横浜DeNAベイスターズ、ネフタリ・ソトの蔑称。単にポトと言われることも。
概要 
2019年4月9日の阪神戦(甲子園)、この日ライトを守っていたソトが平凡なフライを2度も落球。1度目は一旦はエラーと記録されたがボールに触れていないと判断されて覆り三塁打、2度目は正真正銘のエラーを記録。この2プレーで5点を献上しただけでなく、当時足の指を骨折していた梅野隆太郎のサイクルヒット達成をアシストする結果となった*1。
特に2度目の落球は、8回2死から守護神・山﨑康晃を投入した状態で発生。この落球により逆転負けしただけでなく、ルーキー・上茶谷大河の白星も消滅。当時のソトは打率の低さにより「ネタフリ(寝たふり)・ソト」という蔑称がつけられていたが、2連続落球によって新たにトッタフリ・ポトが誕生した。
ただし語感の良さがウケて定着した蔑称であり、捕った振りをして誤魔化したわけではない。実際はあくまで技術不足による落球であるため、ある意味「逆風評被害」ともいえる。
再演 
4月23日の阪神戦(横浜スタジアム)でも、この日セカンドを守っていたソトが平凡な内野フライを落球。既に6点差がついていたため、試合への影響は少なかったものの、ソトがエラーをする度に蔑称を連呼される決定打となってしまった。
ソトの守備力 
本職は一・三塁を主戦とする内野手だが、チーム事情*2により二塁・右翼での出場であった。ただし二塁は一時期倉本以下と評され、右翼でも上記の通り落球のイメージが植え付けられているなど余りよろしいものではない。これは守備位置をコロコロ変えるアレックス・ラミレス監督の采配にも問題があると指摘する声もあった。
なお流石のラミレス監督も学んだのかシーズン途中からソトを外野に置くことを避け、基本二塁で起用するように努めている。また2020年シーズンからはホセ・ロペスと併用して時折本職の一塁を守らせるなど、守備力が維持できるように努めているような采配も見られた。
2020年も 
10月18日の巨人戦(横浜スタジアム)において、この日セカンドを守っていたソトは正面のライナーを落球。前に溢したため即座にカバーし併殺を狙おうとしたが、判定上はわざと落球したと見なされ、故意落球によりセカンドライナーで打者の大城卓三のみアウトとされた。
いわばトレナカッタフリ・ポトという判定であるが、なんJ内外でこのプレーは普通にただ落球しただけという見方が大勢を占めた模様。
画像 
「捕ったふり」でトリックプレー 
2021年9月9日の巨人戦(横浜スタジアム)で、一死満塁というピンチの場面において弾丸ライナーが一塁を守っていたソトを強襲するが、ソトはこれを捕り零してしまう。しかし、打球が非常に低く見極めが難しかったためランナーは捕球したと判断し帰塁しかける中、ソトは地面に落ちたボールをすかさず拾い冷静にホームへ送球し3-2-5のダブルプレーを成立させた。
元々難しい打球だったため、正確に言えば捕ったふりではないのだが、以前よりトッタフリ・ポトと揶揄されてきたソトが打球を受けたこと、またランナーの状況を冷静に見極めて迷わずホームへ送球した姿勢からなんjでは「ソトが打球を捕ったふりをしてピンチを切り抜けた」と盛り上がることとなった。