日本版タイトル | こわれたブレーキ |
---|---|
英語版タイトル | The Runaway |
脚本 | クリストファー・オードリー |
この話の主役 | トーマス |
放送日 | ・1986年10月22日(英国) ・1988年4月29日(オーストラリア) ・1989年5月28日(米国) ・1991年6月11日(日本) ・1998年4月8日(ドイツ) ・2008年1月18日(ハンガリー) |
話数 | 36 |
登場キャラクターA | トーマス、アニーとクララベル、テレンス、ハロルド |
登場キャラクターB | エドワード、ヘンリー、パーシー、トビー、ダック |
登場キャラクターC*1 | ジェームス |
登場キャラクターD*2 | バーティー(言及のみ) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、信号手、トップハム・ハット卿の付き人、トーマスの車掌 |
登場人物B | トーマスの機関士、トーマスの機関助手、トーマスの代理の機関助手、ティッドマス貨物小屋の作業員、エルスブリッジ駅長、エルスブリッジ駅の駅員 |
登場人物C | ダックの機関士、ジェームスの機関助手、乗客、ファーマー・フィニー |
登場スポット | ・鉄橋と道路 ・ティッドマス貨物小屋 ・修理工場(言及のみ) ・ティッドマス操車場 ・テレンスの畑 ・ファークァー機関庫 ・ティッドマス駅 ・ティッドマス貨物駅 ・水車 ・エルスブリッジ駅 ・サドリー駅 |
対応原作 | ・第30巻『More About Thomas the Tank Engine』 (第2話『The Runaway』) |
あらすじ | ・調子が出なくなったトーマスは修理工場に送られ、そこでブレーキを直して貰ったが、実際はブレーキの利きが悪かった。 ある時代わりの機関助手が来たが、彼はブレーキの利きが悪い事を忘れていた為、トーマスはブレーキが外れて勝手に走り出してしまう。 |
メモ | ・今回、台詞のある機関車はトーマスのみ*3。 ・トーマスがエドワードに付き添われ、修理工場に行く場面を別アングルから撮影したシーンが存在する。 ・この話のエドワードは『パーシーとしんごう』に続いて終始笑わなかった。 ・ダック、初めてアニーとクララベルを牽引する。 ・第1シーズン『トーマスとバーティーのきょうそう』と『パーシーとハロルド』の使い回し映像も有り。 ・ダックに出会えて喜ぶアニーとクララベル。 ・あの時のパーシーとジェームスに続いて無人暴走するトーマス。 ・初めて、体調不良になるトーマスとトーマスの機関助手*4。 ・この話以降、ハロルドは第3シーズン『パーシーとこうずい』、クララベルは第4シーズン『トンネルのなかのかいぶつ』まで一度も喋らない。 ・今回の話はキャラクター→ナレーター→キャラクターと交互に話しており、キャラクターよりナレーションの台詞が多い*5。 ・ジョージ・カーリン米国版では話の前奏が流れている。 ・第1シーズン『とりのこされたしゃしょう』に続き、車掌を放置するトーマス*6。 ・第1シーズン『ジェームスのだっせん』以来、非常ベルが鳴り響く。 |
原作との相違点 | ・TV版ではエドワードはトーマスを台車に載せてから修理工場へ向かっていたが、原作では台車でなく、エドワードに繋いでトーマスを運んでいる。 ・TV版ではトーマスと再会したパーシーがトビーと共に喜んでいるが、原作での時系列はトーマスがパーシーに喧嘩を売った天罰で石炭に埋もれた次の日の出来事を描いている為、原作ではトーマスはパーシーと再会した時、彼を鬼の形相で睨んでいる。 ・原作ではテレンスの出番は無い。 |
