アメリカ/2009NEWS4

Last-modified: 2010-09-24 (金) 22:57:40

アメリカ/2009NEWS5

Wiiで女性ゲーマーが大幅増加−米調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/01/36111.html
米国の調査会社NPDグループは女性ゲーマーが大きく増加しているとする調査結果を発表しました。

2009年1月7日〜1月27日の期間中、2歳〜65歳の消費者20000人を対象に行われた調査によると、女性ゲーマーは2008年の23%から2009年には28%に増加したとのこと。2007年には19%だったとのことで、NPDグループは特にWiiによって女性ゲーマーが増えたと判断しています。また、携帯ゲーム機の「エクストリームゲーマー」「ヘビーゲーマー」層においてもそれぞれ4%の女性の増加が見られたとのこと。

「エクストリームゲーマー」全体としてはプレイ時間が週46時間から39時間に減少。「エクストリームゲーマー」層の人数は市場全体の4%ですが、2008年Q4に購入したゲームは平均24本で、他の層と比べて6倍以上になるとされています。

2008年Q4に売れたゲームのうち16%がダウンロード販売。但しダウンロード購入した人の平均数自体は減少したとのことです。

アナリストのAnita Frazier氏は、2008年をゲームユーザーに最も大きな変化が起きた年であったと総括しています。

WiiやニンテンドーDSで増えた女性にどうやってゲーム界へ定着してもらうかは一大テーマとされていましたが、アメリカではライトユーザーからゲーマーへの移行が進んでいる模様。女児向けゲームの本数も増えており、今後は大人の女性向けゲームが一つのキーワードとなるのではないでしょうか。

「映画化されるべき10のゲーム」−海外ファンが監督&キャスティング

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/02/36154.html
海外サイトSWICHEDは「映画化されるべき10のゲーム」と題する記事を公開しています。

1:『デビルメイクライ』
「これまでに最も巧みなアクションゲームのひとつ」であり、映画「300」のザック・シュナイダー氏が監督し、「卒業の朝」「ロード・オブ・ドッグタウン」のエミール・ハーシュ氏が主演すべきと主張します。エミール・ハーシュ氏は体力もあるのでダンテ役に向いており、「ヘルボーイ」のロン・パールマンをムンドゥス役にしたいとのこと。

2:『メタルギアソリッド』
『MGS』には「ボーン・アルティメイタム」のように「少々のロマンス」を付け加えたい、とSWICHED。最新の映画「スター・トレック」と海外ドラマ「LOST」で「オタクと大衆に訴えかけられることを証明した」とのことで監督にJ・J・エイブラムズ氏。ソリッド・スネークに「バットマン」のブルース・ウェイン役で知られるクリスチャン・ベール氏を配し、マギー・ジレンホール氏をメリル役に配したいとしています。

3:『BIOSHOCK』
「「パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴア・ヴァービンスキー氏が監督するようだが、ドタバタアクションになってしまうことを恐れる」とのことで「レスラー」「ファウンテン 永遠につづく愛」のダーレン・アロノフスキー氏を推薦。主人公のジャックに「ブロークバック・マウンテン」で知られるジェイク・ジレンホール氏、重要キャラのフランク・フォンティンに「007 慰めの報酬」のボンドであるダニエル・クレイグを推挙。

4:『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
「プロットは古典的かも知れないが完成されている」と評価。監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン氏が鉄板だが「パンズ・ラビリンス」の功績からギレルモ・デル・トロ氏を挙げたいとのこと。気になるリンクには「少々年を取っているかもしれないがアクションとロマンスを両方やる能力がある」ことでレオナルド・ディカプリオ氏。ゼルダ姫にエヴァン・レイチェル・ウッド氏を推薦しています。

5:『悪魔城ドラキュラ』
「『悪魔城ドラキュラ』の映画化を考えるより楽しい時間はあるだろうか。我々はシリーズの最初から映画化することを勧める」とコメント。監督に「デスペラード」のロバート・ロドリゲス氏、シモン・ベルモントにドラマ「ふたりの男とひとりの女」のライアン・レイノルズ氏、ドラキュラに1992年の映画で「ドラキュラ」役を演じたゲイリー・オールドマン氏を挙げています。

6:『The Oregon Trail』
1985年にAPPLEIIなどで発売されたゲームで、ミズーリからオレゴンへの苦難の道を描くという内容。監督に「ニュー・ワールド」のテレンス・マリック氏、主演に「ギャング・オブ・ニューヨーク」のダニエル・デイ=ルイス氏を提案。

7:『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』
「Rレーティング以下にならないことを期待して欲しい」と前置きした上で監督に「スカーフェイス」のブライアン・デ・パルマ氏、主人公のCJに「ハッスル&フロウ」でポン引きからラッパーになろうとする主役を演じたテレンス・ハワード氏をキャスティング。

