セリフ/【世界を変えるのは、いつだって大馬鹿野郎さ】

Last-modified: 2021-03-20 (土) 23:10:34

FF10-2

ギップルのスフィアで見れる、アーロンのセリフ。
おそらく2年前に『シン』によってマカラーニャ湖からサヌビア砂漠に飛ばされたアーロンが、ティーダと合流する前に、ギップルと会話をしていたものと思われる。
大馬鹿野郎とは自分達のことを指すのだろうが、この後本当に世界を変えてしまった。

  • なんとなくアーロン自身は指していない気もする。かつて「大馬鹿野郎」になり損ねた身だし。
  • 時系列の補足をすると、下記の会話の後に「ホームがグアドに襲われている!」となるのでグアド族のアルベドホーム襲撃直前である。

ギップル「近くにグアドの捜索隊がいるらしいな。さっき通信拾った。『召喚士ユウナを確保したらガードは殺せ』ってさ。首ひっこめて、おとなしくしてたら?」
アーロン「忠告か?」
ギップル「奴らを刺激してほしくないってこと。俺も寺院に追われる身なんで。」
アーロン「先に謝っておこう。」
ギップル「やる気かよ。」
アーロン「ふん。」
ギップル「・・・・・・やっぱな。いいかげん逃げるのも飽きたし、寺院と戦うのもアリかって思うけどさ。んなこと言ったら笑われそうだろ?『馬鹿じゃねーの』って。」
アーロン「世界を変えるのは、いつだって大馬鹿野郎さ。」
 
ギップル「いえてるな」
アルベド人「いまのなんだったんだ?」
ギップル「エボンにケンカを売る。付き合うか。」
アルベド人「おもしろそう」
ギップル「大馬鹿だ」


ちなみにこのイベントを見るためのギップルのスフィアを入手するためには
ミヘン街道のミッション「リン探偵」でリンを犯人にする必要がある。
この場合ミヘン街道がエピソードコンプリートできないので、入手するのであれば
2周目以降にした方がいいかもしれない。
また、他のスフィアと同様「だいじなもの」は一部例外を除き次の周回に持ち越せないので注意。

  • ひょっとするとリンはこれを見て自分も「世界を変える者(大馬鹿野郎)」になってやろうと思い立ったのかも。
    決して誉められたものではないが、彼が自らに任じる役目は新時代に必要なものである。

余談

歴代の主人公格ではがこのセリフの通りになるか。
他は大馬鹿野郎とは言い難いので…。

  • ヴァンはどっちかと言うと世界が変わるのに直面して成長していくタイプの主人公だからちょっと違う気が。
  • アーロンのいう大バカ野郎というのは世界に背いてでも世界を変えると考えてる人たちのことでは?
    そう考えれば主人公たちはいわゆる反乱分子などになることが多いので確かにどいつも大バカ野郎ということになるけど。
  • 織田信長や坂本龍馬といった歴史上の革命児が、同時代の人間からは変わり者として見られたことを考えると
    なかなか深いセリフである。
  • 非常に余談だが某弁護士コメディドラマでのメールが来るシーンで「馬鹿で頑固で夢想家。世界を変えてきたのはいつもそういう人。」という一文がある。何か関係が?
  • そこに挙げられてるのは、「馬鹿」と言うより「おせっかい」の方があってる。