日本版タイトル | きかんこのもめごと |
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|~英語版タイトル|Trouble in the Shed
脚本 | ウィルバート・オードリー |
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放送日 | ・1984年11月27日(英国) ・1987年4月27日(オーストラリア) ・1989年3月19日(米国) ・1990年7月17日(日本) ・1993年4月19日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月12日(ドイツ) ・2008年1月8日(ハンガリー) |
話数 | 第16話 |
この話の主役 | エドワードとパーシー |
シーズン | 第1シーズン |
機関車紹介 | トーマス、パーシー、エドワード、ジェームス、ゴードン、ヘンリー |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ゴードン、パーシー |
登場キャラクターB | ジェームス、アニーとクララベル、パーシーの工場の機関車 (英国版のみ:ヘンリー) |
登場キャラクターC | メルクリン機関車 |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ナップフォード駅長 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、乗客、ナップフォード駅の駅員 |
登場人物C | パーシーの機関士 |
登場人物D | パーシーの車掌(言及のみ) |
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・トップハム・ハット卿のオフィス ・ティッドマス機関庫 ・ウェルズワーズ転車台 ・機関車工場 ・ティッドマス貨物用機関庫 ・ティッドマス貨物駅 ・木の側の線路? ・ウェルズワーズ橋? |
テーマ | ・エドワード ・パーシー |
あらすじ | ・自分達の扱いが悪いとゴードンとヘンリーとジェームスがストライキを起こしてしまった。そんな時、トップハム・ハット卿は新しい構内入れ替え用の機関車を購入する。 |
対応原作 | ・第5巻『やっかいな機関車』 (第3話『やっかいな三だいの機関車』) |
メモ | ・パーシー、初登場*1*2。 ・ヘンリーとゴードンとジェームス、3台で謹慎処分を受ける*3。 ・当時のレギュラー機関車の中でジェームスにだけ、台詞のないエピソード。 ・この話のゴードンは終始笑っていない上に、ジェームスは『トーマスとさかなつり』、ヘンリーは前回に続いて終始笑わなかった。 ・第3話のタイトルを台詞扱いしているトップハム・ハット卿。 ・この話は次回の『パーシーにげだす』に続く。 ・この話のジェームスとゴードンは終始走っていない。 ・ヘンリーがエドワードとパーシーに近づいてから機関庫に避難する迄、彼が改造後の姿になっている*4。 ・パーシーと言う名前はトップハム・ハット卿が名付けた名前である。 ・作業場で防水布に包まれている機関車の中にメルクリン機関車がいる(左から2番目)。 ・エドワード、初めて緑の急行客車を牽引する。 ・トーマス、初めて古い客車を牽引する。 ・1950年代にストライキが多発していた事を基にした話。 ・トーマス大図鑑で「テレビシリーズ」において、写真が次のシーズン『ディーゼルのわるだくみ』になっている。 ・リマスター版ではトップハム・ハット卿がオフィスでシルクハットを被るシーンがカットされている。 ・この出来事から数十年後、再びストライキが起きる。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『おんぼろエドワード』になっている。 ・また、トーマスに、後輩が出来た。 ・この話のヘンリーは『ジェームスのうれしいひ』、ゴードンは『トーマスのさいなん』、ジェームスは『トーマスとさかなつり』に続いて終始走行しなかった。 ・エドワードがアップで映るシーンで、エドワードの炭水車が消えている。 ・この回で学べるのは「触らぬ神に祟りなし」と「青は藍より出でて藍より青し」と言う事。 |
原作との相違点 | ・原作ではパーシーの工場機関車?はそれぞれ違う車体の機関車だったが、TV版ではトーマス達の模型に防水布を被せた物を使用している。 ・原作ではゴードンがエドワードに蒸気を吹きかける場面は無い。 ・原作では駅長は機関庫の状況を把握が出来ないままトップハム・ハット卿に会っているが、TV版では最初からゴードン達がストライキをしている事を知っている。 ・原作と人形劇英国版ではエドワードが車輪を「真っ黒」だと笑われていたが、人形劇日本語版と米国版では「灰色」だと笑われている。 |
