ストンプ

Last-modified: 2019-11-28 (木) 13:06:35

ストンプ 【すとんぷ】(Skill)

  • stomp:(荒々しく)踏みつける。stampの変形。
  • 地面に強い衝撃を与えることで、周辺一定範囲の敵に震動を伝えてダメージを与える戦闘スキル。
    • ジャイアント用のストンプは使用する地域によっては地形を変化させることができる。
      他にゴーレムオーガなどのモンスターも同様のスキルを使用する。
      使用する種族によって特性が変わる珍しいスキル。違いについては各項目を参照。
  • ケイティンが使えるという噂があるが、あくまでプレイヤー間の冗談話である。

概要

  • 地面に衝撃を与えて範囲内の複数の敵全てに攻撃を行える。
  • 相手の保護を無視してクリティカルが発生する。
  • 範囲は使用者の前方を中心に広がっており、前方以外(特に後方)に対しては効果範囲が狭いこと。
  • ディフェンスカウンターなどの防御スキルでは軽減・回避することができない。

モンスターのストンプ

  • モンスターが使うタイプのストンプは、腕やハンマーなどを直接振り下ろすか、或いは羽ばたきの後に急降下するなどして地面に衝撃を与え、前寄りの一定範囲に大ダメージを与える。
    また、距離に関わらず被弾した者はダウンする。範囲攻撃なので、死んだフリも無効(アクションが解除されダメージも受ける。文字通り叩き起こされる形)。
    モンスターの種類や大きさによって影響範囲も変わり、広範囲に振動が及ぶ種類もいる。ダメージも大きいため致命傷になりやすい。ゴーレムに叩き潰された経験のある者も多いことだろう。
  • 特性
    • 走っている相手には影響範囲が拡大する傾向にある。
    • モンスターを中心に距離に応じてダメージが変化する。
      基本的に離れるほどダメージは低下していく。
    • 発生の中心点はモンスターの体格により変化し、モンスターの正面寄りに偏る傾向がある。
  • 回避方法
    • スキル準備・待機・発動をしてない状態で動かないでいる。もしくは歩いて移動する(Shiftキーを押しながらの移動)。
      • 但しこれらはある程度の距離を取っていることが条件になる。
    • ストンプが発動する前に効果範囲外へ逃げる。
      • モンスターがストンプを準備する際は特徴的なモーション(腕を振り上げる・羽ばたいて浮かび上がる)をとるため、範囲外へ逃げるのも有効。
        準備を始めてからはモンスターは移動出来なくなるので逃げる事は容易。しかし逃げる距離を読み違えたり、逃げる最中に発動されて攻撃を喰らうパターンもよくある。
      • 格闘術バックステップであれば、見てから充分な距離を取ることができる。
    • 攻撃する。
      • ストンプの準備中は無防備なため、攻撃を入れるチャンスでもある。
        ゴーレムなど、その見た目の印象から怖気づいてしまうだろうが、一番のチャンスなのだ。
        しかし、タイミングが悪いと攻撃を入れた直後に(準備モーションなしで)ストンプを発動する場合もある。このあたりは経験を積んで見極められるようにしていくしかない。
        また、オーガ戦士のようにパッシブディフェンスを所持している場合、下手に手を出すとパッシブで防がれアタックを誘発してしまい、むしろ被害が大きくなる場合もある。

ストンプを使用する主なモンスター


ジャイアントのストンプ

  • ジャイアントが使うストンプは地面を足で強く踏みつけることによって、前方を中心とした一定範囲の敵に少量のダメージを与えながら硬直を与える攻撃スキル。
    また、一部の地形を変化させることが出来る。
  • 使用方法
    • ターゲットはウィンドミル同様に地面を指定して行う。そのため、フタが閉ったままのミミックを叩き起こしたりできる。
      また、範囲内に標的がなくても使えるのが特徴。大きな音を立てて注目を引き寄せ、席を離れているプレイヤーを呼び寄せるために使う例も見られるが、街中での乱用は迷惑になるので気をつけよう。
  • 特性
    • アタックと同じか若干短い程度の後方にまで攻撃判定がある。
      • これは大きく前に踏み込んで繰り出すため、後ろにあるように見えるという説もある。
    • ジャイアントのストンプのもっとも大きな特徴はターゲットを取る能力がない(直接攻撃ではない)こと。アクティブに先制攻撃を仕掛けてこないタイプの敵であれば一方的に攻撃ができる。
      また、この特性を利用して巻き込み型の凍結を非常に容易に、かつ確実に発生させることができる(ラゴデッサなどのクモ類で試すと非常にわかりやすい)。
    • 高ランクまで到達すればクリティカルヒット時に100ダメージを越えることもあるが、それでもウィンドミルやモンスターのストンプには比べるべくもない。どちらかというと他の攻撃へつなげる戦術のためのスキルといえるだろう。
  • 地形変化
    • 雪原かザルディンラスパ火山付近でストンプを使うと、使用した場所を中心に一定の範囲の地面が凹むという雪原のLロッドと同じ効果が得られる(効果範囲はLロッドよりは狭い)。
      • 特にレッドドラゴン戦においてはドラゴンメテオを回避する事ができるため、実用性は極めて高い。
        ドラゴンがそれらのスキルを使用するときは準備行動があるため、これを見込んでジャイアントの元へ駆け寄ってくるプレイヤーもいる。暗に「ストンプしてくれ」というメッセージであるが、受けるダメージはほぼ即死級のため応じるのが無難であろう。
        ちなみに以前はレインオブサンダーも回避が出来たが、仕様変更により回避が出来なくなった。
    • 凍りついた川(レウス川)で使用した場合は氷に穴が開き、釣りをすることが出来る。
      • 一定時間*1を過ぎると氷で塞がれてしまうため定期的に穴をあける必要がある。このためジャイアントで釣りを行う者もいる。
      • しかしG14で実装された浪漫農場ピシス地域に設定すれば、釣果が同じで凍ることも無い池を作れるため、今では川で釣りをする者は少ないようだ。

ゴーレム錬成によるゴーレムのストンプ

  • 錬金術スキルゴーレム錬成によって操作できるゴーレムもこのスキルを持っている。
    ジャイアントのそれと違い、こちらも専用化されている様子。
  • ストンプのランクが一貫してBであり、威力や効果範囲はそこまで目覚しいものではない。
    また、このゴーレムストンプはヒットした相手の「すべて」がアクティブな戦闘状態になる。
    • 威力がジャイアント同様イマイチなためか、プレイヤーももっぱらウィンドミルを使わせることが多い。
      多数の敵に囲まれてしまった際に、無理やりゴーレムに敵を集めておとりにするという使い方もあるが、もともとゴーレム錬成を使う目的が生命力を削るリスクを負わずにウィンドミルを使える点であるため、フルボッコにされる覚悟で使う例は少ないだろう。
  • ちなみにこのストンプではレウス川の氷に穴は開かない。


*1 約二時間といわれている