スイッチ

Last-modified: 2023-10-26 (木) 19:42:51

スイッチ【すいっち】

  1. ダンジョンなどに設置されている、部屋の仕掛けを動作させる設置物の俗称。基本的には部屋の四隅に宝箱の代わりに設置されている。ダンジョンによって多彩な種類がある。
  2. 近接武器と遠距離武器など、タイプの違う武器を装備した装備枠の表裏を切り替えることにより攻撃方法を変えること、あるいはそれを前提とした戦闘スタイル。野球のスイッチヒッター(状況に応じて右打席左打席を使い分ける打者)と同じ用法。

ダンジョンのスイッチ

  • ウルラダンジョンでは、部屋の四隅にひとつずつ、合計四つが配置されている。その中の一つが扉を開くものであり、それを引き当てれば先に進める。その他の三つを起動してしまうと、敵が召喚される。
    • 一回のダンジョン攻略における敵の湧き数は、このスイッチ部屋でどれだけ敵が召喚されるかでかなりブレる。というのも、扉を開くスイッチを起動すると同時に、残りのスイッチは機能しなくなるからだ。
      故に、さっさと周回したいときは扉を開くスイッチが当たりだが、敵の討伐やそのドロップアイテム(道中の宝箱部屋の箱の鍵含む)が目的の場合、当たりとハズレが逆転する。
  • イリアダンジョンでは「1度叩くと敵が半透明に沸き、もう一度叩くと敵のうち何匹かが時間差で実体化する」「叩くと一度に大量に沸き、外周の敵以外は時間差で消滅(消えるまでに倒さないと経験値・ドロップ無し)」等、いくつかパターンがある。
  • 影世界では敵と共に壁が出現するタイプ、何度でも押せて何度でも敵が出現するタイプなどがある。
  • なお、影世界以外のスイッチは石投げで叩くことが可能。
  • ウルラダンジョンと影世界のスイッチは、サポートパペットの補助機能によって、どれが正解のものかを判別出来るようになる。これを利用して進行を優先して無用な戦闘を避けたり、逆に経験値やドロップアイテムやトレーニング目的のため、あえて敵を召喚する、といったことが可能になる。
  • ちなみに、浪漫農場に設置する同型の装飾の名称は「ダンジョンの」となっている。

スタイルとしてのスイッチ

  • 近接・弓スイッチ型、魔法・弓スイッチ型、弓・錬金術スイッチ型などがある。初級魔法は武器に依存しないため、武器+魔法の場合は魔法剣士と呼ばれることもある。何でも扱えるようになるとサマルと呼ばれることもある。
  • マビノギでは装備によってスキルに使用制限を受け、また同時に装備できる装備スロットが2つしかないため*1、基本的にはこの2つを切り替えて戦うことになる。ZEROアップデートによってが実装されたため、幻想のコーラス以外は制限を受けないが、
  • 昨今では様々なスキルカテゴリが追加され、それぞれに多種多様なスキルが実装されている。そのため「○○・××スイッチ型」という定義自体があまり聞かれなくなった。
    • これには別の理由も存在しており、多種多様なスキルカテゴリの存在するマビノギで、多種多様な敵が登場する現状に対応するには「純〇〇」という育成方針ではどこかで行き詰ってしまいやすい。そのためよほどの理由でなければスイッチ型・ミックス型にならざるを得ないという事実も無関係ではない。
  • 2016年に登場した「迅速装備切替キット(現在は廃止)」、2017年から恒常販売されている「追加装備スロット」により最大8スロット(2+8で10種類)まで装備品をセットできるようになった。ワンタッチで装備品を切り替えられるため、これまで以上に戦術の幅が広がっている。
    ただし実装直後には装備品が消滅するという致命的な不具合があり、現在では登録した装備品が正しく記憶されないという不具合が持続して起きてい。いざという時に思っていたものと違う装備が出てきたのではたまらない。未来から来た青い猫型ロボットじゃあるまいし……。
    2023年現在では上記のようなバグはほとんど修正されており、安定してミレシアンのエリン生活を支える心強い味方となっている。やはり課金系の不具合の対処は早い…。
    • とても細かいことだがスイッチは「ON・OFF」の2種類の切り替えが語源であったため、3種類以上の異なるスタイルを用いた場合は厳密には「ミックス(MIX=混成)」と呼ぶ。

*1 アイテムインベントリから装備を入れ替えることで事実上それ以上も可能だが、システム面ではIとIIを入れ替えることしか出来ないため、2つが上限と想定されていることが分かる。