影世界【かげせかい】 
設定 
- この世とは「別の可能性」で成り立っているという平行世界。あの世とは別の存在。
- 異世界の強大な存在が滅びた際に起きる「エルグ崩壊現象」によって生まれた世界。元々は「狭間の世界」として存在自体はしていたが、どの世界とも繋がっていない「隔離空間」だった。
G1ラストの時点でエリン(ティルナノイ)とつながり、G2~G8のあいだ密やかに拡大し、G9で表世界へ影響を与えるまでになった。
「ノイタールアラト」と呼ばれる純粋な闇の世界と、エリンとの間に存在している。 - 一部のNPCの台詞に「広がる」というものがあり、徐々にその空間を広げつつあるようだ。
- 錬金術が生まれた場所とも言われているが、その詳細は不明。ちらほらとキーワードがあるが、どれも決定的な答えには至っていない。今後のストーリー展開に期待しよう。
- 理由は不明だがメトスのゴーストがシャドウゴーストとして出現していたりする。G10の時点でネヴァンは健在でメトスの封印は解かれていないはずなのだが遠く離れたタラに出現していた。加えて影世界ではメトスの外を彷徨う個体ほどの弱体もしていない。メトスにある黒い霧、靄がエルグ崩壊現象のものに似ているなどメトスと共に謎が多い地域である。
- ネヴァンと関係が深いクルクレの心臓が置かれていた世界が影世界。トゥアンが潜んでいた場所もカリバーンの祭壇などを知っていた点から考えると影世界である。
- ちなみに影世界のポウォール軍団はティルナノイ側の入口からやってきたポウォール本隊である。ゲーム上ではこの辺りの設定解説が皆無に近いためコイツラどっから湧いてきた軍隊なんだよと思った人が自分含め多いハズ…。
- 異世界の強大な存在が滅びた際に起きる「エルグ崩壊現象」によって生まれた世界。元々は「狭間の世界」として存在自体はしていたが、どの世界とも繋がっていない「隔離空間」だった。
ゲーム内での扱い 
- 影ミッションを行うフィールド型ダンジョン。
- ダンジョン同様、防護壁・アイスマインの使用が可能。
笛を吹くこともできる。 - 既存ダンジョンとは異なり半分フィールド扱い。ダンジョンとは以下の点が異なる。
- 休憩で負傷回復が可能。
- モンスターのランク次第では経験値が得られない。
- スイッチを石投げで押せない。
- 「アラトの実」や「サポートパペット」使用で一定範囲内の敵の位置や隠された仕掛けなどを感知できる。
- 防護壁・アイスマインがポウォールによって設置されている場合がある。
- 一部プレイヤーの間で、影ミッション時のフィールドは「ダンジョン扱い」か「フィールド扱い」かが争われることもある。実際には良くわかっていない。
- フィールド派「座って負傷が回復するんだからフィールドだろ」
ダンジョン派「入場制限や人数制限あるし、キャンプペナルティ無いからダンジョンだろ」
しかしこの論争は(公式からの見解が出ない限り)結論の出ない話であり、結局のところ「座って負傷が回復する、外部と隔離された」『影世界エリア』として解釈するのが自然なのかもしれない。
余談 
- 影世界でないはずのクエストの中にも、一部では影世界と同じ扱いをされているものが存在する。
そうしたマップは、見た目が通常フィールドと一緒であっても、システム上は影世界のルールが適応されていたりする。 - ちなみにそうした影ミッションと判定されるクエストでは王政錬金術師の管轄内とみなされ、王政錬金術師活動ポイントがもらえる。
王政錬金術師のお仕事はエイリフ王国の平穏と安寧のために尽力することなので、影世界と関係なくてもちゃんと評価されている……のかもしれない。
しかし秘密組織のアルバン騎士団訓練場、ベルテンミッション、さらには謎多きシードフィナハ?でも王政錬金術師の活動と認められるというのはいささか首をかしげるところではある…。
- G22メインストリーム中の入力式クイズで「影世界」を指す問題が出されるが、「影世界」と入力しても不正解扱いで先に進めない場面がある。回答は「影の世界」と入力しないと正解にならない。
そのため、公式には「影の世界」が正式名称なのか?という疑問が提起されたが、G23現在、ゲーム中のクエスト説明やNPCのセリフ等では「影世界」表記の方が圧倒的に多く使われているほか、G9クリアタイトルも「影世界の英雄」である。
この表記ゆれによって多くのプレイヤーが混乱することになった。
- これはいわゆる翻訳の誤謬であり、これまで多く用いられてきた「影世界」というマビノギ用語を、原語をそのまま訳してしまったため「影の世界」という回答になってしまったことが原因(と思われる)。
もし「影の世界」が正式名称であるのなら、既存の「影世界」という表記は「影の世界」に書き換えられていなければならない。
しかし依然として上述のクイズ以外ではすべて「影世界」で統一されていることからも、G22のクイズの誤訳であると考えるのが妥当だと思われる。