台詞 | ・ナレーター「トップハム・ハット卿がオフィスに居ると、騒がしい声が聞こえて来た。乗客が怒ってるのだ。駅長が入って来た。」 ・ナップフォード駅長「機関庫でストライキが発生しました!ヘンリーが拗ねて出て来ません。列車が来ないので、乗客がカンカンです!」 ・トップハム・ハット卿「分かった、そんな事は許さんぞ!!」 ・ナレーター「成程、ゴードンとジェームスとヘンリーが不貞腐れている。」 ・トップハム・ハット卿「出てこいヘンリー!!列車の準備の時間だぞ!!」 ・ゴードン「ヘンリーは行きませんぜ!俺達は小さなタンク機関車じゃない!移動作業は断ります。そんな事はトーマスの仕事です!俺達は偉くて大型の機関車なんだ!そっちが客車を集めて来たなら引っ張りましょう。」 ・トップハム・ハット卿「考えてみよう。」 ・ナレーター「本当はどんな機関車だって小さな仕事はする物なのに。ハット卿は急いでエドワードを探しに行った。」 ・トップハム・ハット卿「やれやれ困ったもんだ・・・!」 ・ナレーター「エドワードは移動作業をしていた。」 ・トップハム・ハット卿「エドワード、貨車の移動はもういい。操車場で客車を押してくれんか。」 ・エドワード「それはどうも、いい気分転換になります。」 ・トップハム・ハット卿「お前はいい子だ、頼むぞ。」 ・ナレーター「それからエドワードは三台の機関車の為に客車を運んだ。それでやっとゴードン達が走り出した。次の日、エドワードは落ち込んでいた。ゴードンがガチャガチャ音を立てて通り過ぎ、エドワードに蒸気を吹きかけた。」 ・トップハム・ハット卿「ありゃ何だ?!酷い態度だ!」 ・エドワード「皆が、僕を非難するんです!『大型機関車は、移動作業なんかしない』って、僕の車輪が灰色だって笑うんです!そんな事無いですよね・・・?」 ・トップハム・ハット卿「そうとも、エドワード、お前の車輪は綺麗なブルーだ!それに大型機関車だって、移動作業はする!ともかく、新しいタンク機関車を探さねば・・・。」 ・ナレーター「ハット卿は作業場に行き、色々な機関車を見て廻った。軈て、緑色の小さな機関車が彼の目に留まった。」 ・トップハム・ハット卿「これだ!お前を選んだら一生懸命働くか?」 ・パーシー「勿論です!」(初台詞) ・トップハム・ハット卿「良い子だな。お前を『パーシー』と呼ぼう!」 ・パーシー「はい。有り難う御座います!」 ・ナレーター「ハット卿は、彼を操車場へ連れ帰った。」 ・トップハム・ハット卿「エドワード、パーシーだ。色々な事を教えてやってくれ。」 ・エドワード「分かりました。」 ・ナレーター「パーシーは直ぐに仕事を覚え、2人は楽しい午後を過ごした。ヘンリーが何時もの様にシューシュー音を立てて帰って来た。」 ・ヘンリー「わあああぁ!!」 ・ナレーター「パーシーが声を上げた、ヘンリーは吃驚して機関庫に走り込んでしまった。」 ・エドワード「カッコいい『シュッシュ』だね。僕もやってみたいな。」 ・パーシー「何て事無いよ。僕の居た作業場は凄く煩かったんだ。だから何か聞いて欲しい時には思いっ切り「シィーッ!」って言ってたんだ。」 ・ナレーター「次の朝、トーマスが到着した。」 ・トーマス「ハット卿に言われたんだ。『手伝って欲しい』って…」 ・エドワード「シーッ…、ハット卿が来たぞ!」 ・トップハム・ハット卿「トーマス、早かったなぁ。実はヘンリーとゴードンとジェームスが臍を曲げてな。『タンク機関車みたいに移動作業をするのは嫌だ』と抜かしおる。暫くの間、君等に本線を走って貰いたい。」 ・トーマス「よーし!力の程を見せてやる!!」 ・トップハム・ハット卿「パーシーも手伝うな?」 ・パーシー「勿論です。是非やらせて下さい。」 ・ナレーター「エドワードとトーマスは本線を走り、擦れ違う度に挨拶を交わした。パーシーは支線を走った。トーマスはアニーとクララベルが心配だったが、機関士と車掌が面倒を見ると約束してくれた。列車の本数は少なかったが、乗客は気にしなかった。ゴードン達が罰を受けている事を知っていたからだ、ゴードンとジェームスとヘンリーは寒くて寂しくて惨めだった。馬鹿な事をしたと、今では反省している。」 |
英国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国版CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本版CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・パーシー:中島千里 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・ナップフォード駅長:小林俊夫 |
シリーズ前回 | おおきなきかんしゃとてんしゃだい |
シリーズ次回 | パーシーにげだす |
原作前回 | 炭水車と転車台 |
原作次回 | パーシーのしっぱい |
参照画像 | 参照はきかんこのもめごと/画像? |