、役目を終え消滅した。

【Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

作中には未登場だが、一騎の会話で乙姫の話題が取り上げられている。

その他

  • と同じクラスを希望し、2年生に編入したが、本来は中学1年にあたる。
  • 名前の由来は言うまでもなく「竜宮城の乙姫」。
  • 身体を覆っているのはシナジェティック・スーツであり、乙姫の肉体の成長に応じて形状が変化している。
  • 企画プロットの段階では、「一騎の妹」という設定だった。