8:『Fallout 3』
監督には「ユーモアと恐怖をミックスする」スタイルから「バーン・アフター・リーディング」などのコーエン兄弟。ゲームの特徴が自分自身のキャラクターを作ることにある、としながらも、主演に「ロード・オブ・ザ・リング」のアラゴルン役で知られるヴィゴ・モーテンセン氏を推薦。

9:『ファイナルファンタジーVII』
監督は「インディ・ジョーンズ」「宇宙戦争」「プライベート・ライアン」のスティーヴン・スピルバーグ氏。「この映画には彼のようなトップクラスの監督だけが上手く扱える莫大な予算を必要とする」。クラウドには「スピルバーグのお気に入り」ということで「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ氏、ティファに「チェンジリング」のアンジェリーナ・ジョリー氏を割り当てています。

10:『Infamous』
監督に「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン氏を「「トゥモロー・ワールド」で見せたポスト黙示録的な手腕でニューヨークをどうしたいか見たい」と推薦。「タフでこの映画に必要な筋肉があり女性に人気がある」ということで「ターミネーター4」のマーカス・ライト役が印象的だったサム・ワーシントン氏を提案しています。

皆さんが思い描いたキャスティングと比べてどうだったでしょうか。映画がゲーム化されることも珍しくない昨今ですが、ファンのイメージと合った映画が公開されるといいですね。

学生達が環境問題のシリアスゲームを開発

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/02/36153.html
米ルイジアナ州の学生は国の援助を受け、環境にまつわるシリアスゲームを開発しています。

ゲームを開発するのはルイジアナ州のZachary とLafayette に住む24人の高校生達。職業訓練プログラム「Digital Workforce Intensive」に参加したことで知り合った彼らは、互いにインターネットで連絡を取り合い、ルイジアナ経済開発局の資金援助の元ゲーム制作を進行。プロトタイプが完成したところだといいます。

学生達を監督するMargaret Atkinson氏は、ゲーム制作が彼らの人生を変えたといいます。

8年生のBiannca Pierreさんは、人前で話すのさえ怖かったそうですが、今はプレゼンにも慣れ、ゲーム制作を「シャイな人にはいいんじゃない」というほど。学生達は、「何人かのビデオゲームクリエイターは一夜にして大金持ちになるが、自分たちは豊かになるためにゲームを作っているわけではない」と語ったと言います。

彼らが作成したシリアスゲームは既にゲーム制作のプロに提出されたとのこと。但し、これはプロトタイプであり制作が終わったわけではないとされています。

シリアスゲームに関する試みはアメリカの方が進んでいるようですが、コンテンツ大国の日本としても乗り遅れないような取り組みを期待したいところです。

2015年のゲーム機はWii、PS3、Xbox360の順番に−アナリスト

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/02/36155.html
アナリストは2015年の据え置き機の順位をWii、プレイステーション3、Xbox360と予想します。

Wedbush Morgan証券のアナリストであるMichael Pachter氏は据え置き機の市場占有率に関して、2015年までにWii、プレイステーション3、Xbox360という順番になると予測。

Wiiに関しては「安い価格と革新的なコントロール、SDTV(従来型のTV)との互換性が後2年の市場的優位を提供する」としています。なお、この予想はHD版のWiiが投入されることを前提としたもので、Pachter氏はこれを2010年の秋と予測しています。

ブルーレイディスクがHDDVDとの規格戦争に勝利したことから今後プレイステーション3の需要は伸びるものの、「Xbox360は初期のアドバンテージを楽しんだが、日本への浸透率の低さから第三の場所へ行くだろう」とコメント。今年2009年の北米及びヨーロッパ市場における市場占有率はWiiが49%、Xbox360が29%、プレイステーション3が22%になるだろうとしています。

遊園地経営のSix Flags、任天堂とのパートナーシップを拡大

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/02/36159.html
米国各地で遊園地を経営するSix Flags(6月に連邦破産法を申請)は、任天堂とのパートナーシップを拡大、Wiiモーションプラスに対応し、12種類のスポーツが楽しめる『Wii Sports Resort』を遊園地に導入していくと発表しました。

Six Flagsの9つの遊園地では『Wii Sports Resort』が、正式な発売日である7月26日より前の7月4日から体験することができるほか、遊園地内で放送されるSix Flags TVやJumbotron Networkで紹介されます。9つの遊園地は以下の通りです。

・Six Flags Magic Mountain; Valencia, CA
・Six Flags Discovery Kingdom; Vallejo, CA
・Six Flags Great America; Gurnee, IL
・Six Flags Over Texas; Arlington, TX
・Six Flags Fiesta Texas; San Antonio, TX
・Six Flags Over Georgia; Austell, GA
・Six Flags New England; Agawam, MA
・Six Flags America; Largo, MD
・ Six Flags St. Louis; Eureka, MO

