アメリカ/2009NEWS5

Last-modified: 2010-09-28 (火) 00:36:49

アメリカ/2009NEWS6

米ヒューストン大学にWiiを使った講義が登場

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/11/37628.html
米ヒューストン大学に、Wiiを使った1単位の講義が登場したそうです。

「Wiiパフォーマンスクラス」(Wii Performance Class)では、『Wii Sports』『Wii Sports Resort』『Dance Dance Revolution』『Wii Fit』といったゲームを利用し、健康的な栄養摂取と体重を維持するための日々の適切な運動について学びます。参加している学生は、日々の摂取カロリーと20~30分のWiiを使った運動の記録を録っているそうです。

担当する講師のBen Hoffman氏は「(Wiiを使って講義をすると)最初に聞いたときは笑った」ということですが、大学としては、Wiiを使用することで、通常のトレーニングに興味を示さない学生にも、健康維持や摂取カロリーとの関連性について学んでもらうことを主題としているそうです。大学では通常のヨガ、太極拳、ピラティス、サイクリングといった種目を活用した講義も行っているとのこと。

大学には10台のWiiが用意され、2人1組で20名のクラスで行われているそうです。現在は1クラスのみですが、どうやら人気のようで来春にはクラスを増やして対応することも予定しているそうです。

「値下げしてもハードは売れなかった」-米アナリストの分析

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/13/37640.html
プレイステーション3とXbox360の値下げが話題ですが、悲観的な観測も存在します。

米投資銀行Kaufman Bros.のアナリストであるTodd Mitchell氏は、プレイステーション3とXbox360が値下げしたにもかかわらず「巨大な需要の波を作り出すことはなかった」とコメント。Mitchell氏は現在の米国における売上がWiiとニンテンドーDSによって主導されていると主張します。

2009年は夏の不振が響き、年全体でも売上が良くないものとなるだろう……と氏は予想します。2008年の売上が213億ドル(約1兆9200億円)なのに対し、2009年は202億ドル(約1兆8200億円)に減収するというのです。

Mitchell氏はビデオゲーム全体が「デフレのサイクル」に入っていると指摘します。「成長傾向は根強く残っているものの、消費者はゲームにそれほど時間を費やしている訳ではない。需要薄の傾向は、慎重な小売業者とタイトな在庫循環のサイクルで悪化している」とコメント。「ソフトウェアのボリュームは下がっており、小売業者はよりアグレッシブなディスカウントをしなければならないだろう。夏のセールスは貧血のようなものであり、投資家はゲーム産業に用心深くなっているだろう」と悲観的な見解を明らかにしました。

NPDによりますと、8月におけるプレイステーション3の売上は21万台とのこと。7月は12万台、6月は16万台ですから、5万~9万台の増加となっています。Mitchell氏の「巨大な需要の波」がこれ以上のものを指すのかは不明ですが、前年と比較すると売上が減少傾向にあるのは確かなようで、「アグレッシブなディスカウント」を求められる小売店こそが辛いのかも知れません。

ゲーマーの情報源は口コミがメイン、複数機種の所有も当たり前に-米調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/16/37684.html
ネット全盛時代もゲーマーのコミュニケーションは口コミがメインのようです。

米国の調査会社NPDグループは、ゲーマーの31%が口コミを重視するとの調査結果を発表しました。

調査は2009年1月7日~1月27日の期間中、北米在住の20893人を対象に行われました。

ゲームに関する情報は口コミがメインの伝達手段である模様。ゲーマーたちの31%が口コミ及び友達や親類の家で実際に遊ぶことで情報を入手しているとのこと。情報ソースが雑誌やオンライン広告、ソーシャルネットワーキングサイトを重視しているのはわずか5%程度に過ぎなかったとされています。

複数のゲーム機を所有することも当たり前になりつつあるようです。

■Wii
米国のゲーマーの32%が所有
Wiiユーザーの14%はPS3を所有
Wiiユーザーの26%はXbox360を所有

■プレイステーション3
米国のゲーマーの10%が所有
プレイステーション3ユーザーの42%はWiiを所有
プレイステーション3ユーザーの34%はXbox360を所有

