目次
はじめに
2019年に購入し、2019-2020年全工程ソロキャンプソロツーリングでの年越し宗谷岬を達成した相棒のJA44スーパーカブ号だが、37000km/5年程度でテールランプがちらつき始めた。
なお、JA44は途中で信頼性に悪評高いウェッジ球からソケット球に設計変更されているが、ほっけみりん号は前者である。
最初は走行中の振動で10kmおきに消灯・復活を繰り返していたが、徐々に消灯長めに。
ウェッジ球を一度抜いて上下ひっくり返して差し直すとしばらくは調子良かったのだが、1ヶ月もするとまた同じ状態へ。
その後はウェッジ球を抜き差ししたり、上下にこじったりすると直後は復活したので、球切れではない、有名なソケットの接圧不良による接触不良だ、と思い込んでいたのだが
結論から言うと、この挙動は球切れの予兆で原因は球の寿命でした(交換すると治る。ガラスの中に金属が削ぎ落ちた黒い粉末が大量に転がっているのが見える。)
色々やっているうちに経年劣化で折れることで有名なウェッジ球のソケットが折れ(靭性がなく、ソケットを挟み込んでいる部分が根本から折れる)、ソケット交換も必要に・・・orz。
ウェッジ球交換だけならビス2本でレンズカバーを開けて3分で交換可能なのに、魔のソケット交換はヘッドライト下のフロントカバーを起点にすべてのカウルを外し、Rrホイールすら外す必要があるというサービスマニュアルとなっている。想像を絶する整備の重さと当該箇所の故障頻度の割に心が折れる内容。JA44だとRrホイール外すのも普通のバイクよりも色々外したり調整かけたりRrブレーキシューのあたりが消えたりとやってることの割にやりたくもない。JA07、JA10も同等と聞く。
そんなことはやっていられないので、簡単にテールランプのソケット・バルブ交換がおこなえる方法を残し、自他共のために共有しようと思った次第。
目的
AA04/JA44スーパーカブ50/10(テールランプ設計変更前)のソケット及びバルブをカウル及びRrホイールを外すこと無く最小限の工数で交換する。
コスト
・予算 ソケット736円(MonotarRO)+サードパーティバルブ385円(2りんかん)=1121円
・時間 1.5時間
作業内容
部品調達
- ソケット
- 33720-GZ9-003 ソケット
- MonotaROで736円、Honda Dream経由だと990円だが鈴鹿在庫で時間は一緒なので前者を推奨する。
- バルブ
- 用品店(2りんかん)でサードパーティメーカー品 M&Hマツシマ 1PWB77(12V 21/5W)T20ウェッジダブル クリア 差し込み幅:大16mmを購入。ストップランプは純正スタンレー同様3点支持耐震構造だが耐久性は現状不明。
- 同じく、Honda Dreamだと在庫が無く時間がかかったため。
部品交換作業
- RrライトASSYをフレームに固定してる左右と下の3つのネジを外し、ライトASSYを切り離す。
- まずRrフェンダー裏の#3のネジを外す。このネジ1つを外すために、本来はヘッドライトの下のカバーからRrフェンダーまですべてのカウルを外す必要があるというソケットという消耗品を交換するためにとんでもない手間を要求する整備性。流石にありえないだろそれ・・・これを回避する。
まとめ
- 工具の長短を工夫することでタイヤもキャリアもカウルも外すことなくソケット交換ができた。
ちらつき始めている、3年ほど使って硬化しているなどはバルブとセットでソケットもご確認を