- 前横浜DeNAベイスターズ、元オリックスバファローズ一軍打撃コーチ・小川博文を教祖とする宗教。
- 福岡ソフトバンクホークス三軍打撃兼外野守備走塁コーチ・関川浩一、同一軍打撃コーチ立花義家を教祖とする宗教。
→関川の呪いを参照。
ここでは1について述べる。
概要 
小川は1988年ドラフトで2位指名を受けにオリックスブレーブスに入団。のちブレーブス改めブルーウェーブの連覇に貢献。当時のオリックス監督・仰木彬が採用した日替わりオーダー(所謂、猫の目打線)で上位から下位まで様々な打順で結果を残し1~9番での全打順本塁打を達成している。その後、横浜ベイスターズに移り2004年に引退。
その後、オリックスの打撃コーチに就任し幅の広い打撃術を指導できるのではとファンから期待された。
ところがオリックスバファローズの打撃コーチを任されると、チームは深刻な貧打にあえぎ2015年をもって退団。
最多本塁打最少得点 
そして横浜DeNAベイスターズの打撃コーチに転じるも、チームの打撃成績は低迷。ベンチリポートで訪れるアナウンサーに対し相手投手が誰であっても「積極的に」としか答えない小川に苛立ちを募らせ、片岡篤史の右打ち教や村田真一のコンパクト教になぞらえ、ファンからは早打ち教と揶揄された。
その結果2018年シーズンはリーグ最少四球、リーグ最低出塁率どころかリーグ最多チーム本塁打とリーグ最少チーム得点の同時達成という大珍事を勃発させてしまいBクラスへ転落。この責任を取って同年オフでコーチを退任した。
現役時代に圧倒的な打撃力を武器に早打ちであっても結果を残したアレックス・ラミレス監督の影響を問う声もあったが、ラミレスは監督としては出塁率を重視する発言が非常に多い*1。そのため早打ち教は小川の影響であると思われる。
2019年からは楽天と巨人で名声を得てから古巣へ復帰となった田代富雄コーチの指導のもと、DeNAはリーグ最少四球を返上し21年ぶりの2位へ躍進。2020年もホセ・ロペスの不振やタイラー・オースティンの故障離脱が長引いても高い打撃力を維持した。ただし今度は機動力の低さ*2が脚を引っ張り、リーグトップのチーム打率.266、リーグ3位の出塁率.324、リーグトップの本塁打数135を記録しながら得点は495点と3位止まり。打率.246(リーグ5位)しかなかった阪神と22点しか変わらなかった。
反論 
しかし他の教祖と異なり、小川の指導が実際にハマっていた選手もいたとされている。
その典型的な例が桑原将志で、かねてより小川の指導で打撃フォームなどを改良していることが報道されており2016年から2018年の間リードオフマンとして活躍していた。
しかし小川が退任した2019年以降は打撃で迷走を続け、守備の人と化している。
また、ネフタリ・ソトに関しても小川の指導の影響で復調したという報道があり、一部からは「言われるほど無能ではないのでは」「不振のスケープゴートにされている」と反論される場合もある。