■Xbox360
米国のゲーマーの20%が所有
Xbox360ユーザーの42%はWiiを所有
Xbox360ユーザーの18%はXbox360を所有

NPDはオンラインとオフラインにおける人気ジャンルの違いも調査。特にオフラインでは機種ごとに人気ジャンルが異なっていたと指摘しています。

■Wii
オンラインではカード、パズル、アーケード、ワードゲームが人気
オフラインではファミリー志向ゲームが人気

■プレイステーション3
オンラインではシューターが人気
オフラインではアクション/アドベンチャー、レーシングゲームが人気

■Xbox360
オンラインではシューターが人気
オフラインではファミリー志向ゲーム、アクション/アドベンチャーが人気

同社のアナリストであるAnita Frazier氏は、「この調査結果は、“カジュアルゲームを遊ぶのは浅いゲーマーである”という一般的に信じられている誤りを暴くものだ」とコメントしています。

Wii、プレイステーション3、Xbox360といった据え置き機ユーザーの男女比は56対44。年齢層は2~12歳が24%で最も多く、次いで25~34歳が20%、35~44歳は17%であるとのことです。

KBトイズのロゴなど買収、米トイザラス・・・朝刊チェック(9/18)

http://www.inside-games.jp/article/2009/09/18/37748.html
日経流通新聞13面「KBトイズのロゴなど買収、米トイザラス」
米玩具大手トイザラスは、同業で昨年12月に営業破綻したKBトイズの社名の商標登録、ウェブサイト、知的財産権などの買収を完了したことを発表しました。トイザラスは獲得後の資産について使用目的は決めてないとのこと。ちなみに買収価格は210万ドル。

日経流通新聞13面「バーガーキング、シンガポールでiPhoneに対応」
米バーガーキングは、シンガポールで若者をターゲットにした新型店舗を相次ぎ開店しました。主力の「WHOPPER(ワッパー)」の中身を自由に選べるサンドイッチバー形式や、iPod用個室を導入。アジア市場向けの新製品を実験的に販売するアンテナ拠点として活用します。

米国でゲーム関連学科のブーム-昨年より更に急増

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/05/38010.html
米国ではゲーム関連の学科がブームとなっているようです。

米国の業界団体Entertainment Software Association(ESA)によれば、現在米国の学校には254ものゲーム関連学科が存在するとのことです。

トップ3はカリフォルニア、ニューヨーク、テキサス。それぞれ46学科、21学科、20学科を擁しており、カリフォルニアが群を抜いてゲーム関連の教育に熱心なのが分かります。2008年にはゲーム関連学科は約200だったとのことですので、今年に入って更なる急増を見せたことになります。

ESAのシニアバイスプレジデントであるRich Taylor氏は、この現象を「社会におけるゲームの役割が拡大していることを反映している」と分析しています。

ESAによれば、米国家庭の68%がゲームを遊び、42%にゲーム機が存在しているとのこと。また、米国のゲーム業界は2006年に8万人以上を雇用しているとする調査結果が出ています。

ゲーム制作に必要な人員は増大する傾向にあるため、これを支える意味でもゲーム関連の学科は今後ますますの増加を見せそうです。

ビジネスウィークの「世界のベストカンパニー」、任天堂が一位を獲得

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/05/38028.html
米誌ビジネスウィークが1日に発表した恒例の「世界のベストカンパニー2009」で、任天堂が初の首位を獲得しました。このランキングは株式を上場している世界的な企業の中から、1000億円以上を本拠地とする国以外で売り上げている企業を対象にしたものです。

任天堂は、以前までは苦しい状況にありながら、イノベーションへの積極的な投資を継続し、ニンテンドーDSやWiiを世界中に普及。過去5年間を通じて年間36%ものペースで売上を拡大していったことが評価されました。上位にはGoogle(2位)、Apple(3位)、Amazon.com(17位)などテクノロジー企業が並んでいて、ビジネスウィークは「任天堂の姿勢はこれらテクノロジー企業の象徴的な姿である」としています。

トップ40のリストは18カ国の企業で構成されていて、テクノロジーと通信、重工業とエンジニアリング、コモディティ関連、の3業種が目立つ結果になっています。以下は20位までのリストです。

1. 任天堂 (日本)
2. Goolge (米国)
3. Apple (米国)
4. 斗山重工業 (韓国)
5. 現代重工業 (韓国)
6. GDFスエズ(フランス)
7. MTN (南アフリカ)
8. モンサント (アメリカ)
9. Inditex (スペイン)
10. BHPビリトン(オーストラリア)
11. リライアンス・インダストリー(インド)
12. Jacobs Engineering (米国)
13. World Fuel Services (米国)
14. Fluor (米国)
15. ABB(スイス)
16. CNOOC(中国)
17. Amazon.com(米国)
18. America Movil (メキシコ)
19. Occidental Petroleum (米国)
20. Teva Pharmaceutical (イスラエル)