Six FlagsのDavid McKillios氏は「任天堂とのパートナーシップを拡大できることをとても楽しみにしています。これまで提供してきた楽しみをより拡充して、多くの来場者に満足いただけるものになると思います」と述べています。

2008年のトップ30ゲームブランド、そこから見える売れ筋の違い

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/03/36179.html
Wedbush Morgan証券は2008年のトップ30ブランドを発表しています。
2008年の収益でゲームブランドを格付けした結果で、トップは『ギターヒーロー』です。日本のゲーマーにも興味深い結果となっていますので紹介します。

■2008年米国のトップ30ブランド(Wedbush Morgan証券調べ、joystiq掲載)
1.Guitar Hero (Activision Blizzard) $ 992 million:約950億円
2.Mario Brothers (任天堂) $ 761 million:約729億円
3.Rock Band (Electronic Arts) $ 662 million:約634億円
4.Call Of Duty (Activision Blizzard) $ 446 million:約427億円
5.Wii Fit (任天堂) $ 407 million:約390億円
6.Grand Theft Auto (Take-Two Interactive) $ 361 million:約346億円
7.Madden Football (Electronic Arts) $ 312 million:約299億円
8.Wii Play (任天堂) $ 261 million:約250億円
9.LEGO (LucasArts) $ 224 million:約215億円
10.Star Wars (LucasArts) $ 180 million:約172億円
11.Sonic (セガ) $ 163 million:約156億円
12.Gears Of War (マイクロソフト) $ 146 million:約140億円
13.The Sims (Electronic Arts) $ 143 million:約137億円
14.Tom Clancy (Ubisoft) $ 130 million:約125億円
15.Pokemon (任天堂) $ 119 million:約114億円
16.Need For Speed (Electronic Arts) $ 106 million:約102億円
17.Warcraft (Activision Blizzard) $ 104 million:約100億円
18.WWE (THQ) $ 103 million:約99億円
19.Fallout (ベセスダ・ソフトワークス) $ 100 million:約96億円
20.NCAA Football (Electronic Arts) $ 94 million:約90億円
21.Tiger Woods (Electronic Arts) $ 89 million:約85億円
22.FIFA (Electronic Arts) $ 79 million:約76億円
23.Imagine (Ubisoft) $ 78 million:約75億円
24.Final Fantasy (スクウェア・エニックス) $ 78 million:約75億円
25.Dance Dance Revolution (コナミ) $ 78 million:約75億円
26.Metal Gear Solid (コナミ) $ 77 million:約74億円
27.Fable (マイクロソフト) $ 77 million:約74億円
28.NBA Live (Electronic Arts) $ 71 million:約68億円
29.Mortal Kombat (Midway Games) $ 70 million:約67億円
30.Petz (Ubisoft) $ 70 million:約67億円

印象的なものを見ていきましょう。
特に上位陣を見ると、日本と米国の売れ筋の違いが伺えるのではないでしょうか。
トップは『ギターヒーロー』で約950億円。『マリオ』シリーズを凌ぐ結果は日本のゲーマーからすると少し意外なのではないでしょうか。

任天堂関連は2位に『マリオ』、5位に『Wii Fit』、8位に『はじめてのWii』、15位に『ポケモン』の4ブランド。『Wii Fit』『はじめてのWii』は“ブランド”の集計ながらもそれぞれ単独タイトルで上位にランキングされており、その強さが分かります。

日本メーカーは11位にセガの『ソニック』、24位にスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー』、25〜26位にコナミの『Dance Dance Revolution』と『メタルギアソリッド』。ベスト30中8ブランドが日本メーカーとなっており、単独で4ブランドの任天堂は日本メーカー中でもトップの成績と言うことになります。

不況でゲームのプレイ時間が増加、中古ゲームの購入も過去最大に―ニールセン調査

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/07/36243.html
調査会社のニールセンは、景気後退期にある現在、ゲームユーザーがどの程度ゲームをプレイし、購入しているかについてまとめたレポート「The Value Gamer: Play and Purchase Behavior in a Recession」を公開しました。それによれば、不況によりゲームのプレイ時間は増加しているものの、中古での購入も過去最大まで伸びているようです。

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一週間にプレイする時間

まずゲームのプレイ意欲は、不況になってからますます高まっていて、42%のユーザーは昨年よりも遊びたいと回答していて、ほぼ同数の41%のユーザーは昨年と同程度遊びたいとしています。また、35%のユーザーは昨年よりもゲームにお金を使うとしていて、39%のユーザーは昨年と同程度を消費するとしています。一週間にゲームを遊ぶ時間も年を追うごとに増加しています。

