【関連項目】
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→モンスター/【セフィロス】
→モンスター/【リバース・セフィロス】
→モンスター/【セーファ・セフィロス】
FF7
FF7の重要人物かつラスボス。
かつては神羅に属するソルジャー1stで、「英雄」とまで謳われていた。
その強さは、名目上は同じクラス1stに属するソルジャーさえも足元に寄せ付けないほど。まさに生ける伝説。
当時は少年達(クラウドやザックス含む)の憧れの的だった。
やはりと言うべきか天然自然の人間ではなく、神羅カンパニーの「ジェノバ・プロジェクト」の実験体として、
女科学者ルクレツィアの胎内に居るときに宝条博士によって宇宙生物ジェノバの細胞を埋め込まれた人造人間という、割と悲劇的な出生の持ち主。
だが本人はそれに気づくことなく、ジェノバを母と勘違いした彼は母を求めニブルヘイムの民を惨殺する。
その時クラウドに不意打ちを喰らい魔晄炉から落ちた後は、大空洞に流れ着く。
そしてライフストリームへ落ちたことで星の記憶、黒マテリア等*1を知り、メテオで星に致命傷(ビックバンを起こす為)を負わせ全ライフストリームを自分の物にし、星をも越える神となるべく動き出す。
彼の生存本能はジェノバ細胞に影響し、黒マントの男を自らの復活の為に増産した。セフィロスは各地で彼らを手下として操り、リユニオンさせようとした。*2
そして、クラウドの暴走によって復活、彼の意思によるものかウェポンまで復活した。
ジェノバ・プロジェクトを率い、天才とも謳われたガスト博士を慕い、宝条博士を凡才と見下し嫌っているが、実は宝条博士こそがセフィロスの実の父親。
「クックック」という笑い声以外似ておらず、声が当てられた派生作品では笑い声すら似ていない。
が、笑いのツボが良くわからないところは似ている。
銀髪であることを考えると容姿はジェノバに似たようだ。
自称は「俺」を使っていたが、ライフストリームに落ちて以降は「私」に変わり、口調にも変化が現れる。自分を失うほどではなかったにしろ、やはりライフストリームの人格面への影響は彼でも免れなかったと言えるだろう。
この自称の変化を、セフィロス自身のアイデンティティが「俺は人類に滅ぼされた古代種セトラの生き残り」から「私は星の支配者の座を狙う侵略生物ジェノバの分身」に変わった証、と解釈するファンもいるようだ。
- ちなみに豹変前のニブルヘイムでは割と素のセフィロスが見れる
「新しいマテリアが支給されたから早く使って見たいんだ!」と言う16歳のクラウド(本当はザックス)に「子供かお前は」と突っ込んだり、うかつに自分のことを喋りまくってしまい「何を言っているんだ俺は...」と言ったり、記念写真を撮らせてと言われ、そっぽを向くがクラウド、ティファ、ザックスに説得され渋々応じるなどなんだかんだいっていい人(?)である。 - 回想時にニブルヘイムの宿でもう寝るか否かで「まだ早いよ」を選択すると、「明日は起こしてやらないからな」的なことを言われる。
- いままで起こしてくれてたのか
倒されても尚残留思念が残っており、クラウドとの一騎打ちの末消滅するが、クラウドの思念にセフィロスの存在がいた為、復活することに。
一騎討ちの時のステータスはレベル50でHP1の為、
リミット技の他時間経過で発生する攻撃後のカウンターでも倒されてしまう。
過去回想時のセフィロスは
- 愛刀正宗は「たたかう」が必ずクリティカルヒットし、ほぼ3000強のダメージを与える。
- 勘違いされやすいがこの「たたかう」は割合ダメージでは無い。
セフィロスのステータス次第で更にダメージは増加する。無論通常では不可能。
味方セフィロスは「たたかう」を過去回想序盤のドラゴンのみに使用。
- 勘違いされやすいがこの「たたかう」は割合ダメージでは無い。
- ニブル山の雑魚敵にはブリザガ、サンダガ、クエイガ(全体化)のどれかを優先的に使用し殲滅する。
