ペンギン

Last-modified: 2021-11-29 (月) 17:35:31

東京ヤクルトスワローズの球団マスコット・つば九郎のこと。


概要

つば九郎の名前の由来は、つばめの別称がツバクロであることから。しかし外見からはペンギンと誤解されやすく、公式も「ペンギンに間違えられると減俸」などネタにしている。
セリフは筆談(全て平仮名)で、スワローズのホーム試合開始前にスケッチブックをフリップ代わりに色々な事を呟いている。

とてもマスコットとは思えない自由奔放な振る舞いを多数する事から「ペンギン」、略して「畜ペン」と呼ばれる。
しかし一方で、スワローズ愛・プロ野球愛に溢れたぐう聖エピソードにも事欠かず(このような時は「聖ペン」と呼ばれる)、なんだかんだで憎めない存在でもあり、昨今の行き過ぎた畜生キャラが跋扈する中、分別がある点も長年の人気の秘訣と言える。

 

ぐう畜エピソード

  • 喋る*1
  • 焼き鳥を食う
  • ソフトバンク時代の杉内俊哉契約更改の度に煽る
  • HARAにミルミルという名の賄賂を贈る
  • ロッテとの交流戦時、相手マスコットのマーくんにマクドナルドのマックシェイク*2をプレゼントし、自分も飲む
  • 交流戦で神宮球場に現れたパ・リーグ球団のチアリーダー達に対して「これはやみえいぎょうだ」とコメント。
  • 平然と阪神の選手の中に混ざる*3
  • ヤクルトファンのカップルに向けてわかれろ!!」とフリップに書いて突き出す
  • オールスターの試合終了後、選手とマスコットがハイタッチする際に選手側に並ぶ。
  • 通算1999安打で名球会入りに王手をかけた日に失策*4した宮本慎也に対し、試合後に「通算100エラー達成」を祝して花束を贈呈*5
  • 宮本慎也「6さま*6以外のあだ名を何か考えてほしい」→つば九郎「じゃあ、86さま*7で」。(出典:つば九郎の著作「ぽじてぃぶじんせいそうだん」)
  • 『直撃LIVE グッディ!』(生放送番組)のスタジオに幾度も乱入
  • 山形さくらんぼテレビの放送にも乱入。「りはのときかみまくりのふたり」
  • 他球団マスコットに暴力を振るう*8が、たまに仕返しもされる。
  • 様々な時事ネタに敏感かつそれを積極的にブチ込んでくる*9
  • 当時5位の巨人・亀井義行(善行)がサヨナラホームランを打って涙した*10のを見て、「ゆうしょうしたときみたいなかめいくん。なんいだとおもってる?」と煽る。なおこの時の最下位はほかでもないスワローズだった
  • こどもの日に「ひとのものをおかねでもっていく」「ほーむらんかぜがふいている」などと盛大に某球団を皮肉る。違う年のこどもの日には、NHKから幼少期の憧れの選手を問われ山本浩二と回答。解説の小早川毅彦から「なんでヤクルトの選手にしないんでしょう」と苦笑交じりにマジレスされる*11
  • マスコットでありながら競馬・競輪の予想をして、何度か当てる*12
  • 一方セ・リーグの順位予想を行う際はヤクルトを1位にしない
  • 神宮球場で行われた日本ハムとの交流戦前に流れた「今日のつば九郎」の内容が、すぎやく~んすぎやく~ん、よんだだけです。」
  • キャッチボール中の野上亮磨(西武→巨人)の前で『恋愛レボリューション21』を踊る*13。2019年も神宮球場での東京音頭の際にさりげなく踊り煽る
    • さらに、交流戦で再会した杉浦稔大(現日本ハム)の前では、流れていたBGMが『Y.M.C.A』であったにも関わらず『LOVEマシーン』を踊る*14
    • 果ては2020年10月24日に神宮球場で開催されたヤクルト・中日戦で、隣の国立競技場から花火の煙と多数の風船が試合中に流れ込んで2度試合中断となる珍事*15*16が起きたが、その試合のラッキー7で東京音頭に合わせて嵐の『A・RA・SHI』のサビ部分の振り付けを踊る。
  • 一部ファンから『ジャイアンリサイタル』とも評される西浦直亨の歌声悶絶
  • 宙船』『チャコの海岸物語』などの曲を流し、歌詞中の「お前」の部分だけ口を塞ぐ「お前」をとことんネタにする。
  • 広島に打ち込まれ5回裏終了時点で11点差となった試合で6回表前にスライリーと玉入れ対決をすることになるも、当然のように放棄してスライリーに玉と籠をぶつけまくる。
  • 崩れ落ちる久古事件翌日、ボールを転がして現場検証を行う。
  • 2020年2月に浦添市長を表敬訪問した際「どんなときもがんばる」「せかいでひとりのしちょう」と槇原敬之*17の曲をネタにした上、「さくらをみるかいによばれましたか?」と政治ネタもぶち込む。
  • コロナウイルスが猛威を振るう中で東京都内に外出自粛命令が出た際、若者に向けて外出禁止を呼びかけつつも、何の脈絡もなくドアラが前方不注意転倒する様子を晒す。
  • ヤクルト所属の日本人では石井一久以来となるノーノーを成し遂げた小川泰弘に対しウイニングボールを取り立てる
  • 2021年3月25日、サンテレビで放送された『熱血!タイガース党』の神宮レポートに乱入してやりたい放題で現地の橋本航平アナや司会の湯浅明彦アナたちを困惑させる。阪神かつヤクルトOBである濱中治に窘められるも「台本通り」と煙に巻く。