家宅捜索中に捜査員数名がWiiのボウリングをプレイ、防犯カメラで発覚―アメリカ

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/05/38031.html
米国、フロリダ州のタンパで、薬物取引の罪に問われたディーラー宅の捜索中に、捜査員たちがWiiでひまつぶしをするという事件が起こりました。家宅捜索開始からほどなく、捜査員の数人がWiiを発見、他の捜査員が証拠を押収している間、ボウリングゲームで時間をつぶすことに。その後、証拠品の資料を作成していた女性刑事も加わり、数ゲームを楽しんだそうです。

ディーラー宅の防犯カメラがこの様子を記録していることを、捜査チームが気づかなかったことから、この事実が発覚。「女性刑事が2回連続でストライクをとり、両手をあげ飛び跳ねて喜んでいる姿」も、ディーラー宅のワイヤレス防犯カメラに収められてしまいました。

映像はTVでも放送され、捜索の責任者までが「第一投でストライクをとりガッツボーズ、別の刑事とのスコア争いを楽しんでいた」という事実が明らかになっており、「この即席のボウリングトーナメントが裁判に影響を及ぼすかもしれない」事態にまで至っています。被害者側の弁護士から「捜査令状に記述されていない資産(Wii)が侵害されたのは不適切ではないか」との声も挙がっているようです。

米国任天堂レジー社長がWiiの値下げの意図を語る

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/07/38075.html
米国任天堂のReggie Fils-Aime社長兼COOは、Wiiの値下げは年末商戦にかけて台数を伸ばしていく戦略の一環で、「多くのユーザーから強い反響を受けている」とFTとのインタビューで述べています。

Reggie氏は、Wiiは好調ながらも何百人もの興味を示さないユーザーもいて、そういう人たちも値下げ効果によって振り向かすことができるようになっているとしています。今年は『Wii Sports Resort』『Wii Fit Plus』『New Super Mario Bros Wii』など任天堂の注力タイトルが続々登場するため、それを後押しする意味もあるようです。

また、任天堂は70箇所でイベントを実施し約100万人のユーザーに製品を試してもらうことができたとしながら、さらに、ゲーム機を購入したことはないが「裏で興味深く見ている」ユーザーは米国だけで5000万人、世界では1億5000万人が任天堂にとって開拓されるべき市場になる、という見方を示しています。

任天堂はWiiを米国で9月27日から200ドル、日本で10月1日から2万円、欧州で10月2日から200ユーロに価格を改定しています

米業界紙の発表する「トップ20パブリッシャー」で任天堂が3年連続の首位

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/07/38077.html
業界紙「Game Developer」を発行する米Think Media Serviceは、Game Developer Researchにて、2009年の「トップ20パブリッシャー」を発表しました。第1位は3年連続で任天堂が獲得しています。

ランキングの公表は6年連続で、業界関係者に対するアンケート調査、売上高、取り扱いタイトル数、ゲームの平均評価、開発パートナーからの匿名のフィードバックなどに基づいて作成されています。

任天堂は売上高や開発パートナーからの評価が全社中トップでした。続いたのはエレクトロニック・アーツで、以下はアクティビジョン・ブリザード、ユービーアイソフト、テイク2インタラクティブ、ソニー・コンピュータエンターテインメントという順でした。

新顔としては『Fallout 3』で評価を上げたベセスダ・ソフトワークスが7位に、『Rock Band』シリーズが人気を集めているMTV Gamesが14位に、ゲームに力を入れているワーナーブロスが16位に登場しています。

逆に大きく順位を下げたのはセガで、前年よりも5位ランクを落として12位でした。

トップ20パブリッシャー
1. 任天堂
2. エレクトロニック・アーツ
3. アクティビジョン・ブリザード
4. ユービーアイソフト
5. テイク2インタラクティブ
6. ソニー・コンピュータエンターテインメント
7. ベセスダ・ソフトワークス
8. THQ
9. スクウェア・エニックス
10. マイクロソフト
11. コナミ
12. セガ
13. カプコン
14. MTV Games
15. バンダイナムコゲームス
16. ワーナーブロスインタラクティブ
17. ディズニーインタラクティブ
18. アタリ
19. アトラス
20. ルーカスアーツ

