Marder A1

Last-modified: 2025-06-16 (月) 22:50:13

目次

概要

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1971年より西ドイツ陸軍での運用を開始し、この2年後から就役し始めたフランス陸軍のAMX-10P歩兵戦闘車とともに、中口径の機関砲を主武装とする最初の歩兵戦闘車となった。このコンセプトは、歩兵戦闘車BMP-1を配備したソビエト連邦軍にも導入された。
GHPCでは、軽装甲ながら連射力の高い20mm機関砲とMILAN対戦車ミサイルを装備し、幅広い敵車両との戦闘が可能である。

火力

20mm機関砲を主兵装とし、同軸機銃とMILAN対戦車ミサイル三脚を備える。
20mm機関砲は、ブラッドレーの25mmやBMP-2の30mmと比較して貫通力に劣り、BMPの正面装甲に対して貫通が安定しない。
しかし、それを補って余りある連射力で強引に敵車両を貫通するため、正面から倒すことも可能である。
MILAN対戦車ミサイルはTOWと類似した攻撃力と貫通力を備え、MBTに対しても有効に戦うことが可能である。
同軸機銃はMG3で、機関砲と合わせて優れた対歩兵制圧力を発揮する。

装甲

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基本ペラッペラだが良く傾斜しており、14.5mm重機関銃に耐えるなど見かけより頑丈である。
しかしそれは正面装甲だけの話。側面装甲は貫通される上、履帯裏は7.62mmが通る。
さらに側面には機関砲弾が満載されており、狙われると爆散コースである。
砲塔やミサイルが突き出ているため、頭出しを意識することで生存率が上がる…かもしれない。

スモーク

一般的な白リンスモークを2セット装備する。
エンジンスモークはないので、大切に使おう。

砲手の視界

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Marder1の照準器はかなり使いづらい。
二段階の固定照準器で構成されており、距離調整を行うことができる。
しかし、敵との距離を測るための装備がない。幸い、機関砲なので撃ち込んで修正するといい。
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車長の視界のも悪い。左は機関砲、右は対戦車ミサイルで塞がれている。
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MILAN対戦車ミサイルの照準器は、特に大きな特徴はない。
暗視装置に欠くため、夜間の使用には困難が伴う。

姿勢制御

スタビライザーは搭載されていない。停止射撃や低速走行を活用しよう。

ナイトサイトと赤外線照明装置

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パッシブ型のナイトサイトだが、ソ連のものよりは優秀なので、照射をしなくても使えるケースもある。

弾薬と装填

20mm機関砲の貫通力は、ブラッドレーやBMPのそれよりは低い威力と貫通力である。BMPの車体正面装甲を貫通させるには不十分であるため、側面や砲塔を狙おう。

結論

Marder A1は、従来のブラッドレーやBMP-2と比べるとかなり玄人向けだが、20mm機関砲の連射力と歩兵制圧力は目を見張るものがある。
これまで培ってきた技術を活用して生き抜こう。

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