伊藤ハムファイターズ

Last-modified: 2025-01-19 (日) 02:12:55

伊藤大海が孤軍奮闘している状態の北海道日本ハムファイターズを揶揄した言葉。

概要

伊藤は2020年のドラフト会議で日本ハムから1位指名を受け、苫小牧駒大から入団。日本ハムが北海道へ移転して初となる地元出身ドラフト1位の投手となった。ルーキーながら開幕ローテーションに入り、5試合目の登板で初勝利を決めたが、そこまでの4試合では以下のようなムエンゴザル守備に泣かされていた。
そのため、「伊藤最大の敵は対戦相手ではなく、味方の打線と守備、さらには試合によっては後続投手も」との認識が深まっていき、不甲斐ないチーム状況を見て親会社のライバル会社の伊藤ハムになぞらえ「北海道伊藤ハムファイターズ」と皮肉られることになった。

初登板から初勝利まで

日付対戦チーム球場個人勝負投球回投球数被安打奪三振失点自責点援護点
3月31日西武札幌ドーム-610248111
4月7日ソフトバンク7118411322
4月14日西武メットライフドーム610979221
4月21日ロッテZOZOマリン-7119510335
4月28日ソフトバンクPayPayドーム610243004
  • 4月7日 対ソフトバンク戦
    7回1死一・三塁のピンチで中村晃をピッチャーゴロに打ち取りダブルプレーで攻撃終了…とならず、遊撃手・中島卓也による痛恨の捕球ミスで三塁ランナーが生還し同点。直後に松田宣浩に勝ち越しタイムリーを浴び、7回3失点11奪三振(自責点2)で降板した。試合はそのまま2-6で敗戦し、当然ながら伊藤は負け投手に。ベンチでは1人頭を抱え涙を流す姿も見られた。
  • 4月14日 対西武戦
    6回2失点9奪三振の成績を残すも、相手のエラーによる1点しか援護を貰えず、2敗目を喫した。試合後、栗山英樹監督が「打たなくても勝たなくちゃいけない」と発言したことも話題を呼んだ。
  • 4月21日 対ロッテ戦
    珍しく味方から5点の援護を貰い6回まで無失点に抑えるも、7回に2ランを浴びるなど3失点。それでも7回3失点で4試合連続のQSを達成して後続に託したが、8回に1点を失い、9回は杉浦稔大が2アウト一塁まで漕ぎ着くも、かつてファイターズに所属していた岡大海逆転サヨナラ2ランを被弾し、伊藤大海の勝ち投手の権利もサヨナラとなった。


関連項目

Tag: 日ハム


*1 9回の満塁では無死満塁から点が入らないパーフェクト残塁グランドスラムに終わっている。