ぐう聖エピソード

  • 2012年のCSで敗退が決まった試合後、一羽きりで残されたベンチで落胆のあまり放心状態になる*18
  • 空振りしたフォロースルーでバットを当ててしまったバレンティンと、被害者の石原慶幸の間へ入って気まずさを取り払う。
  • 2016年末、赤松真人(広島)が記者会見で胃がんを公表した翌日にブログでエールを贈る。その後、2017年に広島がリーグ2連覇を達成してから初となるヤクルト戦(神宮球場)の前にも、赤松と鈴木誠也*19にエールを贈る。
  • ヤクルトファンの過激な行動を止める
  • 由規の5年ぶりの勝利に感極まる。
  • 2017年のオールスターにヤクルトで唯一選出となった小川泰弘を心配*20「あいつ、ふざけてる!っていわれたっていい。おれがたてになってやる。きもちよくなげさせてやりたい。」と、意を決して小川と共にリリーフカーへ同乗するサプライズ演出を敢行しスタンドを沸かせる。
  • 2015年の日本シリーズ最終戦で引退の挨拶を終えた松元ユウイチを呼び止め、川島慶三五十嵐亮太、飯田哲也*21らソフトバンク側から駆け寄ってきた人物と抱擁させる*22
  • 選手の引退や移籍、長期離脱時に寄せるブログの送別コメントが泣かせる。ヤクルトの選手は勿論、場合によっては他球団の選手達も対象に。
  • 2018年夏~秋に立て続けに発生した自然災害(大阪北部地震・西日本豪雨*25・北海道胆振東部地震)の被災地にエールを送る。
  • 長野久義がFAで巨人入りした丸佳浩の人的保障で広島に移籍する裏で、率先してジャビット(巨人マスコット)とスラィリー(広島マスコット)の間に立って握手させ、セ界平和に貢献する。
  • 2019年シーズン初勝利を大いに喜びつつも、最後に手に死球を受けて途中交代した坂口智隆を気遣う一言を載せる。
  • 11連敗を喫していた広島がついに連敗をストップさせた際、同日自身のチームが敗れたことを差し置いて「まえださんきくりんせいやくん。さっそく、あめやんだし、よがあけたね」とブログで広島関係者を労うコメントをした。
  • 2020年2月に野村克也が他界した際には、ブログで野村への感謝に加え、息子である野村克則(楽天一軍作戦コーチ)に対して「2ねんで、たいせつな、だいすきなりょうしんをうしなったかなしみ*26は、おさっしします。(中略)えがおのにあうかつのりくん。はやくあの、りょうしんそっくりなえがおがもどりますように」ともコメント。
  • 2020年10月25日の五十嵐亮太の神宮での引退試合でファンが待ち受ける右翼フェンスによじ登る際に五十嵐の体を支えてお手伝いした(リンク動画)。
  • 2021年8月18日、選手及び関係者のコロナウィルス感染により夏の甲子園出場辞退を余儀なくされた高校球児達に対しブログでエールを送る*27
  • 2021年日本シリーズ第4戦先発投手石川雅規の日本シリーズ初勝利に感極まり石川と抱き合う

余談

  • つば九郎の前身となるマスコットキャラとして「ヤー坊」と「スーちゃん」がいたが、2003年の沖縄浦添キャンプの際にこの着ぐるみを浦添市に寄贈した後存在を忘れられ「謎の鳥」扱いされて倉庫に保管されていた。2014年に「なんちゃってつば九郎」としてイベントに出た後身元が判明した模様。
  • 1994年のデビュー直後に真田広之主演の『ヒーローインタビュー』で映画出演もしており、今とは比べ物にならないスリムかつ真っ白な腹で出演していた(ちなみにつば九郎の中に入っていたのはいしだ壱成)。
  • 燕太郎*28バファローベルのスカートの中を覗いた事件では冤罪をかけられた。つば九郎は後日「えんたろうのせいで おれもへんたいあつかい」と不満を述べている。
  • マスコットの身でありながらも、毎年契約更改を基本的に大トリで行っている。また2012年にはFA宣言を行い、FC東京・テレビ静岡・Google日本法人など22団体からオファーを受けたが、結局残留することに。
  • 毎年ドラゴンズのドアラと組んでクリスマス前後にディナーショーを行いチケットが1分で完売する
  • 東京ヤクルトスワローズ原作・監修『天に向かってつば九郎』が講談社より発売されているが、こちらでもリアルにも劣らない畜生ぶりを存分に発揮している。
  • なんと刑事ドラマ『つばめ刑事』の主演となる真中満山田哲人、中日マスコットのドアラも出演。
  • 主に1970年代にヤクルトで活躍し、変則技巧派左腕投手として知られていた安田猛は投手としては小柄だったこともあり現役時代ペンギンに例えられることが多かった。また、いしいひさいちによる漫画『がんばれ!!タブチくん!!』でもペンギン扱いされたりしている。
  • 野球情報サイト・『BASE BALL KING』のヤクルトの絵文字はペンギンである。


