RS2
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【南ロンギット】の【マーメイド】で発生。
ここは人魚がいたという伝説の残る街。
人魚の肉をよこせ! おれは 不老不死になるんだ!
真相はわからないが、酒場の踊り子は人気だというから、夜になるまであちこち情報を集めながら待ってみよう。
すると酒場でショーが開かれ、なるほど確かにこれは人気が出るのも頷ける。
それも一夜限りのショーではないらしく、再び訪れるとレパートリーを変えて踊ってくれるサービスの良さ。
皇帝もすっかりはまり、このショーを楽しみにしていると、なんと一緒に踊ってくれるサプライズが!
やがてショーが終わると、「いつも来てくれるのね」と脈のありそうなセリフを残して、なぜか何もなさそうな裏口へ去っていった。
余人の目はごまかせてもこの皇帝の目はごまかせんぞ!
こっそりあとを追いかけていくと、そこにはなんと、突然下半身だけが魚類へと変貌した挙げ句、海へダイブする踊り子の姿があったではないか。
⋯いや待てよ。これが噂の「人魚」というやつか?
彼女がもともと海で暮らしているとなると、これ以上出会うのはお手上げか。
なんて思っていたら、近所の住民によれば怪しげな薬を調合してくれる【魔女のほこら】が近くにあるとか。
ダメもとで土下座してでもお願いしてみるか⋯ ⋯ってホントに作れるのか?
材料は近くの【トバ】の崖、【サバンナ】地方、【ルドン】地方の3つでそれぞれ採取できるという。
これをどうにか集めて、足元を見おってからに10,000クラウンを支払って薬を手に入れ、試しに彼女と別れたあのマーメイド酒場の裏手で飲んでみると、本当に彼女のいる海へ入れてしまう。
だが皇帝には魔女からの忠告がひっかかっていた。
「3回潜ると、陸には戻れなくなるから気をつけな。」
それでも会いに行くか、戦いへと引き返すか、彼の心は揺れていた。
付き合わされた仲間たちが不憫で仕方ありません。
このイベントは、酒場で踊りを見るだけなら別に注意点はないのだが、人魚を追いかけるとなると男性皇帝限定(ジェラールも出来る)、それも途中の交代厳禁である。
当の男性皇帝であっても、踊りが終わって彼女の正体をつかみに裏手から建物を出なかった場合はそこで終わりとなる。
さらに、【白アリ軍団の襲来】のクリアが必要。
魔女のほこらにて【人魚薬】をこのイベントで作ってもらえるのは、首尾よく正体を垣間見た場合。
LP回復アイテムなどをこれまで15回作った場合は品切れになるのでアウト*1。
材料のうち【トバ】にある【海ツバメの巣】だけはいつでも取りにいけるから問題ない。
残りが厄介で、【サバンナ】にある【卵のから】は近隣を探すと見つかりはするのだが、入手には【パイロヒドラ】を倒さなければならない。【空圧波】があるといいかも。
そして最大のネックは【ルドン高原】にある【アクア湖の水】。なんとこの水を取るために、さらに別の材料を集めさせられるのだ。
- 必要になるのは【月光のクシ】だが、白アリを退治して平和がもどり人口も増えたモール族が作ってくれる。
- それとは別に、卵のからの情報を聞き出す際にも注意が必要。【白アリ軍団の襲来】をクリアしたはいいがハンターに報告してない(サバンナ地方を併合してない)場合は、サバンナ地方併合が優先されて下手すると年代ジャンプが発生し、皇帝交代によりイベント強制終了となる。
- クィーンを倒す前にイベントを起こして卵のからを回収するか、先にサバンナ地方を併合してからイベントに着手すること。
無事に材料とクラウンが揃ったら、あとは魔女のほこらで薬を受け取って、マーメイドの酒場裏手からダイブすればいい。
このイベント限定の【人魚の海】に入れる。
だが、魔女の注意にもあったとおり、3回人魚薬を利用すると本当に陸に戻れなくなってしまう。
この状態で人魚に話しかけると強制的に【年代ジャンプ】となる。
皇帝が男性であれば、最終皇帝でも挑戦はできるが、その場合は達成するとゲームオーバーになる。
