「あぁ?線路に何か居るみたいだぜ?」
日本版タイトル | せんろのうし |
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英語版タイトル | Cows!/A Cow on the Line |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年9月24日(英国) ・1988年4月19日(オーストラリア) ・1989年4月16日(リンゴ・スター版米国) ・1991年4月16日(日本) ・1993年5月14日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月27日(ドイツ) ・2008年1月14日(ハンガリー) |
話数 | 28 |
この話の主役 | エドワード、ヘンリー、ゴードン |
登場キャラクターA | エドワード、ヘンリー、ゴードン、トビー、緑の急行客車、牛の家畜貨車? |
登場キャラクターB | パーシー、ショートホイールベースの無蓋貨車 |
登場キャラクターC | トーマス、ジェームス |
登場人物A | ゴードンの機関士、クロスビー駅のポーター |
登場人物B | ゴードンの機関助手、ウェルズワーズ駅長、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、エドワードの車掌 |
登場人物C | ヘンリーの機関士、ヘンリーの車掌、パーシーの機関士、クロスビー待避線の作業員 |
登場スポット | ・ナップフォード港 ・ナップフォード・ハーバー駅(ドーム型) ・ナップフォード・ハーバー機関庫 ・ティッドマス貨物駅 ・ティッドマス機関庫 ・ウェルズワーズ駅 ・高架橋 ・クロスビー駅 ・牛の野原 ・バラッドライン橋 |
テーマ | ・エドワード ・ゴードン |
対応原作 | ・第9巻『青い機関車エドワード』 (第1話『めうしだ!!/エドワードとめうし』) |
あらすじ | 牛に貨車?を切り離されてしまったエドワードを、ヘンリーとゴードンは馬鹿にするが…。 |
メモ | ・この話より、赤い急行客車が登場する。 ・この回から改造後のヘンリーにスプラッシャーが付くようになる。 ・冒険のシーンでエドワードが引いていた家畜貨車が一台減っている。 ・後に登場するデイジーも、今回のヘンリーとゴードンと同様、線路で牛に遭遇する。 ・パーシーに台詞が無い最初のエピソード。 ・ゴードンとヘンリーに頑固で厳格なトビー。 ・第1シーズン『ジェームスのだっせん』で使用されたBGMが途中で流れている。 ・あの時のトーマスに続いて車掌を置き去りにするエドワード*1。 ・日本語版ではゴードンとヘンリーがひそひそと囁き合う場面でジェームスの汽笛が鳴っている。 ・未公開シーンではヘンリーに牛が近づいてくるシーンを別視点から撮ったシーンとパーシーを別視点から撮ったシーンが(反転画像?)存在する。 ・今回はトップハム・ハット卿は登場しない。 |
台詞 | ・ナレーター「エドワードは段々古くなり、車輪の軸受が擦り減って、走るとガチャガチャ鳴った。彼は空の貨車?を牽いて市場のある町に向かっている。太陽は輝き、小鳥は囀り、喉かな朝だった。彼はこの先にトラブルが待ち受けているとも知らず、夢中で走った。」 ・エドワード「それいけぇ!!」 ・ナレーター「エドワードが急がせると貨車?がギシギシと軋んだ。線路脇で牛達が草を食べている。牛達は汽車に慣れていなかったので、その煩い音と煙に吃驚して柵を突き破り、貨車?にぶつかって来た。連結が壊れ、何台かの貨車?が取り残された。エドワードは少しガタンと感じたが、気にも留めずに走り続けた。ガチャガチャ言う音には慣れているのだ。」 ・エドワード「貨車?ときたら実に煩い…!