河城にとり・夢
Last-modified: 2019-09-27 (金) 21:29:56
キャラ紹介文
概要
- 今まではむしろ敵の河童の方が何かと目立っていたが、今作のにとりは強力な固有スキルを2つと最強武装の追加が成され大幅強化された。
- 精神コマンドは新たにLv65で「補給」を習得するようになり、サポート性能が更に高まっている。
また、永までの「集中」が「必中」に変更となり地力の部分も強化されている。
- 「ウォーターカーペット」はルーミアの夜闇のようにペアと周囲1マスを水判定にするというもの。
- これにより水地形がなくても水に強いユニットとペアを組んで暴れられるようになった。
- にとりが前に出てボスを水に沈めると他のユニットの迷惑になるので、トドメに使うなど工夫が必要。
- 水に強い村紗や諏訪子はにとりと違い回避系ユニットなのも好相性。
諏訪子なら信頼補正、村紗なら水底のヴィーナスがあるのでそれぞれで使い分けられる。
- 「幻想郷のメカニック」はにとりの性能強化でもありサポートとしての強化でもある。
- にとりをメインで使う場合は緋々色金などの強力な装備を付けてやるとその高い性能を更に上げられて非常に強力。
- サポートで使うならローズクッキーなどを渡してあげると効率がとんでもないことになる。
- どちらに関しても高性能でありウォーターカーペットよりも使いやすく万能性がある。
- 前作までは換装でのコスト調整が利点でもあったが、今作では換装可能なユニットが他にも増えた事や、
FA状態の武器・各種性能が追加・向上したのもあるので、他で調整して常時FAでもいいかもしれない。
以下がFA状態で新たに追加・強化された武器・各種性能となる。
- FA状態での新規武装の「飛べ!三平ファイト」は弾数が一発しかないものの中々の威力。射程も悪くなくP武器なのでボスに使いやすい。
- 今作のボスはよく移動したり陣形を組む暇がなかったりするので遠近両方に対応出来るにとりは援護がし易い。
- 援護にも使えるが、FPMの時用と割り切るのもあり。
- ただし、格闘武器なので射撃寄りのにとりのステータスと若干噛み合わない。
援護に使いやすい武器は総じて射撃武器なので、ステータス強化する場合は注意。
そのため火力を強化したいなら信念や連携攻撃やパワー限界突破、技量(CT率)といった格闘射撃関係なく火力が上がるものがいい。
- 他の分身持ちキャラ同様、O・カモフラージュがFA状態のデフォルト特殊能力になり、固有スキルで発動確率を強化できるようになった。
- にとりの場合素の回避率など無いも同然なため、分身特化の変態運用していた人にとっては大幅な強化点である。
- 他の分身持ち(咲夜、妖夢、光の三妖精、鈴仙、橙、藍、幽香)は分身の発動に一定値のパワーが必要だが、
にとりのそれは発動パワーに制限が無く、いつでも発動させられるのが強み。その代わり、発動時にMPを10消費する。
- ノーマルにとりに分身を付与できなくなったことや、発動を抑えられないので地味に燃費が悪化したことなど難点もある。
- 装備スロットがFA状態でもノーマル時と同じく3になり、
「大型リュックサック」や「幻想郷のメカニック」のようなアイテム関係の固有スキルの恩恵をFAでも大きく受けられるようになった。
- 弱点は相変わらず熱血・会心・直撃といったダメージ系精神を覚えず、不屈・閃きの完全回避系を覚えないこと。
- 一応前者はダメージ系精神付与の手段が増えたこと、後者は鉄壁が安いことでなんとかなるが。
- 援護キャラなのでその辺を上手く活用して弱点を埋めたいところ。
- 超強化を果たされた事で使い道がグッと広がった幻想郷の便利屋。上手く使えばプレイヤーの期待にしっかりと応えてくれる有能河童となった。
なお、ステータスは相変わらずモブ河童に負けている模様
キャラクター性能
※特に注釈の無い場合は双方向
ユニット性能
※ユニットアイコンはどの形態であっても同じ
換装前
換装後(FA)
固有スキル
のびーるアーム+
- メカニックの存在でかなり選ぶ価値は薄くなったが一応移動後に使えるということ自体は強力。
- 今作のボスはよく動く奴が多く移動しながらアイテム補給したい場合には使える。
もっともサポート係に徹底するなら他の精神要員と一緒に遠くに居る事も少なくないが・・・。
盟友の絆
- 今作では友情使いや絆使いが増えたので相対的に価値は下がった。
- 嫁運用しているキャラの単騎無双を更に盤石にする場合、など限定的な状況下ならば使えなくもないか?