なお、【北ロンギット】でギャロンが反乱を起こした場合、解決後の年代で嵐が発生するとこのイベントは消滅する。嵐を鎮めたとしても復活しないので注意。
RS2R
オリジナル版では、強制年代ジャンプができるという以上の意味合いはない比較的任意のイベントであったが、本作ではこのイベントを完全クリアすることが【踊り子】加入条件となっている。
基本的な流れは同様だが、
- 住民から情報収集をした後で、宿屋で夜まで休んで酒場の椅子に座って踊り子のショーを鑑賞する。
- ショーが終わった後、酒場の店主に話しかけて「明日も来よう」を選ぶと即座に次の日になるので、同様に酒場の椅子に座ってショーを鑑賞する。
- 3回目の直後、踊り子の身体が光に包まれ、酒場の裏手へ掛けだしていくので追いかけると正体が明らかになる。
- その後、酒場のマスターに話しかけて魔女のほこらの情報を教えてもらう。
といった流れになっている。イベントが一連となっているため、最初の踊り子のショーを見る段階から男性皇帝である必要がある。
原作は【性別不明】皇帝では進行できなかったが、【サラマンダー】と【モール】で進行できるようになっている。
人魚薬の材料集めについては基本的にオリジナル版と同様だが、海ツバメの巣については事前に採っておくことも可能。
月光のクシ入手にクィーンの撃破が必要なのも同様だが、ハンターから話を聞かずとも卵のからの場所が分かるため、ハンターに話しかけてしまってサバンナ地方統一→年代ジャンプでイベント失敗……という事態には陥りづらくなっている。
所持金の制限がなくなった上、ファストトラベルも存在するためオリジナル版と比べて世界巡りはだいぶ楽になっている。
実際に人魚薬を使用する場面では、毎回「3回使うと陸に戻れなくなる」という魔女の忠告が回想されるようになったが、別に3回目だからといって特別な警告が出るわけでもない。
人魚薬使用後の人魚の海のマップは自由な探索は不可となり、入った時点でイベント発生、2回目までは人魚と踊って一言喋って陸に戻るという流れ。謎の追いかけっこではなくなった。
3回人魚薬を利用するとイベント後年代ジャンプする。
最終皇帝でイベントを完遂するとゲームオーバーになるのはオリジナル版と一緒だが、人魚の海でセーブすることができないため、ハマる心配は不要である。
このイベントを完遂した後で、マーメイドの酒場を訪れると踊り子と出会うことができ、そこで踊り子についてくるよう言うことで踊り子が加入する。
この時の踊り子(【リコリス】)の話から、このイベントの皇帝の行動は「マーメイドの踊り子に惚れた皇帝が全てを投げ捨てて一緒に遠い地に旅立っていった」という美談として語り継がれていることが分かる。これを聞いた、より実情に近いことを知っているであろう皇帝の心情やいかに。
ちなみにこの時の選択肢に、原作からある「…もう戻れないんだ。」ともう一つ「ずっと…ここにいるよ。」があり、踊り子の言う通りの美談としての印象は多少強化されている。
また、オリジナル版では人魚イベント終了後は「何の楽しみもない」何のイベントもない町となってしまっていたが、踊り子クラスのキャラが登場したため、二度と踊り子が登場しない町ということにはならずに済んでいる。そしてまた踊り子を遠くへ連れて行く皇帝なのであった。
イベントのクリア条件そのものは基本的に同様であるが、オリジナル版と比べ年代ジャンプの条件が緩和されているため、下手すると年代経過で沈没船イベントが発生し、イベントそのものが消滅してしまう。
また、ハンターに話しかけてそのまま年代ジャンプが起こり得るということ自体は変わらないため、要素を満たさないように注意しておきたい。
なお、オリジナル版と異なり、イベントを完遂すると、【歴代皇帝】で『人魚と恋に落ちて消息不明 後に語り継がれる伝説となる』と記録される。
イベント完遂には注意点や苦労も多いが、踊り子が仲間に加入することはそれ以上の見返りがあるので何とか完遂しておきたいところ。