目次
概要

Leopard1、この車両の特徴を端的に言い表すと、
「ジャーマンバイアスをキメたM60A1」
である。
機関砲でも蒸発できる紙車体になった代わりに、巡航50km/hを超える爆速とステレオ式としては高精度の照準システムを与えられている。
そのほか、全シリーズがスモークを標準装備、1A2と1A4では、高性能夜間照準システムも装備している。
装甲
そんなものはない。MBTでありながら歩兵戦闘車クラスの装甲しかない。
BMP-2の砲弾を正面でギリギリ防げる程度でしかない。
側面は14.5mmでもアウト。

車内配置でまず目を引くのは、イカれた量整然と並べられた車体弾薬ラックだろう。
APFSDS・HEATともに豊富な砲弾をドイツ人パワーでバカスカ打ち込むことはできるが、車体命中=爆散である。
実は砲塔は小型でスマート、即応弾を砲塔に積まず砲塔バスケットに設置しているため、カス当たりで助かりやすい。
しっかり頭出しを心がけよう。
スモーク
砲塔両側面に4発装備している。
スモークは片方ずつ4発2セットで発射される。
やはり一撃離脱のような運用を意識してのことなのだろうか。
機動力
文句なしの装軌車両最速。出力重量比も高く、M1エイブラムスに勝るとも劣らない超機動を発揮する。
とにかく乗っててめちゃめちゃ楽しい。レオ1随一の強み、存分に活かそう。
砲手の視界

見かけだけはM60の照準器に毛が生えたように見えるくらいのものである。操作も特に変わりはない。
測距

Leopard1の照準器は人間の立体視を利用する照準器だが、GHPCはVRゲームではないのでそれっぽく再現されている。
Eキーで測距モードをオンにすると映像がぼやける。
このぼやけた画像がきれいに見える地点が正しい距離である。
この照準器はM60に搭載されているものに比べ高精度ではあるが少し扱いが難しいかもしれない。
姿勢制御
M60と違い、全シリーズにスタビライザーが完備されている。
移動時の射撃もある程度こなせるだろう。
ナイトサイト

Leopard 1A4は、PZB-2000という暗視装置を使用する。
解像度が凄まじくよい。
さらにゼロイン調整ができるため、夜戦では滅法強い。

また、主照準器の破損にそなえ、上図のような予備照準器がある。
これはIキーでオレンジ色に点灯できる。
主照準器は400メートル未満に照準できないため至近距離ではこちらを使うと良い。
弾薬と装填
Leopard 1にはかなり多くの砲弾が搭載されている。
車体弾薬庫だけで32発を数えるその弾薬庫には、おなじみのM456 HEATFSの他に、新たにDM23 APFSDSが追加されている。
DM23の性能に関してはM774と同程度で、可もなく不可もなくといった具合。
しかし、搭載弾数は目を見張るものがあり、手数の多さはピカイチである。
結論
えげつない機動力と高い火力、そしてもはやなきに等しい装甲というかなりピーキーなシロモノである。
しかし、その機動力を一度味わえば、この車両の魅力に取りつかれてしまうことだろう。