- 援護防御をガシガシ使って削られたにとりのHPをパートナーごとまとめて回復させるのが主な使用方法。
治療ユニットの少ないメディスン戦や、再攻撃で前衛後衛両方のHPを削ってくる夢子戦、神綺のスペルカード「魔人創誦」「エル・カナフ」の弾幕効果のALL攻撃、
大ナマズが使ってくるスペルカード「これで浮世もおしまいじゃあ!!!」を喰らったときのリカバリーに役に立つので死にスキルというわけでもない。
- 永の「無重力の巫女」マップのように「1ペアだけで命中率の高い強力なボスを撃破する」という特定条件なら大活躍するのだが、夢では左記の条件に合致するマップはないだろう。
サポートアタック
- サポート系ユニットであるにとりの装備枠を圧迫せずに命中率を上げられる良スキル。
- 今回は回避率が高い敵も多くなるので信頼補正とこのスキルで安定した命中率を確保したい。
- FPMやにとりが前衛に出て攻撃する際には適用されないので、大型リュックサックで増やした装備枠に命中率上昇系の方が安定感はある。
- Hシューター以上を付けられるなら完全下位互換。Nシューターでも5%の差しかない。装備枠や編成と要相談。
- また、今作のにとりは必中がSP15で使える。特に後衛運用で鉄壁を必要としない場合、支援攻撃のために毎ターン必中を使っても最後までSPが保つ場合が多い。
よってこのスキルを採用するとすれば、必中を節約することでいざという時の友情や補給用のSPを残すことが目的となる。
O・カモフラージュ
- FA状態のデフォルト特殊能力として追加されたので発動確率強化に変更。
- 追加された強力な固有スキルを押しのけてまでこれを選ぶ価値はかなり薄い。
- 前作で「克己」や「かすり」を極めた猛者達にとっては嬉しい強化…のはず。
大型リュックサック
- 幻想郷のメカニックの登場で使いみちがほぼなくなった。せいぜいメカニック解禁までの繋ぎだろうか。
- 一応色々な装備をたくさん付けたい場合はメカニックよりも優れる。
ただし強力な装備を多くにとりに注ぎ込むならやはりメカニックで強化した方が強くなるだろう。
ウォーターカーペット
- 周囲1マス・ペアを水判定にするルーミアの夜闇・リグルの地上の恒星互換のスキル。
ボスを水に引きずり込むと総ダメージ量の低下等邪魔になる事が多いので考えなしに使える性能ではない。
- 味方ターンの最後の行動に使えば強力な一撃を喰らわせた後、水適正が低いボスならそのまま安全にターンを越す事が出来る。要は工夫次第。
- 夜闇や地上の恒星と異なり、常時発動ではなく1ターン限りの効果な上に使用回数に制限があるので使いどころを考える必要がある。
- 「命中率やダメージのみに関係し、実際にいる地形には影響しない」というのは、
ウォーターカーペットは戦闘の命中率とダメージの計算式内の地形適応を水に変更するスキルであり、
夜闇や地上の恒星のように地形自体を水に変えるわけではないということである。
そのため、夜闇や地上の恒星と異なり敵への下降補正が発生する仕様となっている。
- 最大限に活かす場合、相方は村紗か諏訪子のどちらかになるだろう。火力偏重なら村紗、安定重視の場合は諏訪子。
- 他には坤神早苗も相性がいい。いずれも回避型のユニットなので、耐久型のにとりとは好相性。
- 敵の地形適応が水B以下なら、水に沈めて敵を弱体化させることで、与ダメージの増加が見込める。
しかし攻撃側の武器も水B以下だと、下手をすればかえってダメージが下がる。その場合は順応や装備で攻撃側の武器の水適応を改善する必要がある。
- その性質上、水B以下のボスに総攻撃を仕掛ける時に、諏訪子の「土着の頂点」と合わせて使うと、味方全員の大幅な火力増加が見込めるようになる。
…が、「土着の頂点」を覚える頃には水B以下のボスはほとんどいない。
- 終盤の強敵で水適応が目立って低いのは65話・68話の夢子と、73話の一部悪夢ぐらいであり、弱体化を狙える機会は少ない。
- 敵の地形適応が水Aでも攻撃側の武器が水Sなら、もちろん与ダメージは上昇するが、敵の地形適応が水B以下の場合に比べ、効果はより限定的となる。
- 水Sのユニットなら水に入ることで防御面でも有利となるが、水B以下だと逆に弱体化してしまう。
水に弱いユニットは非常に多いので、ルーミアの夜闇以上にメンバーの厳選と位置取りに気を配る必要がある。