当然、この時点でのガ系の魔法は非常に強力なため確実に一撃で倒してしまう。 - クラウドが戦闘不能になった場合、高確率でアレイズを使用し復活させてくれる。数少ない優しいセフィロス。
稀に無視して戦闘終了してしまうが。- クラウドが非常に弱いので、「戦闘不能→アレイズ→戦闘不能→アレ」なんてループに陥ることも。
そのため、無視してくれたほうがありがたかったりする。
- クラウドが非常に弱いので、「戦闘不能→アレイズ→戦闘不能→アレ」なんてループに陥ることも。
- かいふくのマテリアを装備しているが、クラウドが瀕死状態になっても回復はしてくれないようだ。PC版のゲームブースター機能でステータスMAXにすると試せる。
- 常時無敵状態で、あらゆるダメージやステータス異常を一切受け付けない。
- どんなに魔法を使用してもMPは全く減らない。
- ダメージを受けたり、戦闘不能になる事が絶対に無いため、被ダメージ・戦闘不能のモーションが用意されておらず、ダメージを受けても常に不動。ドラゴンの火炎放射で焼かれても動じない。流石である。
ちなみに回避する時だけはさっと回避する。 - 逃げるモーションはしっかり用意されてたりする。
- 案外必死で逃げようとしていて新たな一面がみられる。
とまぁ、チート乙としか言い様のない反則的な能力を持っている。
これなら確かに伝説のソルジャーと呼ばれるのも無理はない。
それでいて、FF7のパーティ変更コマンド「PHS」には3×3のマス内に8名までしかパーティメンバーが載らないため、その意味ありげな最後の画面右下1マスの空白について、97年の発売当初は「進め方によってはセフィロスも仲間に出来るのでは」という憶測をする者が後を絶たなかった(同じ理由でタークスメンバーのキャラにもこの手の噂が立った)。
そのため、後日にゲーム雑誌による開発スタッフへのインタビューで「セフィロスだけは初登場時に名前が変更できないから分かるだろう、と思ってましたが(笑)」といった感じの発言と共にきっぱり否定する必要があるほどであった。
- 装備マテリアは、そせい、かいふく、だいち、ほのお、れいき、いかずち、ぜんたいか×3で、全てマスター済み。
また、攻撃魔法のうち、何故かほのおマテリアのみ連結穴が空いており、全体化がされていない。- 実は、「金策」のために、所持していた「ぜんたいか」をひとつ売って、ギルにした…とか? あるいは、殖やしている途中だった、とか…?
- メニュー画面にてマテリアや装備を変更しようとすると「・・・・・・」と無言で圧をかけてくる。
- 主人公の故郷を焼き討ちしておいて仲間になれるはずがないんだよなぁ…
…と思ったけど同じくスクウェア・エニックスが著作権を所有するRPGに銀髪で長髪で黒服の美形というセフィロスにそっくりな外見で(自分で直接手を下したわけではないとはいえ)主人公の故郷を焼き払った上にヒロインを殺しておいて仲間に加わったラスボスがいたわ- そいつは進化後が緑で顔が二つあるのもそっくり。
後年検証勢により回想セフィロスを戦わせまくった結果レノのピラミッド、ボトムスウェルの水球、果てはキャリーアーマーのアームキャッチを受けようとも物ともせず攻撃を続けていたため
上記のマテリアを外そうともMPを枯渇させても魔法が放てる件なども含めて単純な無敵処理だけではなくもっと複雑なプログラミングが施されてあると思われる
その後の検証でミディールの白チョコボの攻撃で戦闘不能にする事が可能だと判明する。
そのまま敵とエンカウントすると立ったまま戦闘不能になっているセフィロスが見られる。
倒れている姿は無い模様。
更にこの戦闘不能を利用し無改造で回想セフィロスの無敵、自動行動も解除できる事も判明した。
セフィロス本人は竜巻の迷宮奥で眠っている時と北の大空洞奥でしか登場せず、各地でクラウドたちを惑わしに来るのはジェノバが擬態した姿かセフィロスコピーたちだったりする。
例えば神羅ビルで血の跡ベットリの時は、セフィロスが襲撃してきたのではなく、配合ルームにあったジェノバの胴体がセフィロスに擬態し、リユニオンのために動き始めたもの。
