RS2
概要
【ソーモン】の発明家【ヒラガ】の発明した夢の結晶ともいえる「全自動人形」。動力はゼンマイ。
誰に対しても偉そうな口調で話し、皇帝からは「口の悪い人形」と評される。
【レオン】、【ジェラール】、【最終皇帝】を除くと唯一の固有キャラクターであり、通常のプレイであれば固有キャラ唯一の加入任意となる。
固有キャラクターということで出現(加入)条件がやや特殊。具体的には、ヒラガ18世以降になっているとヒラガの家に出現、パーティメンバーが4人以下であれば加入可能。
また、コッペリアを加入させた後、【年代ジャンプ】をして最終皇帝が登場しなかった場合、【皇帝継承】の4人目の皇帝候補として出現する。
ただし皇帝死では継承はできず、継承候補から除外される。
加入条件をよく読むと、要は「加入」と「年代ジャンプ」さえすればいいので、パーティに入れっぱなしにしておく必要はなく、極端な話加入直後に全滅してもいい。
ただし皇帝継承に出てきた際、この時点で皇帝に選ばなければ行方不明になり、2度と仲間に出来なくなる。
コッペリアに皇帝継承した場合、通常の皇帝継承と異なり、ヒラガの家で皇帝継承が始まる。
皇帝継承を受けたコッペリアはそれまでの乱暴な口調から打って変わって、丁寧にヒラガに礼を言い、【アバロン】へと向かう。
この際、ヒラガの家→【アバロン宮殿】謁見の間→アバロンと慌ただしい移動を行う。
その後、コッペリアが退位(全滅、【字幕イベント】等理由は不問)した後年代ジャンプ(帝位がコッペリアの際に年代ジャンプした場合はその際の年代ジャンプを含む)すると、倉庫に安置される。
話しかける(調べる)と【こわれた人形】と表示され、BGM【涙を拭いて】が流れる。
元々乱暴とはいえ、会話を行っていた人形が皇帝の魂を受け継ぎ、本当の命を得るという衝撃的な展開を迎えるわけだが、先代皇帝はなにゆえ、このような口の悪い人形に次代を託そうと考えたのかと疑問もあるところではある。
ステータス
クラス | 種族属性 | 閃 | 腕 | 器 | 魔 | 理 | 早 | 体 | 冥 | 術 | LP | 初期技能 | 初期術 | タイプ | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
技能 | 補正 | 術 | 補正 | ||||||||||||||
仲間 | 人形 | 植物 | 7 | 20 | 20 | 15 | 15 | 20 | 20 | 30 | 15 | 99 | 下述 | 腕力 乱暴/男性(性別は女性) | |||
皇帝 | 腕力 普通/女性 |
仲間時の性別がわかりにくいが、キャラクターとしては女性、クラスとしては乱暴男性。
ただしこの状態で皇帝になることはないので、「クラスとしては乱暴男性」というデータは死にステである。
初期技能 | 剣Lv15、斧Lv15、槍Lv15、弓Lv15、体Lv15 |
---|---|
初期装備 | プリマチュチュ |
初期習得技 (仲間時のみ) | キック、ソバット、カウンター、ネコだまし、集気法、気弾、コークスクリュー、不動金しばり |
閃き
武器系統 | 技名 |
---|---|
剣 | パリイ、落月破斬、プロミネンス斬、風狼剣、咬竜剣、サクション、分子分解、スウォーム、カマイタチ、稲妻斬り |
大剣 | ディフレクト、雷殺斬、聖光、月影、一刀両断、退魔神剣、殺虫剣、殺人剣 |
斧 | フェザーシール、電光ブーメラン、死の舞い、幻体戦士法、デストラクション |
棍棒 | ウェアバスター、動くな、スペルエンハンス、祝福、グランドバスター |
槍 | 風車、ポセイドンシュート、サンダーボルト、下り飛竜、サイコバインド |
小剣 | マタドール、マッドバイター、ライフスティール、火龍出水、百花繚乱 |
弓 | ハートシーカー、皆死ね矢、スターライトアロー |
体術 | カウンター、集気法 |
評価
固定装備の【プリマチュチュ】は多くの耐性を持つほか、【熱】【状】以外の防御力も優秀である。ただし【全身鎧+服】であるため、他は【盾】【ガーダー】【アクセサリー】しか装備できない。
そして、目を引くのが【LP】であり、その値はなんと99。【ソウルスティール】以外でLP0にするほうが困難。
普通にプレイする上では、彼女に関して言うならばLPの存在はもはや無視して良く、普通のRPG同様死んでも何度でも復活出来る感覚で運用出来る。
仲間時は最大の難点が自動戦闘であるが、手持ちの技をランダムで使い、術を覚えさせても使わないので使い勝手は最悪。
加入条件を熟読すればわかる通りこんな面倒なキャラを連れ歩き続ける必要などない。
一方で皇帝になると、仲間時の成長こそ一切引き継がないが指示可能になるので活用はここからだろう。
閃きは【レオン】同様ほぼ不可能なので、強力な技を事前の年代に用意しておくこと。
皇帝の場合、精神耐性があることを活かし、不慮の事故による退却不可からの全滅が起きにくいメリットはあるが、熱防御が低いので対策しないと思った以上に食らってしまうこともある点には注意したい。
【セルフバーニング】や、リマスター版なら【火の指輪】などの自衛策はとっておきたい。
いわゆる亜人である【サラマンダー】、【モール】、【ネレイド】、【イーリス】と同様人間ではない扱いであるが、その種族属性は植物である。
その為、【大木断】や【マキ割りスペシャル】の特効対象となってしまう。前者は利用する敵がいるので一応注意しておきたいところ。
一方で人間ではないので、(同士討ちでなければ当たる心配はないが)【殺人剣】クリティカルによる全【LPブレイク】の心配は無用。