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中古での購入本数レンタルでの本数

一方でゲーム業界にとって心配なのは中古での購入も増えているという点で、今年に入ってからその傾向は強くなっているようです。これまで中古を取り扱ってきたゲーム専門店のGameStopに加えて、大手量販店のWal-MartやBest Buyも中古ゲームの取り扱いをスタートしていて、日本と同様に中古ゲーム対策とどう付き合うかが課題になりそうです。

また、BlockbusterやGameflyに代表されるゲームレンタルの利用も増加しています。

中古やレンタルの増加もあるものの、全体で見るとゲームの好調は、DVDの売上と比較すると明確で、DVDが昨年比で3%の伸び(2009年5月)なのに対して、ゲームは昨年比で17%の増加(2009年5月)となっています。これはゲームが同価格帯でもDVDよりも長く楽しめる娯楽ということも関連してきそうです。

ゲームで禁煙するプロジェクトがアメリカ陸軍で進行中

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/12/36321.html
歴戦の古強者がタバコをぷかり……というのは戦争映画などでよく見られるシーンですが、軍隊では喫煙=害悪としてゲームで抑止するプロジェクトが進行しているようです。

テキサスメディカルセンターは7月1日付けのニュースで禁煙ゲームプロジェクト「PROJECT COMBAT」を報じています。

現在のアメリカ陸軍では38%が喫煙の習慣を持ち、15%が無煙煙草を吸っているとされていますが、進行中の「PROJECT COMBAT」は兵士がタバコを止めるか吸わないようにすることが目的。規模は370万ドル(約3億4000万円)とのこと。

喫煙の害を説くのに使われるのがビデオゲームで、カスタマイズ可能なアバターを使い、喫煙と禁煙のプロセスを体験します。「喫煙仲間からのプレッシャーに耐え、禁断症状を経験し、喫煙に逆戻りすることを防ぐ」といった内容が用意されているとのこと。

プロジェクトを担当するAlexander Prokhorov教授は「ビデオゲームをベースとした教育プログラムは決して退屈ではなく、双方向的かつ魅力的な体験を提供する」「ビデオゲームで最も重要なのは再度の喫煙を防止する機能です。兵士たちはまた喫煙しそうだと感じている時にビデオゲームに再びアクセスできます」と「PROJECT COMBAT」のコンセプトを解説します。

Prokhorov教授によれば、戦闘任務のストレスが非喫煙者だった兵士にも喫煙を促すとのこと。「戦争は喫煙を促進します。第二次大戦中の軍隊では煙草の使用が増加したという調査結果があります。しかし兵士たちは、喫煙によって疲労が増し、感覚が鈍くなり、息切れしやすくなるかも知れないということを理解していませんでした」と喫煙は任務にも有害であるとの見解を明らかにしています。

ニンテンドーDS用として『もしも!?禁煙するなら・・・』『Allen Carr’s Easyway to Stop Smoking』、Wii用として『らくらく禁煙アプリWii』といったソフトが発売され、ゲーム機を禁煙に活用する方法が模索されていますが、軍隊という高ストレス環境で機能する禁煙ゲームであれば、一般人にも効果が大きいのではないでしょうか。

米国で無料オンラインゲームユーザーが22%の成長

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/14/36345.html
米国の調査会社comScoreによれば北米のオンラインゲーム人口は昨年度に比べて22%の成長を見せ、無料オンラインゲームへの需要はますます増しているとのことです。

comScoreの調査結果によれば、2008年5月〜2009年5月の一年間で7160万人から8700万人に増加。中でもGSN Games Networkは563%の増加で600万人のユニークビジターを獲得しています。

■comScore調査による米国のユニークビジター数トップ10(2009年5月)
Yahoo! Games:1939万人
EA Online:1799万人
Nickelodeon Casual Games:1483万人
WildTangent Network:1384万人
Disney Games:1171万人
MSN Games:898万人
AOL Games:871万人
MINICLIP.COM:843万人
Betawave Partners - Partial List:740万人
Spil Games:716万人

同社のゲームソリューション部門のディレクターであるEdward Hunter氏によれば、8700万人というのはインターネット利用者の二人に一人がオンラインゲームを遊んでいるとする計算とのこと。

無料のオンラインゲームが流行している理由に関しては経済的な状況を反映したものとされています。

ルイジアナ州知事、ゲーム関連企業への減税措置を承認

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/15/36371.html
報道によれば、米国ルイジアナ州のボビー・ジンダル州知事は、ビデオゲームを含むデジタルインタラクティブメディア業界に対する減税措置を承認しました。米国のゲーム業界団体ESA(The Entertainment Software Association)はこれを歓迎する声明を発表しています。

