真壁史彦

Last-modified: 2016-01-21 (木) 16:30:52

真壁史彦【まかべ ふみひこ】

真壁史彦.png

一騎の父親。普段は陶器店「器屋」を営んでいる。
かつては日本自衛軍に所属するパイロットで、当時の階級は准陸尉。
アルヴィス司令代理だったが、皆城公蔵の死亡を受け、事実上の司令となる。
【CV:田中正彦】

プロフィール

  • 生年月日:2106年6月2日(双子座)
  • 血液型:A型
  • 身長:181cm
  • 体重:72kg
    好きな物:粘土
  • 第一種任務:アルヴィス司令代理→アルヴィス司令
  • 第二種任務:陶芸家

人物像

一騎同様、口数の少ない男性。口下手で気難しい性格ゆえに一騎と気軽に会話をする事は少ないが、妻・紅音の忘れ形見である息子の事は大事に思っている。
身分や状況に左右されない人情家で、史彦自身も自分のそういうところがあまり司令官らしくないと感じているが、それが彼の長所の一つであると言える。
12年前に紅音を亡くしてから男手一つで一騎を育ててきたが、現在家事は息子頼りになっており、自炊能力は乏しい。

紅音は日本自衛軍時代の上官で、史彦は、当初隊長が女性である事から戦闘指揮に疑問を持っていたが、彼女の潜在能力の高さに憧れるようになってからは互いに魅かれ合い、結婚に至った。
実は真壁の姓は紅音のもので、旧姓は「麻木(あさぎ)」。
求婚時に麻木の姓を捨てる事を決め、紅音は「麻木のままで良い」と言ったものの、決意を曲げず「真壁史彦」となっており、彼の頑固な性格が表れている。

日本自衛軍時代は凄腕のパイロットだったが、フェストゥムだけでなく人間同士の戦いにも駆り出され、その事を長らく悔やんでいた。
そのため、人類軍の竜宮島占領の際にも戦う事を頑なに拒んでおり、フェストゥムに対しても、決戦は避けられないと考える公蔵とは対照的に、なるべく戦いは避けたいと考えていた。

陶芸は紅音の影響によるものだが、変な形の茶碗や皿を作る事が多く、食事の度に一騎からは「使いにくい」と言われている模様。

家族構成

  • 真壁紅音
    • 亡き妻。日本自衛軍所属時は史彦の上官でもあった。

登場作品

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【蒼穹のファフナー】

40歳。皆城公蔵の死去により事実上のアルヴィス司令を引き継ぐ。

【蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT】

39歳。公蔵生駒正幸と共にL計画について秘密裏に話し合っていた。

【蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

42歳。遠見千鶴とは個人的交流が続いている。
フェストゥム襲来と島のシステム低下を機に核投下時の後遺症を発症してしまう。

【蒼穹のファフナー EXODUS】

45歳。

【蒼穹のファフナー ADOLESCENCE(電撃文庫「蒼穹のファフナー」)】

戦闘指揮所での顧問(戦時下で言うところの元帥に相当)を担当。平時はやはり妙な形の皿を売る陶芸家。

【Preface of 蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH】

42歳。研いでいないとまで評されていた米が炊けるようになったが味噌汁に出汁を入れ忘れる事も。

その他

  • パイロット時代は「レクサス」というコードネームを持っていた。(DVD-BOX付属ブックレットより)
  • 小説版では戦闘指揮所にて戦術顧問を務めている。総士によると、戦時においては総帥に等しい権限を持つ「偉い人」らしい。第二種任務はアニメと共通。ただし、小説版の店名は「真壁食器店」。
  • 変な器を作っては売る焼き物屋という設定は企画段階から存在しており、更には学校の校長になって子供達に叩き売りするという設定もあった。