ボストン・ダイナミクス社が開発した電気駆動の多目的四足歩行ロボット、spot(スポット)の別称。
転じてリバン・モイネロ(ソフトバンク)の別称となる場合もある。
概要
2020年、新型コロナウイルス感染症の蔓延により感染拡大防止のため無観客でシーズンが開幕されることとなった。
各球団無観客の球場を盛り上げるためのアイデアが実行される中、ソフトバンクはグループ会社で開発されたPepperと傘下の会社にあたるボストン・ダイナミクス社が開発し発売されたばかりであったspotをPayPayドームに配置し、これらがラッキーセブン時のパフォーマンスなどを行う事となった(後述)。
7月12日の試合前にはspotがグラウンドにてパフォーマンスを行っていたが、この時テレビ中継ではモイネロのシーズン成績が出されており、この瞬間をスクショされたものがアップされた。
折しもモイネロは7月11日時点で23試合のうち12登板という酷使とも言えるハイペースで尚且つ毎試合当然の如く三振を奪う光景が見られた*1為、結果として「(酷使に耐える為に)モイネロがロボットに改造された」というネタが生まれてしまい、語感の良さもあってたちまちspotは「モイネロボ」という渾名で呼ばれるようになってしまった。
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モイネロボとPepperによる謎の儀式
上述したラッキーセブンのパフォーマンスのこと。四足歩行のモイネロボと無表情のPepperが踊る姿は傍目から見てもあまりに不気味だったことにより、あっという間に「謎の儀式」「デバフ*2」と呼ばれるようになった。
あまりの注目度からモイネロボたちのパフォーマンスは観客が入っても続けられ、CSや日本シリーズでも活躍。この年のソフトバンクを象徴する出来事のひとつとも言える。
しかし、ボストン・ダイナミクス社がこの年暮れにソフトバンクグループから外れることが決まった*3ため、モイネロボの役目は残念ながらこの年限りとなってしまった*4。
モイネロボと戯れるモイネロ
その他の事例
「その成績が貼られている選手と無関係なものが写り込む」というネタは昔から見られるものである。
田中将大 変化球王子鴎
大谷翔平 二刀流雁
山岡泰輔 5勝4敗法元明菜*7
関連項目
- 大谷翔平容疑者を逮捕…こちらは明確にミスで起こったもの。
魔改造
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