台詞 | ・ナレーター「トーマスの具合が悪い。作業員は懸命に直そうとしたが駄目だった。」 ・トップハム・ハット卿「うーん、修理工場に行かなくてはならんようだなぁ…」 ・ナレーター「エドワードがトーマスを工場に連れ行く事になった。トーマスは惨めだった。それからトップハム・ハット卿はダックに言った。」 ・トップハム・ハット卿「トーマスが留守の間、パーシーとトビーを手伝ってくれんか?」 ・ナレーター「ダックは喜んだ。彼はパーシーとは前にあったことがあるし、トビーともすぐ仲良くなった。トラクターのテレンスもダックを喜んで迎えてくれた。」 ・テレンス「トーマスの客車達に親切にしてやりなよ、トーマスが居なくて寂しがってるからね。」 ・ナレーター「ダックは客車達にはとても優しかった。アニーとクララベルは感激した。」 ・アニー「何て、素晴しい人なの!」 ・クララベル「ダックと出掛けるのは、とても楽しいわ!」 ・ナレーター「トーマスが工場から戻って来た時、アニー達はダックがどんなに素晴らしかったかを話した。トーマスは帰って来たのが嬉しくて焼きもちを焼くのも忘れていた。トーマスは修理工場でハンドブレーキを固く締めて貰ったつもりだった。ところが実際にはブレーキの効きが具合が悪くてトーマスはプラットホームを行き過ぎてしまう事が何度もあった。トーマスは酷く決まりが悪かった。それで、機関士と助手はブレーキにとても気をつける様になった。ところがある日、トーマスの助手が病気になり、代わりの助手がトーマスに乗る事になった。代わりの助手は連結器を硬く締めた。そして、プラットホームで駅長や機関士と一緒にヘンリーの客を待っていた。助手はトーマスのハンドブレーキの事をすっかり忘れていた。トーマスは早く走りたくてうずうずしていた。」 ・トーマス「あと少しだ!」 ・ナレーター「向こうから、ヘンリーがゆっくりと近づいてくる。ところが、その時トーマスのブレーキが突然緩んで、車輪が動き出した。彼は止まろうとしたが、機関士も助手も乗っていないのでどうにもならない。機関士、助手、車掌、そして乗客がホームに取り残された。」 ・アニー&クララベル「止まってー!!止まってー!!」 ・ナレーター「アニーとクララベルが叫ぶ。だが、トーマスは蒸気を吐きながら走り続けるしか無かった。非常ベルが鳴った…!」 《ジリリリリリ!!》 ・信号手「その汽車を止めろ!!」 ・ナレーター「丁度近くに、ヘリコプターのハロルドが居た。車掌は、ハロルドに頼んで乗せてもらった。これに乗って、トーマスを捕まえようと言う訳だ。ハロルドは空高く舞い上がり、トーマスを追いかけ始めた。トーマスはくたくたに疲れていた。」 ・トーマス「止まらなくっちゃ…止まらなくっちゃ…もうくたくただよ…。」 ・ナレーター「次の駅に近づいた時、トーマスはハロルドの姿に気がついた。車掌がヘリコプターから降りて来て、ホームで待ち構えていた。トーマスはのろのろとホームに入って行った。車掌はトーマスの運転室に飛び乗り、急いでブレーキを締めた。遂にトーマスは止まる事が出来た。トーマスも車掌も本当にほっとし、ハロルドにお礼を言った。」 ・ハロルド「いやいや、どう致しまして。お役に立てて嬉しいよ!*7またいつでもどうぞ!」 ・トーマスの車掌「ふぅ…もう二度とこんな事を起こさないようにしなくっちゃな。トーマス。」(遠藤武さんのトーマスの車掌の最初で最後の台詞) ・ナレーター「トーマスも『全くその通りだ』と思った。」 |
英国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・テレンス:川津泰彦 ・アニー:中友子 ・クララベル:中島千里 ・ハロルド:佐藤浩之 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・信号手:里内信夫 ・トーマスの車掌:遠藤武 |
シリーズ前回 | パーシーとハロルド |
シリーズ次回 | うみにおちたパーシー |
原作前回 | Thomas,Percy and the Coal |
原作次回 | Better Late Than Never |
参照画像 | 参照はこわれたブレーキ/画像? |