袋売り木工用ボンドを詰め替える

Last-modified: 2010-12-28 (火) 02:16:03

背景と目的

  • 小さいパッケージの木工用ボンドのコストパフォーマンスは著しく低く、やっぱり激安な大袋を買いたくなるものである。しかし、大袋のままじゃ使い勝手が悪い訳で。全容量3kgを詰め替えるだけの空容器もないし、切った封はどうしろと、みたいな。
  • ということで、今回は3kg350円位の業務用の袋入り木工用ボンドを、安価に詰め替える方法について検討します。

詰め替え容器の検討

  • 本来は"詰め替え"の名のごとく、空になった容器に詰め替える物だが、そんな容器は存在しない。
  • ボンドが350円なのに、ダイソーとかで容器を100円で買うのもちょっと・・・。
  • とりあえずボトルガムの空容器が捨ててあったので、これに詰め替えることを検討する。

気密テスト

  • とりあえず、ボトルガムの容器に水を入れて横から押しつぶしてみた。
    • 糖衣がかかってるお菓子だし、ちょっと心配だったが、一応気密性はあるようだ。
    • 押しつぶした変形によって水が漏れ始める。
      • 強く押したりするとNG
      • それ以外なら最低限の気密はありそうだ

詰め替え

  • 袋の角を斜めに切り落として、隣にあるボトルへ詰め替える。
    DSCF7115.jpg

袋のシール

検討

  • さて、問題はまだボンドが2.8kg位?残った袋の方であるが、とりあえずこれを確実に封をしないと、揮発して使用不能になったり、過って踏んだ時にはそりゃもう大惨事である。
  • というわけで、とりあえずアイロンによって封をしてみる実験を行った。

シール作業

  • 温度は中
  • ボンドを予め手で寄せておく
  • ボンドを袋の中心にかき寄せるようにアイロンを掛け、ほとんどボンドが無くなったら、ちょっと力を掛けて圧着する。

シール結果

  • 袋が溶ける事は一切ないようだ
  • 強固に接着された。多少押してみたが問題無いと思う。必要十分。
  • 低温では流動性が低いボンドも、加熱されると簡単に袋の中央へ向かっていくようだ。これは使える。

DSCF7116.jpg

詰め替えその後

  • 1月くらい使っているが、ボトル内部が乾くことはなさそう。
  • 乾いても別にたいした量じゃないし、安いので。

まとめ

  • ボトルガムの空ボトルへ、木工用ボンドは詰め替え可能
  • アイロンを中にすると、ボンドの袋は問題無くリシールできる。
  • 詰め替え容器の中のボンドは、1ヶ月は少なくとも乾かない。

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