追いロジン

Last-modified: 2021-12-08 (水) 21:12:35

2021年8月4日に行われた2020年東京オリンピック野球ノックアウトステージ準決勝(韓国戦)での一コマ。
テレビ中継された国際試合での出来事だった為、なんJは勿論TwitterなどSNSでもトレンドとなった。

概要

伊藤大海(日本ハム)は、シーズン前半は勝ち運にこそ恵まれなかったものの安定したピッチングを続け、東京五輪の野球日本代表・侍ジャパンに選出された*1

準決勝の韓国戦の7回表、伊藤は岩崎優(阪神)からマウンドを受け継ぎ登板。
2死の場面で、打席の韓国代表・朴海旻(パク・ヘミン)からタイムをかけられる。地上波解説の新井貴浩が審判と話し込む朴を見て「ロジンのつけすぎに物言いがあったのではないだろうか」と推察するも、それを知ってか知らずか伊藤は何事もなかったかのように大量のロジンをつけ始め朴が唖然とした様子が話題になった。

この日伊藤は2回を無失点に切り、8回裏山田哲人(ヤクルト)の3点タイムリーツーベースで勝ち越したため試合は5-2で勝利。勝ち投手になった伊藤は試合後このようなツイートをした。


一見応援したファンへの感謝に見えるが、後ろのハッシュタグ#追いロジン「ロジンを大量につけたのはわざとなのでは?」と話題になった。
さらに伊藤は続けてこのように釈明した。

※注 誤:ルーム的にはフェア→正:ルール的にはフェア

記事

“ロジン付けすぎ問題”侍伊藤大海「フェアでしょって」激励コメントに感謝 - 日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/baseball-softball/news/202108050000041.html

登板した7回は、相手の揺さぶりにも全く動じなかった。2死無走者で迎えた韓国の1番朴海旻が打席途中で球審に話しかけた場面。伊藤が右手に付けたロジンを息で飛ばすことで、ボールが見えにくいことを身ぶり手ぶりでアピールされた。シーズン中も同様に球審から注意を受けたことがある。その時も、キャッチボールから1球ごとにロジンを欠かさないルーティンを崩すことはなかったが、この日も同様。クレーム直後に、顔付近に粉が舞わないようにだけ注意して、たっぷりと右手にロジンを付けた。「バッターもガンガン(滑り止めの)テープを付けている。フェアでしょって。ルール的には全員、悪くない。いつもより多めに付けるくらいでいきました。ハハッ」。最後までロジンを舞わせて、力強いボールを投げ込んだ。

#別ロジン

日本戦で敗れた韓国は翌日の5日にアメリカと対戦したが、その試合を見ていた伊藤はこのようなツイートを投下する。




まるで韓国サイドを煽るかのような強心臓(を越えたぐう畜)っぷりになんJでは「これはダルビッシュの後継者」*2「鋼メンタルでない限り貧打守乱リリーフの投壊が蔓延る日ハムでは投げられない」とネタにされた。

ただし、伊藤自身は5日夜のツイートで「(韓国の打者からの)指摘が的確に伝わってなかった」「煽りではなく、疑問なだけです。」と追記している。

なお伊藤は7日のアメリカ戦(決勝)でも1回0/3を無失点で抑える好投。金メダル獲得に大きく貢献した。

追いロジンへの反響

関連項目


*1 コンディション不良で辞退した菅野智之(巨人)の代替選手として選出。ルーキーの代表選出は栗林良吏(広島)に次ぎ2人目。
*2 北海道出身の伊藤は幼少期からダルビッシュ有のファンであり、ピッチングスタイルの他ヘアースタイルをマネするほどである。
*3 ちなみにこの試合でプロ初完投・初完封勝利を挙げた。
*4 なおこの日は伊藤の誕生日である。
*5 オリックスが札幌ドームに乗り込んで試合をする際はラッキーセブンにオリファンがネタ成分やメッセージを含んだボードを掲げ場内の笑いを誘うのが定番となっている。
*6 ちなみに下には、小さく「伊藤大海選手オリンピックナイスピッチでした」と書かれていた。
*7 とは言いつつもオリンピックまでの直近6試合は援護もそこそこ貰いつつ6連勝とそこまで息苦しくはなかった。