- 初見では「セフィロスがジェノバを連れ去った」とミスリードされてしまうこと請け合いである。
- エアリス死亡直後多くの人が、あれ? 降って来たセフィロスはどこ行ったん? と思うことだろうが、これもセフィロス本人ではなくジェノバ・LIFEがセフィロスの姿に化けていたためである。
ジェノバ倒した後にセフィロスの声がしたりするもんだから、正直ややこしい。 - ジェノバ倒した後にセフィロスの声がしたりする
一応戦闘後だけ、ジェノバが喋ったことがはっきりしている(ジェノバ「(略)」とだけ出る)。 - 海中から黒マントを着たまま現れ、しかも手にはどこから手に入れたのかゴールドソーサーのチケットを握りしめている……といった珍奇な姿が目撃されたりしているが、本人がウキウキで海を渡ってきたわけではない。メタ的にいえばクラウドたちの次の目的地を示す役割があるため、目撃談や痕跡が多くなっている。
クラウドの回想で、セフィロスの装備などを外そうとすると「………」とコメントが返ってくる。
また、勝手に神羅屋敷に入ろうとしたりニブル山へ向かおうとするとセフィロスに怒られる。
- こうすると装備品を使わせてくれる。
- 神羅時代のセフィロスはティファ曰く「なんて冷たそうな人*3」らしいが、ニブルヘイムが故郷である一兵士のクラウドに対して「家族や知りあいと会ってきてもかまわないぞ」と声を掛けたり、見張りを交代して休んで良いと言ってくれたり、気の利いた上司らしい面も窺える。
- ニブル山途中の橋から落ちてバラバラにはぐれた際に、見つからなかった兵士を置いていくなどの冷徹な一面も。
- 公私をわきまえているとも言える。
- 回想でのイベントシーンでチラっとチビキャラが走るモーションを見られるが腕を真横に振ってて何かカワイイ。
作中凄まじい不死身っぷりを発揮しているキャラクター。
以下その不死身っぷり。
- クラウドにライフストリームに落とされるが生きている(普通の生物なら死亡)。
- リバース・セフィロスを倒すとセーファ・セフィロスとして復活。
- セーファ・セフィロスを倒しても思念体の様なものとして存在
(クラウドの口ぶりからするとこの状態でも危険人物であると推測される)。 - その思念体を倒してようやく決着。
実際のところ、今作では出生や目的以外はあまり明かされていない。英雄と呼ばれるほど強いのかは体感できるのだが。
「メモリーバグ」の項の通りヴィンセントとデータ共有しているため彼を使いたい場合はヴィンセントをキャラ変更チートコードを利用して彼に上書きしなければいけない。
最早でもDisc1終盤のニブルヘイム神羅屋敷に寄り道でヴィンセントが正式に仲間になってからになる。
でないと戦闘員として認識すらされないため当然ヴィンセントと共闘不可。
またセフィロスを使う際、ハング防止のため、どこにあるかはここでは書かないがイベント上ではヴィンセントとして取り扱われるチートコードと併用すること。
セーブデータは改造前と改造後に分け、メモリーカードはセーブ&ロード時のみ差し込み、プレイ中は常時抜いておくこと。
ニブルヘイム魔晄炉でクラウドに、あの刀身の広いバスターソードで
腰のとこぶっ刺された後、さらに壁に叩きつけられてライフストリームに落下したため
リバース、セーファと、人間としての下半身が無いデザインになったのかもしれない。
- 竜巻の迷宮の最奥で眠っている際も、下半身は黒くぼかされていて健在かどうかは定かではない見た目をしている。
チートでヴィンセントを上書きして無理やりセフィロス生存フラグ成立させて仲間にした場合当然、セフィロスはPHSとセーブデータ画面では本来なら絶対いないため顔グラバグるが、その時の顔グラは何故か盛大にバグったユフィになるw
FF7R
リメイク分作1作目でも大方の予想通り登場。
デザインはほぼオリジナル版準拠。
CV:森川智之。
クラウドの見る幻覚としてかなり序盤から何度も登場する。
初登場は八番街。
- クラウドの母ことクラウディアを切り殺した感触も消えるから星を救ってほしいと嬉しそうに語る姿は鬼畜そのもの。