もっと静かに走れないのかなぁ…?」 ・ナレーター「エドワードと機関士がこの事故の事に気づいたのは次の駅についてからだった。ゴードンとヘンリーはそれを聞いて大笑いした。」 ・ゴードン「であーっははは!牛に列車をちょん切られるとはな!エドワード、俺達なら牛如きにそんな事させんぞ。」 ・トビー「あの事故は避けられなかったと思うよ!」 ・ナレーター「トビーが口を挟んだ。」 ・トビー「君達は牛に会った事無いだろ!僕は何度も会ってるから、牛がどんなに厄介か知ってるよ!」 ・ナレーター「何日かして、エドワードの駅をゴードンが通り過ぎて行った。」 ・ゴードン「牛には気をつけろよ!急げや急げ!!急げや急げ!!」 ・緑の急行客車「そんなに大騒ぎするなよ…。」 ・ナレーター「客車達はブツブツ言う。線路がどこまでも長く続いている。その遥か向こうに何かが見えた。」 ・ゴードン「あぁ?線路に何か居るみたいだぜ?」 ・ゴードンの機関士「おぉ?何だろうな?ちょっと止まれよ、ゴードン!」 ・ゴードン「ありゃあ、只の牛じゃないか!コラどけぇ!」 ・ナレーター「ゴードンは牛に向かってゆっくり進んだ。でも、牛は退こうとしない。子牛がいなくなって悲しがっているのだ。皆が牛を退かそうと色々やってみたが、動こうとはしなかった。やがて、ヘンリーがやって来た。」 ヘンリー「あぁ?こりゃなんだ?牛じゃないか!こら退けよ!シッ、シッ!」 ・ナレーター「ヘンリーは苛々しながらバックして行ってしまった。」 ・ヘンリー「怪我させる訳にはいかないからなぁ…。」 ・ナレーター「駅でヘンリーの車掌は皆に牛の事を伝え、そして、線路を通行止めにする様に言った。」 ・クロスビー駅のポーター「そいつはきっと、ブルーベルだ!」 ・ナレーター「ポーターが言った。」 ・クロスビー駅のポーター「ブルーベルの子供が母親を探して此処に居るんだ!パーシーにこの子牛を連れて行って貰おう!」 ・ナレーター「ブルーベルは子牛に会えて大喜び。そして、ポーターはこの牛の親子を線路から退かした。」 ・ゴードン「誰にも喋るなよ…!」 ・ヘンリー「うん!内緒にしとこう…!」 ・ナレーター「ゴードンとヘンリーはひそひそと囁き合った。自分達が馬鹿みたいに見えたからだ。でも、この噂はすぐに皆に広まった。」 ・エドワード「あっはは!大きな機関車が揃いも揃って、牛を怖がるとはね!」 ・ナレーター「エドワードがクスクス笑った。」 ・ゴードン「恐がる?冗談じゃない!俺達は牛を怪我させたくなかったんだ!牛を興奮させない様に止まっただけなんだ!俺が言っている意味が解るかエドワード」 ・エドワード「嗚呼、解るよ。ゴードン」 ・ナレーター「エドワードはそう答えたけど、ゴードンはやっぱりエドワードに何もかも見透かされていると思った。」 |
原作との相違点 | ・原作ではエドワードの貨車?は20台だったが、TV版では5台しか引いていない。又、TV版ではブレーキ車が編成に加わっているが、原作では貨車?のみの編成である*2。 ・原作では牛によって線路上に残された貨車?の両数は7両で連結が外れた際に脱線してしまったが、人形劇では2両で脱線はしていない。 ・ヘンリーとゴードンが牛の件でエドワードをからかった際、エドワードの顔は原作では落ち込み顔だが、TV版では怒り顔である。 ・原作ではパーシーの出番は無い。 |
英国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・トビー:川津泰彦 ・緑の急行客車:小林俊夫 ・クロスビー駅のポーター:里内信夫 ・ゴードンの機関士:塩屋浩三 |
シリーズ前回 | トーマスとパーシーとせきたん |
シリーズ次回 | おいかけるバーティー |
原作前回 | ペンキとお召列車 |
原作次回 | おいつけ、バーティー |
参照画像 | ・参照はせんろのうし/画像 |