「その車止めにも気を付けろよぉ!」
日本版タイトル | トーマスとパーシーとせきたん | ||
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英語版タイトル | Thomas, Percy and the Coal/Double Trouble | ||
脚本 | クリストファー・オードリー | ||
放送日 | ・1986年9月24日(英国) ・1988年4月18日(オーストラリア) ・1989年4月23日(リンゴ・スター版米国) ・1991年4月9日(日本) ・1991年11月21日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月27日(ドイツ) ・2008年1月14日(ハンガリー) | ||
話数 | 27 | ||
この話の主役 | トーマスとパーシー | ||
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、トビー、アニー、貨車達(石炭の貨車) | ||
登場キャラクターB | クララベル | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場人物A | パーシーの機関士 | ||
登場人物B | トビーの機関士、トップハム・ハット卿(英国版のみ)、トーマスの機関士、ティッドマス貨物小屋の作業員 | ||
登場人物C | トップハム・ハット卿 | ||
登場スポット | ・鉄橋と道路 ・エルスブリッジ駅 ・ティッドマス操車場? ・ファークァー機関庫 ・ティッドマス駅 ・ティッドマス待避線? ・石炭ホッパー? ・パーシーが石炭に突っ込んだ待避線 ・水車(未公開シーン) | ||
対応原作 | ・第30巻『More About Thomas the Tank Engine』 (第1話『Thomas, Percy and the Coal』) | ||
あらすじ | ・トーマスはパーシーとトビーに青い自慢のボディを見せびらかす。ある日の事、トーマスはパーシーの事故に巻き込まれ、真っ黒に汚れてしまう。 | ||
テーマ | ・トーマス ・トビー ・危険 | ||
メモ | ・第2シーズン第1話。 ・クリストファー・オードリーの原作に基づく最初の話。 ・2話連続で他の機関車がカメオ出演しない話でもある。 ・トーマス初めて、石炭を被る*1。 ・トーマス初めて、パーシーやトビーと会話する*2。 ・トビー、初めてアニーとクララベルを牽引する。 ・この話から、貨車達に灰色の顔が付く*3。 ・アニーが喋ってクララベルが喋らない最初の話でもある。 ・小型ブレーキ車が初登場。 ・この話のトーマスはまるでジェームスの様に自分のボディを自慢している。 ・トーマスがアニーとクララベルと一緒に操車場にいたシーンで、トーマスの目の焦点が合っていない*4。 ・パーシー、初めて怒り顔を披露する。 ・トーマスとパーシーが機関庫で言い争いをする場面と仲直りする場面で微かにリンゴ・スターのナレーターが聞こえる。 ・トビーがアニーとクララベルを牽いて信号所を通過するシーンでトップハム・ハット卿が作業員と会話を交わしている。 ・トーマスとパーシーの喧嘩の仲裁をするどころか、二人の不幸をクスクス笑うトビー。 ・それから数話後『けむしになったパーシー』でもトーマスとパーシーは喧嘩する。 ・英米版ではホッパーから石炭が落ちる効果音が挿入されている*5。 ・パーシーが車止めに衝突した事には全く触れないトーマス。 ・トビーがアニーとクララベルを連結するシーンで、トビーの車体が後ろに傾いている上に顔が取れかかっている。 ・トビーがアニーとクララベルを牽引して信号所を通過するシーンは、リマスター版だと映像上部に撮影機材と思われる物が映りこんでいる。 ・未公開シーンではトーマスが水車を通過するシーンがある*6。 | ||