ゲームボーイがオモチャの殿堂入り?-米国のオモチャ博物館がノミネート

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/08/38085.html
ゲームボーイがオモチャの殿堂入りするかも知れません。

米国にある「Strong National Museum of Play」は優れたオモチャの博物館。
収蔵される玩具「National Toy Hall of Fame」にゲームボーイがノミネートされました。

今回のノミネートリストは以下の通り。

■「National Toy Hall of Fame」ノミネートリスト
The Ball
Big Wheel
Cabbage Patch Kids
Game of Life
Hot Wheels
Nintendo Game Boy
Paper Airplane
Playing Cards
Rubik’s Cube
Sidewalk Chalk
Toy Tea Set
Transformers

ルービックキューブ、キャベツ畑人形、トランスフォーマーなど著名なオモチャが並びます。

ノミネート基準は「広く認められ、リスペクトされ、記憶されている、アイコン的な品」であり、「一時的な流行ではなく、複数の世代に渡って親しまれている」こと。また、「遊びを通して発見、創造、学習を促進する」ものであり「遊びのスタイルやオモチャのデザインを変えた革新性」も必要であるとされています。

ゲーム機で殿堂入りしているのはATARI2600のみであり、ゲームボーイが選ばれればこれに続く快挙となります。

オモチャであれば新旧を問わないのも特徴で、「棒」や「縄跳び」など最古に近いオモチャが並んでいるかと思えばボードゲームの「モノポリー」やアクションフィギュア「G.I.ジョー」といった比較的新しい品も殿堂入りしています。

今回は12の玩具のうち2つが選ばれるとのこと。
果たしてゲームボーイは紙飛行機やカード、オモチャのティーセットに勝てるのか?
投票の結果が非常に気に掛かるところです。

11歳の少年が調査「子供がゲームを遊ぶと関節を痛める」

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/20/38295.html
11歳の少年は「子供がゲームをすると関節を痛める」との結論に至りました。

調査をまとめたのは11歳の少年、Deniz Inceさん。Wiiで遊ぶ習慣があるInceさんは、自分の指が痛くなったことをきっかけに、ニューヨーク大学でリウマチの研究をする父親の力を借りて調査を開始しました。

Inceさんが7~12歳の171人にアンケートを行ったところ、80%が何らかのゲーム機で遊ぶ習慣があるとの結果が出ました。

■1日当たりのゲーム時間
1時間未満:約50%
1~2時間:約30%
2~3時間:7%
3時間以上:6%

遊ぶ時間が1時間増えるごとに、痛みを訴える子供の割合は50%増加するとのこと。痛みが酷くてゲーム時間を短くせざるを得なかった子供は全体の22%に及ぶとされています。指が12%、手首が10%ですから、指の痛みの方がわずかに多いことになります。

年齢が若いほど痛みが深刻な傾向にあり、手首の痛みを訴える子供が増えるとのこと。ニューヨーク大学病院のYasuf Yazici博士は「10歳が2時間遊ぶより、7歳が2時間遊ぶ方が痛みを訴える」とコメントしています。

Inceさんが気になる「痛みの原因はWiiなのか」という点に関しては、Wiiのみを遊ぶことと痛みのひどさに関しては相関関係がないという結果が出たそうです。

Inceさんは調査のご褒美としてゲームを買ってもらう予定でしたが、その本数を減らしたとのこと。また、長時間ゲームを遊ばない方がいい、と友達に訴えていくとのことです。

携帯ゲーム市場は1兆円規模に-DSとPSPはピークに?