承認された「ルイジアナ・デジタルメディア法」は、ルイジアナ州に拠点を置くデジタルインタラクティブ関連の企業に対して、25%の税額控除と10%の給与減税を与えるものです。ESAによれば、ゲーム業界には直接的/間接的に8万人以上が従事していて、ルイジアナ州では4381人が雇用されていて、この数字は2001年と比べて8%増加しているそうです。

ESAのMichael D. Gallagher会長は「私達は州知事の強力なリーダーシップと、次世代のゲーム業界の革新を助ける今回の措置を歓迎します。パブリッシャーも、何年も同じ場所で生活し、仕事をします。ゲーム業界への支援は、どんなエンターテイメント産業向けのものよりも大きなリターンを生むことでしょう」と述べています。

来たれインディーズゲーム作家−賞金総額2900万円以上のコンテストがスタート

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/17/36419.html
インディーズゲームが盛り上がりを見せる昨今ですが、大手ゲームショップが賞金総額2900万円以上のコンテストを開催することとなりました。

海外の大手ゲームショップGamestopは、インディーズゲーム大会「Indie Game Challenge」を開催すると発表しました。
米国の学術団体であるインタラクティブ芸術科学アカデミー(The Academy of Interactive Arts and Sciences)とゲーム専門学校The Guildhall at Southern Methodist Universityとの共同開催。
プロ部門とノンプロ部門があり、それぞれの優勝者は賞金100000ドル(約940万円)に加えて自分の作品をパブリッシャーに売り込む機会が贈られます。

大会に応募できるのは米国在住の13歳以上。
プロ部門とノンプロ部門のそれぞれから6作品ずつが選ばれ、来年2月にラスベガスで行われる授賞式への旅費500ドル(約5万円)がプレゼントされます。
また、参加者にはThe Guildhall at Southern Methodist Universityへの奨学金なども考慮されるとのこと。

ポストイット(付箋)でシューティングを作ってしまった『Post I.T. Shooter』など、ユニークな才能が花開いているインディーズゲーム界だけに、これを積極的に育てようとする取り組みは歓迎されるべきものではないでしょうか。

2009年上半期、各機種でどんなゲームが売れた?

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/22/36507.html
米国上半期、それぞれのハードではどんなゲームが売れたのでしょうか。米国の調査会社NPDグループの調査結果を見てみましょう。「約」とついているのは、本数に関しては正式なものが公開されておらず、Gamasutraの予想によるためです。

■Wii(NPDグループ調べ:本数はGamasutraの予想:発売日は米国のもの)
1:『Wii Fit』約306万本:2008年5月
2:『はじめてのWii』約150万本:2007年2月
3:『マリオカートWii』約140万本:2008年4月
4:『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム』63万本:2009年5月
5:『レゴ スター・ウォーズ コンプリート サーガ』約40万本:2007年11月

『Wii Fit』の首位は予想通りといったところでしょうが、5月19日に発売されて一気にランクインした『EA SPORTS アクティブ パーソナルトレーナー Wii 30日生活改善プログラム』の強さが目立ちます。フィットネス市場は継続した市場となるのか、興味深いランキングといえるでしょう。また、2007年のゲームが2本ランクインしているのも面白いところです。

■プレイステーション3(NPDグループ調べ:本数はGamasutraの予想:発売日は米国のもの)
1:『Killzone 2』約75万本:2009年2月
2:『バイオハザード5』約50万本:2009年3月
3:『ストリートファイター4』約50万本:2009年2月
4:『UFC 2009 UNDISPUTED』約50万本:2009年5月
5:『MLB '09:The Show』約42万5000本:2009年3月

『バイオハザード5』『ストリートファイター4』とカプコンゲームが2本ランクイン。日本メーカーながら海外に通用するゲームを作れる同社の持ち味が生かされた形。本数的にはほぼ横並びといえるでしょう。

■Xbox360(NPDグループ調べ:本数はGamasutraの予想:発売日は米国のもの)
1:『バイオハザード5』約103万本:2009年3月
2:『UFC 2009 UNDISPUTED』約103万本:2009年5月
3:『Call of Duty:World at War』(コレクターエディションの存在により予測困難):2008年11月
4:『Halo Wars』約50〜70万本:2009年2月
5:『ストリートファイター4』約50〜70万本:2009年2月

こちらも『バイオハザード5』『ストリートファイター4』がランクイン。Xbox360は唯一サードパーティのゲームが1位となっています。『Call of Duty:World at War』の本数はコレクターエディションの存在により予測困難とされていますが、ランキングからすると50万本前後といったところでしょうか。これ以外のゲームは全て2009年2月以降に発売されたのが特徴とされています。

米国で音楽ゲームの売上額が最大67%ダウン−急落に至る事情とは?