原作との相違点 | ・原作では貨車の横ふたが開いてトーマスが石炭で真っ黒になる。 ・原作ではパーシーが後ろ向きでバックして、石炭に突っ込む。 ・原作ではトーマスとパーシーは仲直りせず、第30巻の最終話の『Drip Tank』のラストで漸く仲直りする*7。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島の美しい朝だった。今日のトーマスはアニーとクララベルと一緒に元気に支線を走っている。トーマスの青いボディが朝日を浴びてキラキラ輝く。彼はとてもいい気分だった。」 ・パーシー「やあトーマス、かっこいいね!」 ・ナレーター「パーシーが声を掛けた。」 ・トーマス「そりゃそうさ!何たって青い色は一番機関車らしい色だからなぁ!」 ・トビー「僕は自分の茶色が一番好きだ。」 ・ナレーター「トビーが言った。」 ・パーシー「僕はずーっと緑だけど別に他の色になりたいとは思わないな。」 ・トーマス「分かったよ!でも兎に角青い色は役に立つ機関車の色何だ。誰だって知ってる事さ!」 ・ナレーター「トーマスはぷりぷり怒って行ってしまった。パーシーとトビーは顔を見合わせて笑った。暫くしてトーマスが休んでいるとパーシーがやって来た。パーシーはホッパーから貨車に石炭を積み込み始めた。トーマスは相変わらず生意気だ。」 ・トーマス「気をつけろよパーシー!この馬鹿な貨車の奴らは何をしでかすか分らないぞー。」 ・石炭の貨車「へっ!言ってろ!言ってろー!」 ・ナレーター「貨車達が言い返した」 ・トーマス「その車止めにも気を付けろよー。」 ・ナレーター「パーシーが貨車に押されてぶつかると、石炭が山の様に落ちてきた。」 ・トーマス「助けてっ!助けてーーっ!ここから出してーーっ!!」 ・ナレーター「パーシーは心配な物の笑いを堪えきれなかった。トーマスの青いボディーは上から下迄石炭の粉ですっかり真っ黒けになってしまった。」 ・パーシー「うははっ、これじゃもう役に立ちそうに無いね!君の自慢の青いボディーが台無しだもーん!」 ・トーマス「君は態とやったんだろ!コレを何とかしてくれ!」 ・ナレーター「トーマスの掃除に長い時間が掛かったので、次の発車時間に間に合わなくなり、代わりにトビーがアニーとクララベルを牽く事になった。」 ・アニー「可哀相なトーマス…。」 ・ナレーター「アニーがクララベルに囁いた。その夜、トーマスは不機嫌だった。トビーはそれをとても可笑しがっていた。」 ・トーマス「パーシー、あの事故は君の所為なんだぞ!」 ・ナレーター「それを聞いてパーシーは怒った。」 ・パーシー「とんでも無い!君が貨車達を怒らせたんじゃないか!酷いよ...!」 ・ナレーター「次の日トーマスは、パーシーが連絡駅からクタクタになりながら重い貨車を牽いて来るのを見て少し気がはれた。」 ・パーシーの機関士「水を飲めよ、そうすれば元気になるぞ」(初台詞) ・ナレーター「機関士が言った。給水タンクは待避線の端(はじ)にあったが此処の車止め壊れかけていた。パーシーは近づいて行って初めてその事に気が付いた。だがもう遅かった。」 ・パーシー「わあああぁ!助けてぇぇっ!!」 ・ナレーター「車止めは壊れ、パーシーの車輪が石炭に埋もれてしまった。トーマスの出発する時間になった。彼は何もかも見てしまった。」 ・トーマス「フフッ、パーシーもいい経験をして勉強になっただろう」 ・ナレーター「その夜、トーマスとパーシーは仲直りをした。」 ・パーシー「僕はわざとあの事故を起こした訳じゃないんだ。ねぇトーマス、解ってくれるだろ?」 ・トーマス「勿論さ。僕も揶揄ったりして御免ね。君の緑色のボディーも素敵だよ。」 ・パーシー「これからは二人共石炭にもっと気を付けなくっちゃね!」 | ||
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター | ||
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン | ||
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・アニー:中友子 ・貨車達(石炭の貨車):里内信夫 ・パーシーの機関士:遠藤武 | ||
シリーズ前回(英語) | トーマスのクリスマス・パーティー | シリーズ前回(日本) | あなにおちたトーマス |
シリーズ次回 | せんろのうし | ||
原作前回 | Sir Handel Comes Home | ||
原作次回 | The Runaway | ||
参照画像 | ・参照はトーマスとパーシーとせきたん/画像? | ||
リンク | https://www.youtube.com/watch?v=jNEI9nmdyr8 |