外部リンク

関連項目



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*1 NHKの取材を受けるウラディミール・バレンティンに日本語を喋らせるべく、耳元に「ごちそうさまです」とささやいた様子がマイクに入ってしまい、字幕まで付けられてそのまま放送された。これについて球団の広報は「皆さんがご覧になられたのは錯覚です」とコメントし、本人の方ではなく放送したNHKに抗議した。
*2 ロッテグループにはロッテリアというファーストフード店があるのでライバル社の製品ということになる。
*3 秋田こまちスタジアムでの試合。
*4 この失策で、三塁手としては日本最高だった連続守備機会無失策が257で途切れている
*5 遊撃・三塁のスタメンを十数年間も務め続けて100失策は極めて少ない。悪戯を装った巧妙な賞賛とも取れるが、どちらにしろ畜生。
*6 現役時の背番号6+敬称の「様」。つば九郎が命名。
*7 ヘッドコーチ時代の背番号86+敬称の「様」
*8 中日・ドアラにスプレーで眼つぶしを食らわす、広島・スラィリーをヘルメットで殴る、楽天・クラッチを投げ飛ばす、オリックス・バファローブルバズーカで撃ち倒し止めに入ったバファローベルにも銃口を向ける、ソフトバンク・ふうさんの転倒時に避けてから蹴りを入れるなど。
*9 野球関連ではくいずとばくはっけん」「まえかれをふたりしっています」「びょういんでたいあたりしないことなど。
*10 この日、亀井は前の打者であるケーシー・マギーが3打席連続で敬遠されて勝負を挑まれるという屈辱を受けていた。
*11 ヤクルト、広島、山本、つば九郎の全てに縁のある小早川の解説日に合わせたならば相当な策士である。
*12 球場で競馬新聞を読んでいる姿をカメラに抜かれた時は、慌てて新聞を投げ捨て東京音頭用の傘に持ち替える。
*13 野上の妻は元モー娘。メンバーの石川梨華。ちなみに石川はこの曲がきっかけでブレイクした。
*14 杉浦の妻も元モー娘。メンバーの紺野あさ美(のちテレ東アナ→フリー)。なお、杉浦はその日の先発だったが5回に何の脈絡もなくいきなり崩れたため、「ペンギンの呪い」とネタにされた。
*15 この時国立競技場では嵐のコンサートの収録が行われていた。後日に配信が行われる予定のコンサートだったため、保安上の関係から秘密裏に収録がされていたものの、このトラブルによって隠しようがなくなってしまい、所属するジャニーズ事務所が試合進行を妨げたことに対し謝罪文を出す事態となっている。
*16 ちょうど花火が上がったタイミングで中日・滝野要がプロ初安打を放ったため、「初ヒットをジャニーズに花火で祝ってもらった選手」とネタにされた。
*17 前日に覚せい剤で逮捕されていた。
*18 ドアラとの撮影のため、選手が引き上げた後もつば九郎だけは待たされていた模様(リンク動画)。
*19 当時、守備の際に足を負傷、離脱していた。
*20 7月7日の試合で5点リードを吐き出して負け、9日にも打ち込まれたばかりで小川選出に懐疑論が多かったため。当該項目詳細。
*21 元ヤクルト→楽天。当時はソフトバンクのコーチをしていた。
*22 川島・五十嵐・飯田がヤクルト在籍経験者という事からの配慮と思われる(リンク)。
*23 8月に手術を受けたため。この時つば九郎はカープの選手達が反応するよりも早くメッセージを送ったが、田中の事を「C#2」(CはCarpのC、2は田中広輔の背番号)と表記している。これは、その年の田中が不振でカープファンから多大なヘイトを溜めていたことに配慮したためと思われている。
*24 10月1日付で戦力外通告を受けたため。この年の亀澤が打撃不振で出番を減らし、俊足セカンドの枠を阿部寿樹に取って代わられたことが背景にあると見られるが、それでも多くの竜党は亀澤の戦力外を予想しておらず、発表後にはショックの声が多く聞かれた。その後、亀澤はトライアウトを経て琉球ブルーオーシャンズ入りし、つば九郎には亀沢から直々に報告があったらしい。
*25 なお、ちょうど広島遠征中だったヤクルトもこれが原因で用具車が足止めを喰らい、広島から次の試合がある名古屋へ移動できなかったため、ドーム球場であるにもかかわらずナゴヤドームでの試合が中止となった。
*26 克則の母である野村沙知代は2017年末に他界している。
*27 感染被害者の心情を考慮したのか、アメンバー限定公開記事となっている。
*28 2005年から2014年まで活動していた球団マスコットの1人。妹のつばみと異なり、つば九郎との関係性は不明。