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/27/38418.html
携帯ゲーム機市場は2014年までに1兆円規模となり、ある機種が成長を支えるといいます。

米国の調査会社DFC Intelligenceは携帯ゲーム機市場に関するレポートを公開しました。

全世界の携帯ゲーム機市場は2014年までに117億ドル(約1兆円)規模に。その成長をもたらすのはiPhoneであるといいます。

「任天堂やソニーのような会社が出すゲーム専用システムはまだ市場をリードすると予想されていますが、こうしたデバイスの成長はピークに達したように見えます。アップルのプラットフォームが、今後数年の市場の成長をもたらすでしょう」とDFC IntelligenceのアナリストであるDavid Cole氏は語ります。同社によれば、アップルは2009年度に2000万台以上のiPhoneを販売しているとのこと。

DFC Intelligenceが昨年行った調査によれば、携帯電話でゲームを遊んだことのある人は北米で54%、欧州で69%。ゲームにお金を払った人は北米で45%、欧州で36%。最も人気のあるサービスはApp Storeであったとされています。

北米と欧州では29%の人がニンテンドーDSを所持しており、iPhoneもしくはiPod Touchを持っている人は15%に達しているとのことです。

アップルが携帯ゲーム機との対決姿勢を見せてからは、iPhone及びiPod Touchの出方が注目されています。新たな市場として歓迎するソフトハウスがある反面、これらのデバイスにゲームを出すことが既存のブランド力を下げるとする指摘もあり、携帯ゲーム機市場はまだまだ流動的といえそうです。

据置ゲーム機で最もゲームが売れているのはどれ?-海外の調査結果

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/29/38490.html
Wii、プレイステーション3、Xbox360の9月の売り上げを比較した調査結果が発表されました。

米国の調査会社NPDグループと海外ゲームサイトGamasutraによる調査結果は以下の通り。日本のユーザーにも興味深い結果となっています。

■タイレシオの3ヵ月前からの動き(NPD調べ、Gamasutraまとめ)
Wii:6.4→6.5
プレイステーション3:6.8→6.8
Xbox360:8.6→8.8

■ハードウェア発売から2009年9月までのソフトウェア売上本数の累計(NPD調べ、Gamasutraまとめ)
Wii:1億4000万本
プレイステーション3:5900万本
Xbox360:1億4300万本

■7~9月四半期のソフトウェア売上本数の合計(NPD調べ、Gamasutraまとめ)

Wii
2007:1300万本
2008:3500万本
2009:3500万本

プレイステーション3
2007:600万本
2008:1500万本
2009:1800万本

Xbox360
2007:2100万本
2008:2700万本
2009:3200万本

タイレシオ(その機種のユーザーがどれくらいソフトウェアを買っているかという値)の伸びとソフトウェア売上本数の累計共にXbox360がトップ。Wiiの販売本数はXbox360に迫りますがタイレシオで水をあけられています。

Wiiに関しては「2008年後半からのハードウェアの売れ行きはタイレシオさえ下げられる例外的に高いものとなっている」とする指摘もありますが、Gamasutraはこれらの結果から「Wiiのソフトウェア売上は2009年にスローダウンしている」と結論しています。

スローダウンが真実かどうかはさておき、北米でのXbox360の強さが印象的な結果となりました。

北米のティーンがホリデーシーズンに欲しいゲーム機とソフトは?

http://www.inside-games.jp/article/2009/10/30/38506.html
北米のホリデーシーズン、ティーン層が最も欲しいゲーム機とソフトは何でしょう。皆さんが冬休みに購入を考えておられる品と比べてみても面白いのではないでしょうか。

調査会社Weekly Reader Researchは、北米の8~17歳1000人以上を対象にホリデーシーズンに欲しいゲーム機とソフトは何かというアンケートを実施しました。

■ホリデーシーズンに欲しいゲーム機トップ3(Weekly Reader Research調べ)
ニンテンドーDSi:24%
Wii:21%
プレイステーション3:21%

■ホリデーシーズンに欲しいゲームソフトトップ4(Weekly Reader Research調べ)
『Guitar Hero 5』:48%
『Wii Sports Resort』:44%
『New スーパーマリオブラザーズ Wii』:41%
『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』:33%

ゲーム機部門では接戦の末ニンテンドーDSiがトップに。ソフト部門では任天堂ハード独占タイトルが3本ランクインしています。

調査結果によると、女子は年齢に合わせたレーティングのソフトを好むものの、男子は50%以上が自分の年齢よりも高いレーティングのソフトを欲しがる傾向があるとのこと。M指定のゲームでは『コール オブ デューティー』『Halo』シリーズが欲しいという回答が多かったそうです。

米国でゲームのレーティングを行っているESRB(Entertainment Software Rating Board)のPatricia Vance氏は「年齢の低い子供が、より高いレーティングのソフトをプレイしたがることは珍しくありません。しかし、両親は全てのゲームが年少のプレイヤーを対象としている訳ではないことを知っておく必要があります」とコメントしています。