幻想郷のメカニック
- 回復アイテムを詰め込んでアイテム係にするも良し。強力な装備を詰め込んで暴れさせるも良しの万能スキル。
- 回復量が最大値で固定化されている消費アイテムは最大値のまま変わらないので(大吟醸、生麦酒、予備弾倉、八意の秘薬)、
それらをこのスキルを付けたにとりに持たせても旨みが無い点に注意。
- サポートで使う場合、ローズクッキー・咲夜の紅茶・八目鰻が基本か。
- 吟醸と麦酒はそれぞれ回復量1.5倍が適用されるものの、実際の数値としてみると信頼や献身1回分程度でしかなくあまり大きくない(吟醸:+1000、麦酒:+50)。
その意味でも回復手段が大きく限られるSP回復アイテムの方がこのスキルの恩恵を大きく受けられる。
- FAで運用する場合は緋々色金が最も恩恵が大きくオススメ。他は運用法によって変わるが鬼の角やオンバシラ辺りか。
- 緋々色金と鬼の角×2で固めた場合、最大HP+4800,装甲+675,ついでに命中率・クリティカル率+20%もの補正が得られる。その固さはまさに、河にそびえるくろがねの城。
もっとも、にとり一人で援護防御できる回数にも限度があるので、鬼の角は他の援護防御役にも回した方が、全体としては被ダメージ量を軽減できるかもしれない。
- 天狗の羽や玄爺をつけまくると天狗もビックリの高速機動河童が誕生する。
- 移動力+2の装備を3つ付けると、装備だけで移動力が9も増える。特殊技能「高速移動」や僚機の加速も合わせると移動力は19に達し、文の超高速移動の代役が務まるほどとなる。
しかも加速が続く限りはその移動力を維持できる。「駆け足L2」で移動力特化した橙には負けるが、地上・空中問わず機動力を発揮できるのがこちらの強み。
- なお移動力+1の装備は、小数点以下が切り捨てられるためか移動力+1のままである。
- MAX嫁ボーナスで装備スロットを増やせばさらなる強化も可能である。欠点は強力な装備をにとりが独り占めしすぎることか。
運用参考例
FA前衛型
- FA形態強化と超強力スキル「幻想郷のメカニック」追加、および全体的な精神コマンドのインフレにより
前衛として頑張りつつサポート精神持ちのSP回復を担当する、という運用が非常に強力になった。
- 今作ではバリア貫通の重要性、切り札の三平ファイト追加により格闘技に頼る比率がやや高まった為
「信念」との相性の良さがさらに上がっている。
- 前衛能力は十分な一方でどうしてもボス火力という点で見劣りする為、上手く僚機のサポート精神を活用して
それに見合うだけの成果を上げたい。
- ペア候補のそれぞれの強みは以下の通り。
- 輝夜は固有スキル込みなら「再動」を最も安く使える為、ローズクッキーと組み合わせての連発が強力。
しかしそれだけなら黄泉還り幽々子にも同じ事が言えるので、むしろ「仏の御石の鉢」と再動連発という切り札二刀流で構えた方が輝夜らしさが出るかもしれない。
- 神綺は「愛」連発が非常に強力。しかし元々SP回復を持ちかなりの回数を稼げるキャラである為、
うっかりしてるとボスの全スペルに使っても有り余るような事態になりかねない。
その為有効活用するなら、道中の雑魚相手でも積極的に使う計画性が必要。そもそも「愛」自体に「激励」が含まれているので使うのが早ければ早いほど効果が高くなる。
神綺は前衛にも効果がある軽減バリアのディバインウォールを持つので、その点でもFAにとりと相性が良い。
- 幽々子は「再動」マシーンとしては「黄泉還り」という凶悪なSP補給手段が別に存在するので
にとりと組み合わせてまでSP補給する必要性はあまり高くないが、
「死蝶」や「幽蝶の舞+」など他の強い固有スキルを気軽に装備出来るのが強い。
またその有り余るSPを「直感」「魂」に割く事で安定した対ボス戦力になれるのも大きい。
- なお、アイテムで回復するだけなら隣接でも十分なので、上に上がっているキャラ達を
必ずしも後衛に付ける必要は無い。
その場合、好きなアタッカーを後ろに付けてボス戦の決定力不足を補って貰うと良いだろう。
後衛サポート型
- 前作からお馴染み、通常形態で出撃コストを削減しつつサポートに回る型。
基本的にはほぼ変化は無いが、やはり固有スキル「幻想郷のメカニック」が強力なのでそれに合わせた運用が強い。
