モイネロボ

Last-modified: 2024-12-06 (金) 09:40:13

ボストン・ダイナミクス社が開発した電気駆動の多目的四足歩行ロボット、spot(スポット)の別称。
転じてリバン・モイネロ(ソフトバンク)の別称となる場合もある。

概要

2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延により感染拡大防止のため無観客でシーズンが開幕されることとなった。
各球団無観客の球場を盛り上げるためのアイデアが実行される中、ソフトバンクはグループ会社で開発されたPepperと傘下の会社にあたるボストン・ダイナミクス社が開発し発売されたばかりであったspotをPayPayドームに配置し、これらがラッキーセブン時のパフォーマンスなどを行う事となった(後述)。

7月12日の試合前にはspotがグラウンドにてパフォーマンスを行っていたが、この時テレビ中継ではモイネロのシーズン成績が出されており、この瞬間をスクショされたものがアップされた。

折しもモイネロは7月11日時点で23試合のうち12登板という酷使とも言えるハイペースで尚且つ毎試合当然の如く三振を奪う光景が見られた*1為、結果として「(酷使に耐える為に)モイネロがロボットに改造された」というネタが生まれてしまい、語感の良さもあってたちまちspotは「モイネロボ」という渾名で呼ばれるようになってしまった。

画像

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モイネロボとPepperによる謎の儀式

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動画

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上述したラッキーセブンのパフォーマンスのこと。四足歩行のモイネロボと無表情のPepperが踊る姿は傍目から見てもあまりに不気味だったことにより、あっという間に「謎の儀式」「デバフ*2」と呼ばれるようになった。
あまりの注目度からモイネロボたちのパフォーマンスは観客が入っても続けられ、CSや日本シリーズでも活躍。この年のソフトバンクを象徴する出来事のひとつとも言える。

しかし、ボストン・ダイナミクス社がこの年暮れにソフトバンクグループから外れることが決まった*3ため、モイネロボの役目は残念ながらこの年限りとなってしまった*4

モイネロボと戯れるモイネロ

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その他の事例

「その成績が貼られている選手と無関係なものが写り込む」というネタは昔から見られるものである。

イチロー  安打製造機ハトロー*5
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田中将大 変化球王子鴎
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大谷翔平  二刀流雁
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村上宗隆  やくるとのしゅほう
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井納翔一大貫晋一  勝利投手たぬき
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森下暢仁  打たれた月見団子*6
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奥川恭伸  そして誰もいなくなった。
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伊藤大海  ある意味正解かもしれない
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山岡泰輔  5勝4敗法元明菜*7
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関連項目


*1 シーズン奪三振率は14.44。奪三振率は「アウト27個あたりいくつ三振が奪えるか」なのでこの年のモイネロはアウトの過半数が三振だったことになる。
*2 ゲーム用語で、ステータスを下げる行為のこと。代表例として「ドラゴンクエスト」シリーズの敵の守備力を下げる呪文「ルカニ」など。なお、このパフォーマンスはホークスのラッキーセブンに行われているため、本来はホークスのステータスを上げる方の「バフ」であるはずなのだが
*3 韓国の現代自動車(ヒョンデ、ヒュンダイ)に保有する株式の8割を売却。残る2割はソフトバンクが保有し続ける。
*4 翌2021年はモイネロボの穴を埋める形でPepperを大幅増員して謎の儀式を継続。最終的に100体規模まで増加した結果「最大のロボット応援団」としてギネス世界記録の認定を受けるまでに至った。
*5 なんJでは鳩とされているがこの鳥はセグロカモメであり鳩ではない。当然イチローとは無関係だったのだが2022年にパワプロにイチローが22年ぶりに参戦した際に共に描かれてしまい無関係とは言えなくなってしまった。
*6 バットになってしまったこともある。
*7 山岡が先発した2022年7月8日は『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』とのコラボ試合で、同作品に出演している声優の法元明菜と相良茉優が始球式に登場。しかし解説席での話題はこの日先発の山岡でありその山岡の成績が表示されている。