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/24/36537.html
先日、米国の調査会社NPDグループによる6月の売上が公開されて話題となりましたが、データは音楽ゲームに関する意外な事実を明らかにしていました。

Gamasutraによれば、『RockBand』『ギターヒーロー』といった音楽ゲームの売上は前年比-67%と-34%低下しているとのことです。

Gamasutraによる比較グラフ。左が2008年、右が2009年の売上
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Gamasutraは「両作品がシリーズを重ねても収益は拡大していない」と指摘。両ゲームの収益はギターやドラムなど専用の楽器ハードを購入することで発生したものの、現在は値引きされているため売上額自体は下がったとしています。

Gamasutraは今年1月〜6月の期間中、『RockBand』が100万本以上、『ギターヒーロー』が300万本以上を売ったと推定するも、「今年後半の売上が音楽ゲームの未来を決定する。消費者がソフトウェアを越える価格の楽器ハードを買わないでおこうと決めているなら、ゲーム会社の収益は落ちるだろう」とコメントしています。

ギターやドラムのコントローラーは、ゲームと楽器業界とのコラボなど新たな可能性を生み出しましたが、Gamasutraが指摘するような高価路線を推進したのも事実。これらの楽器コントローラーで上昇した価格とソフト本体のみの価格、どちらが正常なものなのか。Gamasutraのいうような買い控えが起こるのか否か、今年後半の売上が注目されます。

M指定ゲームの広告を禁止するのは表現の自由を侵害する−米業界団体が交通局を告訴

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/25/36569.html
米国のゲーム業界団体ESA(Entertainment Software Association)は、シカゴ交通局(CTA)を告訴しました。

バスや電車でM(17歳以上)やAO(成人)指定ゲームの広告を出してはならないとするシカゴ交通局の規則は、米国憲法で保障されている言論の自由を侵害するものだというのです。

「シカゴ交通局の規則はエンターテイメントソフト産業の持つ憲法上の権利を侵害するものである」とESAのCEOであるMichael D. Gallagher氏はコメントします。「合衆国の法廷はゲームが他のエンターテイメントと同様に合衆国憲法修正第一条の保護を受けられると決定したが、シカゴ交通局はこの確立した事実を認める気がなく、ゲームのダイナミズムと創造性、表現力豊かであることに不案内であることを示した。産業におけるクリエイティブの自由が侵害される時、我々は座視していない」との声明を発表しています。

ゲームはESRBによって審査されたものであり、その広告はARC(Advertising Review Council)が監視しているためシカゴ交通局の規則は不要であるとするのがESAの主張。
ESAからすると自分たちはキッチリと審査・監視を行っているのに、シカゴ交通局が不要な規制でもって広告のチャンスを減らしているということになります。シカゴ交通局の1年間の利用者数は5億人を越えるとされていますから、大きな広告機会を逃していることになります。

年齢・性別も様々な不特定多数が利用する公共交通に年齢制限付きゲームの広告が出ることは許されるべきか否か。現時点ではシカゴ交通局から声明は発表されていませんが、大きな広告機会が失われると同時に管理能力にも疑問を突きつけられた形となるだけにESAが強硬な態度で臨むことが予想されます。

ニューヨークのIBM工場で増員−「任天堂とソニーから仕事が来ている」

http://www.inside-games.jp/article/2009/07/25/36570.html
米国ニューヨーク州East FishkillにあるIBMの工場はてんてこ舞いのようです。

海外サイトrecordonlineが現地からの情報として伝えるところによりますと、East FishkillのIBM工場ではスタッフがミーティングに呼ばれ「任天堂とソニー、フリースケールからの仕事が来ている」と伝えられたとのこと。

IBMはEast FishkillとPoughkeepsie、Sterling Forestで9000人以上の労働者を雇用しているとされていますが、マネージャーは従業員に「追加の労働者を雇うとは思ってもみなかった」と語ったとのことです。recordonlineは増員に関してIBMに問い合わせたものの回答は得られなかったとしています。

East Fishkillには初期開発と量産の両方を行う半導体工場があることで知られていますが、任天堂とソニーから仕事が来ているというのはいかにも意味深。HD対応のWiiなど次期ゲーム機なのか、現行機種のモデルチェンジなのか、それとも新たな携帯ゲーム機なのか。いずれにしろ答えが示されるのはまだまだ先のことのようです。

「ビデオゲームの父」、ノーラン・ブッシュネル氏の新作はFPS+RTS

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/04/36717.html
「ビデオゲームの父」ことノーラン・ブッシュネル氏の新作はFPS(一人称シューティング)とRTS(リアルタイムストラテジー)のハイブリッドとなるようです。

USATodayによると、ブッシュネル氏の新作は『Battleswarm: Field of Honor』。対応機種はPCで、オンライン対戦もフィーチャー。ブッシュネル氏には5人の息子がおり、16~30歳と年齢も様々ですが、そのいずれとも対戦できるゲームとのことです。