セフィロス「息子だけは助けてくれと泣きついた女の声、斬り捨てた時の感触さえも消えてしまうのだ」
- まさにド外道。
そして物語終盤に神羅ビルに姿をあらわす。
これは宝条やパルマーにも姿を目撃され、鑼牟ではクラウド以外の仲間たちにも目撃されている。
このセフィロスは黒マントの男が化けたコピーである。
- これ以前にもクラウドには黒マントがセフィロスに見えているシーンがあるが、
ティファ達にはまだ黒マントに見えていたようだ。
そしてクライマックス手前でミッドガル脱出直前となるチャプター18で再び登場。
フィーラーの壁に穴を開け穴の向こうに消える。
そしてエアリスの口から本当の敵はセフィロスと明言される。
- エアリスによるとセフィロスは星と自分以外大切にせずなんでもやる存在とのこと。
そしてフィーラーの集合体であるフィーラー=プラエコを倒すと現れフィーラーをその身に取り込み本作のラスボスとして立ちはだかる。
- ただしこのセフィロスは運命に従うように促すなど今までのセフィロス像とは少し趣が異なる。
そのためフィーラーがセフィロスの姿を取った偽物の可能性もある。
ラスボスのセフィロスを倒すとオリジナル版のラストバトルを思わせる移動があったあと登場。
この時のセフィロスは一人称が俺になっている。
星が「あれ(銀河?)」の一部になる運命を変えるためクラウドに協力を持ちかけるも拒否される。
一騎討ちとなるもあっさりクラウドをいなし未来はクラウド次第であることを言い残し姿を消した。
- ここで確認できるのが、ラストとの比較であるが、本当の自分自身を取り戻していない故に、力負けしている。
全体的に後の展開を知っているような言動をしており、セフィロスも今後の運命を変えたがっているようである。
ただしエアリスの言うように彼にとっては星と自分以外は大して気にも止めないため、今後も対立は避けられないのだろう。
クラウドに対しては、原作同様相変わらず自身がクラウドの主人(マスター)である=クラウドは操り人形である、という発言をしていたが、世界の先端で戦った際には、クラウドを失いたくはない、などと原作ではほとんど見る機会がないクラウド本人に対する執着を見せている。
原作の2年後の戦いに至るまでの小説では、自身の復活のために、2度も自身をライフストリームに還したクラウドへの執着心を見せていたが…?
外伝作品や客演作品、ACCではいくらやられても膝を屈することないセフィロスだが、今作ではバースト状態に移行すると、膝をつきダウンをする珍しい姿を見ることができる。
もしかすると、フィーラーがセフィロスの姿を象った偽物であることを暗に示している…、のかもしれない。
- ただ、「フィーラーが何かに擬態している明確な描写」って最終決戦まで特にないんだよなあ。
本物の(以下のようにそもそも本物ってなんだ?状態だが)セフィロスがフィーラーを越えようとしているクラウドたちを試そうとしているようにとれなくもない。
結局のところ、本作の時点ではその正体は明らかにならないまま。
アルティマニアで考察されているが、本作に登場するセフィロスは全4種。
1.クラウドに度々語り掛けてくる幻のセフィロス。 2.黒マントの男(七番街スラムのナンバー49、伍番街スラムのナンバー2)が変身しているセフィロス。 3.ニブルヘイムに関する回想シーンで描かれるセフィロス。 4.最終盤に姿を現し、クラウドたちと戦うセフィロス。
3については単なる回想のため特に説明も要らないだろう。
2は、序盤はジェノバ細胞の影響を強く受けているクラウドがセフィロスの姿に一瞬錯覚するだけだが、神羅ビルに現れて以降はジェノバ細胞の擬態能力で、クラウド以外の人間にもセフィロスと認識されるようになる。
原作では神羅ビルを徘徊するセフィロスは脱走したジェノバ本体による擬態だが、本作では黒マントの男による擬態に変更されている。
ナンバー49はさらにジェノバBeatに変身し、討伐された後消滅してしまうが、今後登場するであろう各種ジェノバ系のボスももしかしたら対峙の流れが変更されるのかも…?
