皆城公蔵

Last-modified: 2019-05-28 (火) 18:34:28

皆城公蔵【みなしろ こうぞう】

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総士の父親で、アルヴィス司令。平時は竜宮島中学の校長を務めている。
アーカディアン・プロジェクトの管理責任者。
【CV:中田譲治】

プロフィール

  • 生年月日:2106年1月7日(山羊座)
  • 血液型:A型
  • 身長:178cm
  • 体重:67kg
  • 好きな物:絵画
  • 第一種任務:アルヴィス司令
  • 第二種任務:竜宮島中学校校長

人物像

フェストゥム兵器開発を進めるシリコン型生命体研究の第一人者。
瀬戸内海に生じた巨大クレーターの調査チーム「芳村調査隊」の副隊長を父に持つ(初期設定では、「母方の祖父・芳村から調査隊の発見したミールの研究財団を受け継ぎ、瀬戸内海ミールの捕獲作戦に作戦顧問の一人として参加。真壁史彦らとはこの時に出会う」とあるが、公蔵の年代と矛盾するためDVD-BOX付属ブックレットにて改訂された)。
その後、北極ミールと瀬戸内海ミールが別物であると指摘し、敵フェストゥムの中核が北極ミールである事を突き止めた。
捕獲したミールを人類のために利用すべきと主張し、ミールの処分を求める新国連と対立、アーカディアン・プロジェクトの主導者の一人となる。

息子・総士に対しては、自身の後継者とすべく、島を守る事がお前の義務なのだと言い聞かせ育てるが、皮肉にもその教育は総士から年相応の表情、言動を失わせる事になってしまう。
実際、作中での2人の会話は、親子というよりも上司と部下のような事務的なものが目立つ。
ただし、島を守るためならば家族を犠牲にする事も厭わないスタンスではあるものの、決して家族間の絆や愛情が希薄であった訳ではないと思われる。

アルヴィスにおいては「決戦は避けられない」という主戦的な立場を示しており、ミツヒロ・バートランドに近い考えを持つ。第1話におけるフェストゥム襲来も、来たるべき戦いに備えパイロットに実戦経験を積ませるべく、彼が意図的に仕組んだものであったのだが、出撃を控えていた蔵前の死亡など、想定外の事態が幾つか生じる結果となった。
詳細は竜宮島回覧版・1129号の「共生よりも決戦を望んだ公蔵を苦慮していた史彦」を参照。

家族構成

  • 皆城総士
    • 息子。容姿は似ていないものの性格は公蔵譲り。
  • 皆城乙姫
    • 娘。言葉を交わす事も出来ぬまま終わる。
  • 蔵前果林
    • 養女。公蔵は彼女の親代わりを務めていた。
  • 皆城鞘
    • 妻。乙姫を妊娠していた時に半同化状態に陥り死亡。

登場作品

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【蒼穹のファフナー】

40歳。丸腰のマークエルフに武装を届けるが、ワームスフィアーに巻き込まれ殉職。

【蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT】

39歳。島を守るため、生駒正幸の提案したL計画を承認する。
その際、ファフナー関連の武装凍結も決定しているが、皮肉にもこれが後の公蔵自身の死の遠因となった。

【蒼穹のファフナー ADOLESCENCE(電撃文庫「蒼穹のファフナー」)】

「皆城公蔵」としては作中には未登場。
島の町長である事が言及されるなど、存在は示唆されている。史彦とはかつて同じ事業に携わっていたらしい。

その他

  • DVD第1巻付属リーフレットでは「小中学校の校長も兼ねている」と表記されている。
  • 前述の個人的思惑には賛否両論がある(段取りの初歩的ミスなど。いわゆる脚本の都合が関係しているとも思われるが…)。
  • 司令補佐である狩谷由紀恵とは愛人関係にあった。ただし、狩谷のスパイ行動については把握しており、お互いに打算を秘めた関係だった模様。