氏によれば『Battleswarm: Field of Honor』は『StarCraft』や「スターシップ・トルーパーズ」のようなゲームで、FPSモードでは人間の兵士を操ってエイリアンと戦い、RTSモードはエイリアンバグに指示を出して人間を倒していくという内容になるとのこと。人間側とエイリアン側は合計6人までプレイすることができ、基本無料+アイテムやマップへの課金(マイクロトランザクション)が予定されています。

66歳になるブッシュネル氏ですが、WiiとXbox360とプレイステーション3を所有しており、いまもゲームを遊び続けているとのこと。マイクロトランザクションという海外では新しめの課金モデルに挑戦している辺り、「ビデオゲームの父」はまだまだ現役のようです。

レンタルDVD大手・Netflix、WiiやiPhoneでも映像配信サービスを開始か?

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/04/36722.html
米国最大のオンラインDVDレンタル/ストリーミング配信業者であるNetflixが、WiiやiPhone向けにもまもなくサービスを開始すると、ケーブルテレビなどの専門媒体Multichannel Newsが報じています。

Netflixはあらゆるデバイス向けにサービスを提供しようという「TV Everywhere」戦略を推し進めていて、WiiやiPhone/iPod touchへの展開もその一環です。同社が提供するのは「Watch Instantly」と呼ばれるもので、映画やテレビ番組のオンデマンドのストリーミング配信が受けられます。

Netflixのオンデマンドサービスでは1万2000以上の映画やテレビ番組を視聴することができ、デバイスもPCやMacはもちろん、マイクロソフトのXbox 360や様々なSTB、サムスンやLGなどから発売されているインターネット接続可能なブルーレイプレイヤーなどでサービスを利用できます。

ヘビーゲーマーはビタミンD不足?-米国の調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/05/36745.html
ヘビーにゲームを遊ぶ人はビタミンDが不足しているとする調査結果が米国で発表されました。

米国ニューヨーク州にあるアルバート・アインシュタイン医科大学のMichal Melamed教授によると、1~21歳までの人口の9%にあたる760万人がビタミンD不足に悩まされているとのこと。また、61%にあたる5080万人は不足と言わないまでもビタミンDの少ない生活を送っているとされています。

こうした傾向は「アフリカ系アメリカ人及びメキシコ系アメリカ人の太りすぎの女性で、週に一度も牛乳を飲まず、TVやゲーム、コンピューターに4時間以上を費やしている人」に見られたとのことです。また、屋外に赴く際に日焼け止めを使用することも原因の一つとされています。

ビタミンDは骨を作るのに必要とされる栄養素で、魚類から摂取できるほか、日光浴も有効。不足すると、くる病や骨粗鬆症といった症状を引き起こすとされています。今年は『ドラゴンクエストIX』や『モンスターハンター3』といった大作もあり、ついつい家にこもりがちになってしまいますが、街でのすれちがい通信や、友達の家での協力プレイなど、意識して外に行く機会を増やすことも必要なのではないでしょうか。

Wiiでどんなゲームが遊ばれているのか−不動の2トップとは?

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/09/37044.html
海外ゲームサイトVG247では、米国のWiiでどんなゲームが遊ばれているかの集計結果を公開しています。日本のプレイヤーにも興味深い内容ではないでしょうか。トップ10を見ていきましょう。

1:『大乱闘スマッシュブラザーズX』
2:『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』
3:『街へいこうよ どうぶつの森』
4:『ファイアーエムブレム 暁の女神』
5:『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』
6:『Call of Duty: World At War』
7:『牧場物語 やすらぎの樹』
8:『Rock Band2』
9:『ルーンファクトリー フロンティア』
10:『レゴ スター・ウォーズ コンプリート サーガ』

以上は米国版「みんなのニンテンドーチャンネル」からのデータです。任天堂ソフトは4本で、日本製ソフトは6本。4本の海外ソフトは音楽ゲーム、FPS(一人称シューティング)、キャラクターものと海外らしい結果となっています。

『大乱闘スマッシュブラザーズX』と『ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック』は不動の2トップ。『ファイアーエムブレム 暁の女神』『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』のプレイ時間がほとんど変化していないのが興味深いところ。『街へいこうよ どうぶつの森』は急激にプレイ時間を伸ばしています。

2トップ+『街へいこうよ どうぶつの森』にはマルチプレイやDLCなどインターネットに繋ぐ動機が用意されており、見事に狙いが当たった形となります。

『レゴ スター・ウォーズ コンプリート サーガ』も根強く遊ばれているようです。同作は北米におけるWiiの2009年上半期トップ5にもランクインしており、日本からはちょっと想像できないのが面白いところです。