話を複雑にしているのが1と4。
1は原作では、クラウドの中のジェノバ細胞がクラウドの精神に影響を与えている一環で垣間見る過去のフラッシュバック(あえて言うなら「クラウドの中のセフィロス」)なのだが、
一部…というか本作の大半のシーンでは、そのフラッシュバック以外にも明確なビジョンを伴って「外から」クラウドに語り掛けてくるセフィロスがいる。
4のセフィロスは大暴れの割に本作の時点では詳細がさっぱり明らかにならないが、言動からして「外から語り掛けてくるセフィロス」の延長であるように見受けられる。
ただ、序盤ではクラウドにしか知覚されていなかったのにも関わらず、終盤ではパーティーメンバー全員に知覚されているばかりか、あろうことか実体を伴って襲い掛かってくる。
襲い掛かってくる前には先述されている通り力尽きたフィーラーを吸収している(これによって実体を得た?)かのような描写もあるが…一体どこ出身で何製なんだこのセフィロス…?
少なくともフィーラーと敵対し、「原作ストーリー」外のところから干渉してきているセフィロスがいることだけは明らか。
序盤は幻としてクラウドに語り掛けるのみだが、神羅ビルではナンバー49が擬態したセフィロスがフィーラーを挑発するかのようにバレットを刺しており、彼らコピーにまで影響を及ぼしているようにもとれる。
そして最後には直接クラウドらに襲い掛かってくるなど、ストーリーを追うごとにその干渉の度合いは強まっていく。
果たして今後の動向やいかに。
FF7R2
本作はミッドガル脱出、カームの宿屋におけるクラウドの回想から始まるため、狂う前のセフィロスがリメイククオリティで見られる。
この時のセフィロスは極めて常識的で、穏やかで優しい性格をしている。16歳という事であどけなさが見え隠れするクラウドにも丁寧に接し、ガイドを務めたティファにも細かな心配りを見せる。ニブル魔晄炉でのモンスター製造に憤りを見せるなど正義感を持った英雄らしい性格をしていた。
吊り橋落下後に兵士を見捨てた件も、助けようとしたが叶わず、仲間を休ませている間に単独で捜索に赴いたが発見できなかったため「あいつの運に期待しよう」となっている。
前作に引き続きクラウドの前に幻視として現れ、彼の情緒を滅茶苦茶にかき乱してくれる。序盤から中盤にかけて、クラウドがティファのことを疑うようになったのもセフィロスの囁きが原因。
- 因みにゴールドソーサーではクラウドがちょっとだけ遊びたいと言う女子3人(とレッド)の後ろにいた黒マントを見てセフィロスを幻視した際、クラウドに対し「今のうちだ、楽しめクラウド。」とゴールドソーサーを楽しむ様勧めてくる。…宿敵にそんな事言われても楽しむ気になれるのだろうか。
また、前作ラストでフィーラーを取り込んだことにより、ジェノバ細胞を介さずにあらゆる世界・あらゆる場所に現れることができるようになった。
この状態の彼は黒いフィーラー粒子とともに現れ、配下として漆黒のフィーラーを自在に操る。この黒いフィーラーはクラウド達以外の一般人でも視認できるようである。
どういうわけかウェポンや白いフィーラーとも敵対関係にあるようで、ウェポンに飲まれたティファは彼らの戦いを目撃している。
- ただ、巨大なウェポンを斬るのは流石に骨が折れたようでいつものように一閃するのではなく、途中で刃が止まり力ずくで斬り伏せている。
その目的は「星の命を繋ぐこと」と一貫しているが、本作ではその手段として運命の壁を壊すことで新たな分岐世界を生み出し、それらの世界をリユニオンさせて星の糧とする、ということが語られた。
