FF2
レオンハルトが最後に放った一言。本当に続きを予感させてくれる。
「俺たちはいろんなことを知りすぎた‥。もう昔には帰れない‥‥。」
というFC版のセリフのほうがよかったと思う。なんでリメイクで変えたんだろう。
- 「俺たちはいろんなことを知りすぎた」の部分がフリオニールの台詞になっている。
これにより、レオンハルトは多くを語らず、それをフリオニールがフォロー、という会話になった。 - 語ることさえできないレオンハルト。考えようによっては、より重いシーンになったかもしれない。
その一方で、フリオニール達は皇帝が作り上げたオーバーテクノロジーの技術を目撃し
異界の道や地獄の城にまで辿り着いてしまった事を指しているのかも知れない。
彼等もまた世界を救ったミシディアの魔道士達と同じ道をたどってしまったのである。
- ×オーバーテクノロジー→○先鋭技術だろう。
強いて挙げるなら皇帝の魔力で建物を維持してたりするが、
あれは人である限り、ミシディアの連中にも到底再現不可能だと思われ。
フリオ達も、世界に点在する理不尽な力を目の当たりにしただけで
自分達が何を得たかについては、完全には把握できていない筈である。
なにもかもを昔に戻せる道理は無い。
ひととき似たような気持ちになれたら、それが生きる糧になる場合もあるかも知れないけれど。
各々トラウマを刻み込まれ、変わり果てたのは確かだ。
しかし、全てがその時の思い込み通りに運びはしない事も、同時に分かったのではないか。
関連項目→セリフ/【いつの日か きっと!!】
さりげなく五七五になっている。
- ジェイドの看板といい、当時のスタッフには何かこだわりでもあったのだろうか?
- 響きがいいから印象に残るというのもあるんだろうな
- 日本語に関しては音数が奇数だと印象に残りやすいのも確か。この事を計算した上でセリフを考えていたとしたら、絶妙な小技である。
2017年のTGSに合わせて海浜幕張駅構内に展示された別れのシーンにまつわる名台詞では、FF2からは「俺たちはいろんなことを知りすぎた‥。もう昔には帰れない‥‥。」が選出されている。