米国で最もアクティブなゲーム機は?-2009年上半期の調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/12/37098.html
米調査会社のニールセンは、2009年上半期の米国における据置ゲーム機使用率に関しての調査結果を発表しました。日本のゲーマーにとっても興味深い結果が出ています。

1~6月に平均的なゲーマーがゲームを遊んだ時間は768分で、これは昨年同時期よりも多い数値。50%以上が18歳以上のアダルト層であり、25%を12~17歳のティーンエイジャー層が占めているとされています。また、Xbox360とプレイステーション2が接戦を演じており、ニールセンは最もアクティブなゲーム機をXbox360と定義しています。

■6月のゲーム機の総使用時間(ニールセン調べ)
1:プレイステーション2
2:Xbox360
3:Wii
4:プレイステーション3
5:Xbox
6:ゲームキューブ

■6月のアクティブユーザー数(ニールセン調べ)
1:Xbox360
2:プレイステーション3
3:Xbox
4:プレイステーション2
5:ゲームキューブ
6:Wii

ニールセンによれば、Wiiには女性ユーザーが多く、Xbox360は男性ユーザーが多いとのこと。また、プレイステーション系ゲーム機は両者の比率が平均的であるとされています。

米国の家庭では、プレイステーション2やゲームキューブといった前世代のゲーム機がまだまだ現役の模様。比率としては前世代ゲーム機が31%、現世代ゲーム機が50%、それ以前のゲーム機が19%。最新以外のゲーム機が半数を占めている訳で、世代交代はメーカーが主導する通りには進まないらしいことが分かります。

各機種の値下げが噂される一方で・・・アナリスト「効果は限定的」

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/14/37126.html
調査会社Cowan and CompanyのアナリストであるDoug Creutz氏は、「ゲーム機の値下げが消費者に与えるインパクトは限定的だろう」と語ります。

投資家に向けたノートでCreutz氏は「現在の状況下では、プラットフォームホルダーは値下げ圧力を受けているが、消費者に与えるインパクトは限定的で、ハードやソフトの売り上げに大きな影響を与えないだろうと考えている」としました。

一方で「全てのメーカーが9月までにハードの値下げをするだろうと考えている。早ければ来週のGamescomで発表があるだろう」としています。Creutz氏はPS3は100ドル、Wiiは50ドル程度の値下げがあるだろうとしています。またXbox 360 Eliteは300ドルまで下がるのではないかとしています。

米国はやはりゲーム大国-海外の調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/21/37220.html
調査会社のTNSとNewzooは英国、米国、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギーの各国においてどれだけの人がゲームをしているかを調査しました。

家庭用ゲーム機で遊ぶ人の割合が高いトップ3は米国(58%)、英国(55%)、フランス(45%)。

PCゲームはドイツ(45%)、米国(41%)、英国(35%)。
ゲームポータルの利用者の割合が高いのは米国(47%)、ベルギー(41%)、オランダ(37%)。

携帯電話ゲームは英国(19%)、米国(17%)、ドイツ(13%)。
MMO及び仮想世界の利用者の割合が高いのは米国(21%)、ベルギー(14%)、ドイツ・フランス(11%)となります(いずれも複数回答)。

これらゲームプレイヤーは特定の機種やゲームのみを遊ぶというわけではなく、状況に応じて様々なフォーマットのゲームを渡り歩いているとのことで、「古典的なカジュアルオンラインゲーマーとハードコアなゲーム機ゲーマーの共通部分が増加している」とされています。
また、無料ゲームのユーザーも増えており、ゲームをしている=お金を使っている訳ではないという結果も出ています。ゲームにお金を支払ったことのあるMMOプレイヤーはフランスでは84%に及ぶものの、オランダでは31%にしかなっていないとのこと。

米マイクロソフト、Xbox 360エリートモデルを100ドル値下げ

http://www.inside-games.jp/article/2009/08/28/37365.html
米Microsoft Corporationは、Xbox 360の価格を8月28日から米国で値下げすると発表しました。

Xbox 360 エリートが100ドル値下げされ299.99ドルに、Xbox 360 Proが50ドル値下げされ249.99ドルになりました。また、スターターモデルと位置付けられるXbox 360 アーケードは199.99ドルで販売されます。

先週のソニー、プレイステーション3の新型モデル発表に続く動きで、各社のテコ入れ策が出そろってきました。米国以外の地域では不明ですが、日本でも近日中に発表がありそうです。

「ホリデーシーズンまでは時間がありますが、そろそろ今年のギフトは何にするか考え始めてもいい季節です。もし大きな予算を必要としない深いエンターテイメント体験を望むならXbox 360をオススメします。最高のゲームと幅広いテレビ番組や映画のライブラリ、音楽体験、家族との交流、そして地平線の向こうには全く新しい体験―Project Natalが待っています」とマイクロソフトのシェーン・キム氏はコメントしています。