クラウドに対しては執拗ともいえるほどの執着を見せており、「我々の世界」という発言からも、セフィロスの望みの実現にはクラウドの存在が必要不可欠であることがわかる。
- 一方でザックスに対しては「おまえでは無理だ」と度々切り捨てようとする。エアリスに対しても、「黙れ さっさと消えろ」と珍しく煙たがるような態度を見せる。
一方でエアリスにラストバトルで辛酸を嘗めさせらされたことに関しては「お前を見くびっていた」と素直に認めている。
クラウドに語りかける以外にも黒マントが姿を変えることでツォンを刺すなど暗躍してしたが、終盤古代種の神殿でとうとうクラウド以外の前にも姿を表す。
クラウドの手に入れた黒マテリアの鍵を使い本物の黒マテリアを手に入れる。
- なお、本物の黒マテリアを手に入れた後でオリジナル版の再現をさせるためにわざわざ一度クラウドに渡そうとしている。悪趣味。
その後、エアリスを殺すために黒フィーラーとともに忘らるる都へと向かう。
それを阻止しようとするクラウドと対峙することとなる。
例によって本作のラスボスもこの御方。クラウドとザックス2人を相手取った戦いからリバース=セフィロスに変身し、更に世界の狭間で元に戻ったところをクラウド&エアリスの2人で決着をつけるという、都合6フェーズにも渡る長期戦となる。
エピローグではグレン・ロズブロークの姿を借りた黒マントの存在も明らかになり、神羅とウータイの戦争への関与も示唆されている。
チャプター1の回想シーンにて、プレイアブルキャラとしてセフィロスを使用可能。
通常攻撃は正宗による高速の剣技で、固有アビリティはオーラチャージ。リミット技は八刀一閃。
オーラチャージを使う、または通常攻撃を当てることで専用ゲージが上昇していき、満タンになると様々な攻撃アクションから繋がる派生攻撃を使用可能になる。
派生攻撃を当てることでもリミットゲージを貯めることができるため、他のキャラと比べてリミット技の使用ハードルが格段に低い。
カットシーン中では圧倒的な戦闘力を披露してくれるが、実際のバトルではプレイヤーの腕次第で簡単にヘタってしまうため過信は禁物。
- クリア後に特定の条件を満たすことで、バトルシミュレーターにセフィロスが使用可能なコンバットコースが解禁される。
- このプレイアブル時に正宗が妖刀である事も装備欄の説明でわかる。妖刀の為かこのゲームのキャラの武器には珍しく移動中などは消えて普段は手ぶらで歩いている。
その他
ゲーム雑誌等では最強の味方的に紹介されてきたが、後に重要な敵として登場するポジションは、
サイファーやシーモアに受け継がれた。説明書でも味方っぽく紹介されている。
当初の一人称は「俺」で、口調もあまり飾ってはいない。
しかしライフストリームに落ちた後には、一人称が「私」となり、口調も芝居がかった風に変わる。
そういう意味では、父親譲りの性格である。
- さらに何度死んでも復活する、という点でシーモアに似ているかも。
名前の由来は、聖書の創世記にも出てくる、ユダヤ教の生命の樹(Sephirothic tree)。
セフィロトのつづりがまんまSephirothである。生命の流れだの神々の創造する世界だのとを、ライフストリームやセフィロスの行動とかけていると思われる。
FF12のセフィラの大樹等も読み方が違うだけで由来は同じ。
セフィロトの樹については、同じ90年代にブームとなった作品のエヴァンゲリオンで物語の重要なキーの一つとして扱われていたため、当時認知度が高まっており
セフィロスという語感だけですぐに元ネタや由来を推察した人間も少なくなかった。