- 後衛で守るだけなら緋々色金は過剰。
とはいえ「鉄壁」を張って前衛に立ちボスのMAP攻撃を耐える、という運用を視野に入れるなら
何も無しでは少々不安の残る耐久力なので、ある程度優先して高レベルの鬼の○系を装備させたい。
- いっそFAのまま後衛に回しコスト0.5分を耐久力・援護火力向上に使ってしまうのも手。HP装甲の強化もさることながら、デフォルトで分身があるので生存力はかなりのもの。
- 今作で追加された支援強化がにとりと好相性。
そもそも「お化けキューカンバー」が支援攻撃にしては優秀なスペックでありダメージソースとして侮れない火力になる。
- 逆にFPM時には通常形態だとどうしても寂しさが拭えないのが難点。
- 前衛はアタッカーであれば割と誰でも馴染むが、「幻想郷のメカニック」を使うからには
どうせなら効果が大きいSP回復系アイテムを生かせるアタッカーと組みたい(MP回復は他にも手段が多いため)。
その為、一度に大量のコストを消費する「覚醒」や「魂」、「勇気」持ちのエース級アタッカーと相性が良い。
- 前作でも鉄板だった魔理沙とのタッグは、「弾幕はパワーマキシマム」にMPを供給できる「補給」をにとりが持っている事や
SP回復アイテムを有効活用出来る「勇気」でさらに強力に。
- ちなみにこちらの型でも前衛適正の高い幽々子と相性が良い。状況に応じて「直感」「魂」で自分で殴るか「再動」で他のアタッカーに殴らせるかを使い分けられる。
水中戦(ウォーターカーペット)型
- ユニークな固有スキルで水中戦を軸に置いた運用。
にとり自身には水中適応Sの武器はFA形態の方にしかないので、基本的な構成はFA形態前提に近いものとなる。
- ボス戦では、とりあえず自機ペアをウォーターカーペットで沈めれば
被ダメージ減少と命中回避上昇、村紗なら水底のヴィーナスでさらに追加で回避の上昇が見込める。
しかし、やはりこのスキルを生かすならボスを沈めて水S武器でのダメージ上昇を狙いたい。
- その為にはにとりが前衛に出て隣接しなければならない。
よって実の所、諏訪子や村紗、早苗などとはペアとして組むより別枠でアタッカーとして出撃した方が効率が良い。
特に水底のヴィーナスの補正が強烈な村紗をにとりと組ませてしまうと非常に勿体無い事になる。
- ただし、にとり前衛でFPMを使う分にはその限りではない。
そもそもウォーターカーペット自体が発動回数が限られる為ここぞという時に使ってこそ輝くスキルであり、
そういう意味でFPMとの相性は良い。
- 上記3キャラ以外と組むなら、ウォーターカーペットを発動しないターンに代わりに隣接して殴ってもらえるように
射程1に陣取れるアタッカーと組むと無駄が無い。
欲を言えばウォーターカーペット+FPM時にもちゃんと火力が出せるように水A以上である事が望ましい。
- にとり自身も水S武器があるのでどうせなら火力参加したい所だが「熱血」などを持っていない。
悔悟棒を持たせると少ないダメージチャンスで効率的に火力を伸ばせる。
- 地形適応がB以下の主な敵は、魔界編以降だと夢子・ヒソウテンソク・73話の悪夢多数(特にフランはD)・魔界蟲・おおばけばけ・白羊・赤羊など。
- 夢子以降、ステージボス格で水B以下の敵は存在しないので、実はボスを水に沈めて有利になる機会はあまり多くない。
- 敵が水Sだと、水に沈めると逆に強化されてしまうので、敵の地形適応や精神「順応」の有無は良くチェックすること。
- 既に述べられている通り、相手を水に沈めると大多数のアタッカーにはむしろ邪魔になってしまうので
発動タイミングには十分に注意する必要がある。
逆に、他のアタッカーに水S持ちを用意すれば一度に複数のアタッカーに対して効果を発揮出来る強みにもなる。
- 水S持ちには小町、天子などもいる。その他のキャラも「坤神の加護」を装備すれば水Sに出来る。「幻想の花」は時期的に活用が難しいか。
- 精神「順応」と相性がいい。水Sでないキャラを水Sに引き上げられるのはもちろん、元から水Sのキャラは水SSとなる。
諏訪子は自前の「順応」をフル活用すると良い。「土着の頂点」を使えればベストだが、習得時期的に活用が難しい。
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