FF7がエヴァの影響を受けている、という類の話題でよく挙がる要素の一つ。
身長が190cm~200cmと、並ぶと女キャラが胸下程の身長だったりするくらいデカい。
正宗はその身長を超える長さらしいのだが、抜き身所持したり抜き身で腰に帯剣したりととても危険。
当初はエアリスと異母兄妹という設定があったためか、前髪の形状や、瞳が緑色という共通点がある。
どの作品でも基本的にセフィロスのデータはすべて不明とされ、公式からも発表されていない。
が、本編・Compilation作品共に、明確な呈示は無いがゲーム内で示唆されている事はある。
- セフィロスの出身地とか。*4
- 北米版ACCでは身長6フィート1インチ(約185CM)とされているが、他のキャラとの身長差からして、もっとデカイと思われる。
何故か北米版では、どのキャラも日本版よりやや小さい身長設定になっている。
FFTにそっくりさんが登場するもクラウドとは特にイベントなし。そんな頻繁に決闘されても困るが。
ナナイ人生真書にはレッドセフィロスなんてチョコボも登場する。
クラウドとセフィロスは、宮本武蔵と佐々木小次郎のライバル関係をモデルにしたらしいが、敗北して死んだと思われるも、しばらくの後に息を吹き返したというあたりも共通している。
2013年1月26日に発表されたギネス・ワールド・レコード『ビデオゲーム史に名を残す悪役トップ50』において、セフィロスが堂々6位にランクイン。
ベスト10にケフカもランク入りしており、1位は亀の親玉。
海外でも知名度の高いFF7のラスボスなだけあって、その知名度も最高峰といったところか。
- 逆に近年行われた最強の敵ランキングにおいては、その亀の親玉を制して1位に君臨した。
本編の過去編やラストの一騎打ち、果てはCCなど派生作品でも頻繁に目にする八刀一閃のあの構えだが、実在しない。
剣道の先生から隙だらけだし脇も空いて何の利点も無いと酷評の的に。
- あんなバカ長い刀を持つのだから自分の体を切らないように隙だらけなのはある意味理にかなっていると思うが。
何れにしても超身体能力を持っているソルジャーで神羅の広告塔である英雄なのだからスタイリッシュな戦いを強いられていた可能性がある。
専ら身長や正宗の形状が取り沙汰されることが多いが、セフィロスの髪もまた尋常でない長さを誇る。実に膝にかかるほどの超ロングヘア。
男性でしかも時代設定が割と近現代なFF7の世界において、その長い銀髪は遠目にもさぞ目立ったことだろう。
何かと戦闘に明け暮れることが多かったソルジャー時代なんかは特に(風で舞い上がった時など)髪が視界と動きを邪魔しそうにも見えるが、実際はどの登場作品を通してもあまり気にしているそぶりは見せない。
それどころか当の本人は洗髪の仕方にこだわりがあったようで(CCFF7)、むしろマメに手入れをしていた様子が垣間見える。
純度の高いジェノバ遺伝子は髪の伸びるスピードが早いという特徴がある…かどうかは不明だが、セフィロスは女性も羨む自分のロングヘアスタイルを案外気に入っていたのかもしれない。
一方セーファ・セフィロス時は前髪含めてさりげなく縦ツインテール風?にきっちりまとめており、妙に小奇麗な印象。
実際の強さはともかくある意味どの場面よりも戦闘モード全開なヘアスタイルだった。
上半身にはサスペンダーしか着用しておらずほぼ裸で常に肌を露出している。その上には黒いコートを着ているのだが。
不思議な力を持った女の子に「変な服のおじさん」と評されること請け合いである。